モノクロ写真と時間旅行
実家の断捨離。
捨てられない両親が何十年も溜め込んでいたモノ・モノ・モノ
少しづつ処分をはじめ、はや1年半。
屋根裏収納のモノは半分くらい処分できたが、目眩がするくらい大モノが残っている。夏はサウナのような屋根裏も、ようやく手がつけられそうな季節になった。
屋根裏の前に納戸をなんとかコンプリートしたい。
本はかなり処分した。
一番困っているのはアルバムだ。
写真はどうしたら良いんだろう?
家族写真からはじまり、私と妹の写真が山ほどある。
そしてこのアルバム。
開いたらさいご、手が止まってしまうはずだ。
トラップには引っかかるもんか!とアルバムゾーンから逃げてみた。
母: わ〜、おねぇちゃん、かわいい
振り返ると母が手を止めてボロボロになったアルバムをすでに開いていた。
パンドラの箱を開けてしまったのだ。
私: もー!進まないじゃん!
母: いいからちょっとみて〜
まんまとのぞくと、そこにはザ・昭和のモノクロ写真。
若かりし母と乳児の私が写っていた。
みたことはあった写真のはずが、なぜだか妙に新鮮に映った。
きっと父が撮ったであろう写真に写る母と私。
愛されていたんだなぁ
記憶にはないけれど、その写真からは
ただただ、愛された証が感じとれた。
写真の動物園は横浜市立野毛山動物園
それにしても私、大きいなぁ。
タイツが昭和だなぁ。
カーディガンは母の手編みだそうだ。記憶がないけど何色なんだろ?
それにしても母。
なんでワンピースにつっかけ風のサンダル履いてるんだろ。
母の記憶の旅に付き合って、その後片付けが全く進まなかったのはご想像のとおり。
片付けは進まなかったけど、しあわせな時間旅行にでかけられ
母と時間を共有できたこと。
あとどのくらい、こんな時間を母と共有できるだろうか。
そんなこともちょっとよぎった時間旅行。
ところで古い写真ってみなさんはどうしているんだろう?
やっぱりデータ化してるのかしら?
いかがでしたか?
古いアルバムをちょっと開いて時間旅行楽しんでみたくなりました?
感じるものあるかも知れません。
あ、きっとみなさんの写真はきっとカラーでしょう 笑
こんな感じで、ゆるくエッセイも書いています。
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パラレルキャリアをもつフリーランス助産師です。歩くパワースポットと呼ばれるくらい幸運体質な私が、妊娠/出産/子育て/女性の健康/の情報発信と日々のくらしのよしなごとをエッセイでつづっています。サポートしていただけたら最高にうれしいです!