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助産師は鎖国を持て!【お母さんの予備校】のミッション

わたしは総合周産期センターで勤務するかたわら、
お母さんの予備校®︎ の代表として
オンラインで妊娠・出産・育児のサポートをしています。


妊娠した途端、出産した途端、
「お母さん」とか「ママ」って呼ばれても、
どうして良いかわからない、
不安しかない、パパはなかなか帰ってこない、
責任の重さに心が潰れそう。。。


そんな風におっしゃる方は少なくないのに、
病院も助産院も、点と点の関わり。


自治体の業務委託でご自宅に訪問したとしても、
次の訪問先があるから、ゆっくり話を聞いていられない・・・
心理の専門家じゃないし・・・


「産後うつ」が増えているのは
医療従事者のそんな言い訳による
”やりっぱなし”のせいではないかと感じたことが
この活動を始めるきっかけでした。


この世には、立派な職業に就き
大きくて立派な家で、しれーっとした顔で
生活していて、外から幸せに見えたとしても、

家庭の中でぐちゃぐちゃーとした感情を持て余し
どうしようもなく苦しんでいる人が少なくありません。


でも相談窓口で、あらゆる妊婦さんや
お母さんたちの話を延々と聞き続けても、
病院勤務の助産師の役割といえばせいぜい、
保健師さんに連絡したり、
お医者さんに薬を出してもらえるように
お繋ぎすること・・・


なんの根本解決にもならへんねんけど。

そんな実態に、わたしはうんざりしてきました。


心に傷があると、人と安心した関係性を築けず、
自分を大切にできずに自分が愛されたいがために
承認を求めて、生きるエネルギーを消耗します。


愛は母乳と同じで、溢れたぶんを出せば出すだけ
たくさん出るようになっていきます。


でも、自分が飢餓状態なのに、
子どもに愛を注いでいけるわけがありません。


出産前の子育ての準備は、広告に釣られて
便利なグッズを揃えることではありません。


体を快適にし、心を育てていくことが
なによりも重要なのに、それを準備できる場所が
どこにもないのです。


お母さんの予備校での受講生の変化を
アメブロにまとめました。

https://ameblo.jp/satomidwife/entry-12820571558.html


習慣と環境で、人は変われる!

この環境を「お母さん」になる方に届けていくのが
【お母さんの予備校】のミッションです。

近年は、おおやけの機関では他職種との連携や
価値観の多様性と透明性を求められます。


ですが、助産師はこれからの時代
「鎖国」を持つべきだと考えています。


他人のイデオロギーに邪魔されずに、
助産師自身が自身のフィロソフィーを通して
「本当に大切なこと」を思う存分に伝え、
力を発揮していく環境が必要だからです

だって助産師は、女性の代弁者です。

女性に真理を突きつけていけるのは
助産師の役割だと考えます。


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