子育てがつらいと感じるのはみんな同じ キラキラママは幻想にすぎない
子育てに明け暮れる毎日を過ごしていると、ふと我に返り「しあわせなはずなのにつらい。つらいのは私だけ？」と思う時があります。
隣の芝生は青く見えるもの
子育てキラキラママのSNS投稿をみて、さらに落ち込む。
ショッピングモールでオシャレしたキラキラママをみて、また落ち込む。
「やっぱり私だけがつらいんだ。同じ子育てしてるのに、何が違うの？」
そうしたお悩みを抱えるお母さんの相談を受けることが多くあります。
子育ての相談の7割近くと言えましょう。私の経験上、特に産後1～6ヶ月のお母さんに多くある印象です。
その時に必ずお伝えするのは、SNS投稿は勝負キラキラリア充を投稿しているだけ。疲れ果てたボロボロの姿や、片付かない部屋を投稿する人なんかいないということ。そしてショッピングモールのキラキラママも同じ。お出かけというイベントのために、オシャレしてメイクして勝負をかけているだけのこと。キラキラ見えるのは当たり前なんですよね。
キラキラママは幻想にすぎないんだよ
そう、みんな何かしらの不安をもって子育てしています。毎日髪を振り乱して子育てに奮闘しているのです。だから比べる必要なんかありません。
立場はみんな同じです。あなたもきっと、ほかのママからみたらキラキラママに見えている瞬間があるのですよ。
子育ての悩みをネットや本、ママ友、親、保健師、助産師と様々な情報から得ようとして、結局何が正しいのかが分からなくて混乱してしまいパニックになってしまう。どうしたらいいのよ！？と、怒りがこみあげてくる。
残念ながら、子育てに正解はありません。
自分ができそうなことや生活習慣に合いそうなものだけを選択していいのです。合わない子育て法を、疑問をもって続けるのはナンセンス。
自分流にアレンジして良いのです。
もう、あなたにはその力が備わっています。
それでも自分がダメなママと責めてしまう時だってあります。
そんな時は強制的に避難しましょう。逃げていいのです。逃げましょう。
◆ SNSをみない
◆ 完璧にやろうとしない
心に余裕ができるまでSNSをみないこと。そうすればキラキラママのリア充を見て嫌な気持ちになることは回避できます。
大事なのは「完璧にやる」を捨てること。
あなたの完璧は他人の完璧とは必ずしも一致しません。
こちらの記事でも書いています。ご参考までに。
幻想に振り回されて、大切なものも見失わないように。
そしていつでもあなたにはミカタがいるということを忘れないでください。
助産師ゆかりも、あなたのミカタです。
パラレルキャリアをもつフリーランス助産師です。歩くパワースポットと呼ばれるくらい幸運体質な私が、妊娠/出産/子育て/女性の健康/の情報発信と日々のくらしのよしなごとをエッセイでつづっています。サポートしていただけたら最高にうれしいです！