三途の川とシックスセンスなナースあるある
霊感というもの、多分持っていないだろう私。
ナース時代も、嫌がる先輩方の代わりに
気配を感じる病室のラウンド(見回り)に行ったものだ。
「あの病室には出るらしい」はどこにでもある「ナースあるある」。
実のところ、そういった話は得意ではないのだけれど、職業スイッチが入れば意識はそっちに向かないのだ。
まぁ、実際に「みた」ことがないからなのだろう。
そういった系のナースあるあるは他にもたくさんある。
私がナースとしてはたらいていた時の話だ。
はたらいていた病棟は、消化器内科と産婦人科の混合病棟。
当時、内科チームだったのだが、消化器以外の血液内科・神経内科・呼吸器内科・脳神経外科などの急性期を脱した慢性期の患者さんも多く混在するような病棟だった。
看護的には慢性期なので、臥床出来ない方が多く、食事介助、入浴介助、リハビリなどのケアが中心の、基本ゆっくり寄り添うケアが中心だった。
入院患者さんはご高齢の方が多く、延命治療を望まない、いわゆるナチュラルコースがほとんどだった。
ちょうど今くらいの季節。
ある夜勤の夜、先輩に聞いた話だ。
その夜は、重症度の高い要観察の患者さんがおり、私の勤務帯で急変したらどうしようとナース1年生だった私は緊張感でいっぱい。
一緒に夜勤していた先輩は、私の緊張をよそに
今晩は大丈夫じゃない?
と、経験値からかシックスセンス(第六感)からなのか分からないが急にそう言った。
え!?どうしてわかるの?と、ありがたいお言葉にも安心はできず、ビクビクしたけど、結局その日は大丈夫だったのだ。
そして先輩は唐突に話し出した。
ねぇ、知ってる?
三途の川って3人じゃないと渡れないんだよ
えっ!? ホントですか!?
と、思わず声をあげたのを今でも覚えている。
確かに病棟でひとりお見送りすると、続くことがあったので先輩の言葉にドキッとしたのだ。
舟が三人乗りなんだって。だから、○○さんの後、続くよ・・・
え~!?
またまた驚愕!
ホントにそうなのかも知れない。
その患者さんの後、確かに続いたから。
ちょっと背筋、ゾクッとしません?
嘘か本当か、そんなナースあるある。
世の中は不思議なことがたくさんあるので信じるか信じないかはあなた次第だけど、ね。
今は、助産師としてお迎えする側ではあるけれど、生死は隣り合わせ。
「おめでとう」が当たり前と思われている現場で、母と子のいのちをあずかる緊張感はハンパない。
舟を出すわけにはいかないのだ。
いや、出してはならないのだ。
意識をなくさないように大声で叫び続けながら奔走したこと
患者さんのおなかの上にお守りを置いたこと
厳しい状況も多々あったが、なんとかしのいできた。
私の右手の親指には「仏眼」、左手には「マスカケ線」があり、霊感や運気、神仏やご先祖の加護を受けているという恵まれた手相らしい。
みえちゃう系の方々にも、背後のご先祖様がものすごく強い、守ってくれていると良く言われるのは手相のせいだったのかも知れない。
なんとかしのげてきたのも、背後の神仏様&ご先祖様のおかげだったのかも知れない。
霊感というもの、多分持っていないと言ったが、シックスセンス的直観はあると感じる。それはすべて背後のみなさまのおかげなのだろう。
そのご利益を仕事に十分発揮して、これからもサポートにいかすことでご先祖様や神仏様がよろこんでくれるだろう。
感謝。
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