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『モンスターハンターライズ:サンブレイク』ヘイトの仕組み

無料アップデート第3弾が配信された現在(2022年11月24日)でも、ハンターがモンスターに狙われる順番はヘイトについては「これだ!」という説が出ていません。そこで友人と協力して検証を行い、おおよその真実に近いシステムを調べました。

ヘイト値について

「ヘイト」と呼ばれるシステムの仕組みは、戦闘に参加しているメンバー全員が個別に持っているパラメーター。麻痺や睡眠といった状態異常武器を使い、一定値を超えると状態異常になるのと同じで、ヘイト値が一定値を超えた時点で発動します。

ヘイト値が増える行動

ヘイト値が増える一番の行動は「モンスターの近くにいる」ことと「モンスターに攻撃を当てること」がメインで、これに加えて「アイテムを使用する」「狩猟笛を演奏する」「陽動スキルを発動させる」もヘイト値を上げているようでした。
興味深かったのは、「モンスターに攻撃を当てる」ことでヘイト値は上昇しますが、与えたダメージ「量」については不問だということ。適正距離外からライトボウガンで「1、1、1…」とダメージを与えていても、大剣の真・溜め斬りで4桁のダメージを与えていても、ヘイトを増やすのは攻撃「回数」のみ。
近接武器であれば、攻撃頻度は低くても近くにいる時間が長いため上昇し、ガンナーは距離が遠いけれども、射撃によるヒット数は多くなるため、どちらもヘイト値が上昇しているというわけ。

ヘイト値がMAXになった時のモンスターの行動

ヘイト値がハンターごとに個別にカウントされており、一定値を超えたハンター1人に対して、モンスターは数秒間の連続攻撃を行います。
この連続攻撃が終わるとなんと、全員のヘイト値は0にリセット。また最初から溜め直しとなります。つまり、「ヘイト値」とはこの「数秒間続く連続攻撃を誰に出すか」を決めるためだけのもので、通常の戦闘における「誰を狙うか」という思考とは無関係だということがわかりました。

モンスターは普段、誰を狙って攻撃している?

結論から言うと、モンスターは一定以上近くにいるモンスター(画面左上で、目のアイコンが表示されているハンター)が攻撃候補。

モンスターがハンターを認識しているアイコン

モンスターはクエストに参加しているハンター全員やオトモ、盟勇といった候補の中から、ランダムで攻撃対象を決めているようでした。検証の結果、ヘイト値の蓄積量は無関係か、関係していたとしても微力のようです。
ヘイト値が一定値を超える前にモンスターが狙う相手は完全ランダムなので、同じハンターを二度三度と続けて狙う可能性もありますし、逆にまったく狙われない可能性もあります。完全に運です。
ただし、モンスターの攻撃がハンターに当たると、そのハンターのヘイト値は下がるため、ヘイト値が一定値を超えた時に発生する連続攻撃を受ける可能性は低いという側面もあります。

スキル「陽動」は、初心者を手伝う時に使う

つまりモンスターの視界内にいる限り、いつ自分に攻撃が飛んでくるかはわかりません。でも適度にダメージを受けている人には連続攻撃の対象にはなりませんし、中上級者が同じクエストに参加しているのであれば、スキル「陽動」を発動させてみてはどうでしょうか?
「陽動」はどうやら、モンスターへ攻撃を当てた時のヘイト値増加量を増やす効果のようです。発動させて逃げ回っているだけでは意味がないので、陽動を発動させつつ、攻撃も多く当てていくのが初心者を守る方法です。

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