性教育絵本シリーズ『はなくそにんじゃ』
「はなくそにんじゃ」 よしむらあきこ
「せっしゃ はなくそ忍者でござる」
はなくそ忍者の、忍法小さくなあれの術で小さくなった たっくんは、自分の鼻の穴の中に入って・・
鼻水小僧がどうやって鼻くそになっていくか 学びます。
鼻毛さんがゆらゆらしていてかわいい~
ほかほかの鼻くそが、かわいい~
「俺様は鼻くそにならないぞ!」って、鼻水お化けが逃げるのだけれども、
忍者が、「鼻くそはすごい、頑張ったものしか鼻くそになれないのでござる」と鼻くそのでき方を説明してくれて、
のどちんこさんも、「すごいわ」と 褒めてくれ、
鼻水小僧は 自ら鼻くそになる決心をします・・・
おすすめポイント♪
絵が可愛い。
結構科学的!!!
そして、素敵だなっておもったのは、「鼻はほじってはいけません」と書いていないこと。
(「おぬし ほじりすぎじゃ」と言うセリフは出てきます)
最後に鼻スッキリ忍法として、
鼻かみの術、ツボ押しの術、早寝の術、
通院の術、隠れほじりの術 が紹介されています。
こっそりほじってもいいよ っていう感じが、包括的性教育で大事にしている
「自分のからだは自分のもの」「自分のことは自分で決めていい」につながる気がして、
キュンとしました😊
個人的に、はなみずお化けが、鼻毛さんたちに優しくかつがれて「おつかれさま~おつかれさま~」って言われている姿にも癒されました。
特に、幼児~小学低学年のお子さんにおすすめです(^-^)