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インドで現地採用、という選択肢【自分らしい働き方】

なますて🙏🏻✨
日刊書くメシU30'sマガジン火曜担当のYuri(@yuri_nkmr)です。

\インドの”リアル情報”インドから発信中/

今週のテーマは【#自分らしい働き方】
働き方とひと言で言っても、
世の中には様々な働き方が存在します。

私の場合は、2018年よりインドで【現地採用者】として働いています。
(なぜインドなの?詳細知りたい方は自己紹介の記事をご覧ください♪)

今回は様々な働き方を知り、選択肢の幅を少しでも増やして欲しい、という想いから、私の実体験を通じ
【現地採用という働き方】についてお届けします。

■ そもそも”現地採用”とは?

現在、世界の至る所に日本人はいます。
外務省の調査によると、平成29年10月時点で約135万1,970人の日本人が国外に滞在、そして年々増加傾向にあるとのこと。(外務省「海外在留邦人数調査統計」参照)
これは、日本の人口に対し約1.1%の日本人が国外にいると考えられます。
(ちなみに、この数は昭和43年以降最多!)

海外在留邦人の中には、ビジネスを目的に海外で働いている日本人も多くいるでしょう。

では、海外で”会社員として働く”場合、
どんな働き方があるのでしょうか?
主には「海外駐在」「現地採用」という2つの働き方が存在します。

1)海外駐在という働き方

日本企業に雇用され、有期にて海外に派遣される事を「海外駐在」と言います。異動と同様、赴任先(国)や駐在期間は雇用先である企業側が決定します。

駐在の任期は企業により様々ですが、インドでは主に3年程を定めている方が多いです。
中には任期が短くなり1年程で帰任というケースもあれば、10年以上同じ国にて駐在を命じられるケースもあります。

待遇面についてですが、駐在員の場合、給与は日本での就業時がベースとなり、更に海外赴任手当やハードシップ手当などが付与されます。

また、海外駐在で赴任する駐在員は経営・マネジメントが中心ということもあり、年齢層としては30代後半から40代の方が多い印象です。

2)現地採用という働き方

皆さん、現地採用という働き方を知っていますか?
日本もしくは外資企業の子会社・現地法人、または現地企業にて直接雇用され就業する働き方を「現地採用」と呼んでいます。

海外駐在者に比べ、経験が浅くても海外就業できる可能性が高いことがメリットのひとつ。
インドの現地採用者の年齢層としては、20代後半から30代前半の方が多いですが、最近では「ファーストキャリアを海外で歩みたい」という新卒者や「第二の人生を海外で歩みたい」という40代、50代の社会人の方も増加しています。

待遇面については、基本は現地(インド)の水準がベースとなるため、日本の給与と比較すると下回るケースがほとんどです。
私のいるインドの場合、日本人を現地採用として企業が採用する場合はVISA基準(US25000ドル / 約280万~300万)がベースとなり、後は個人の経験やスキルに応じて+αとなります。

現地採用の場合、会社が定めるのではなく自身の意思のもと行動するため、通常の国内就職活動・転職活動と同様です。
国や業界、職種など自身の希望で決める事が出来ます(もちろん、海外就職のため語学力やスキル、求められる経験により選択肢の幅に違いはあります)

■ 私が「現地採用」を選んだひとつの理由

突然ですが、「Will・Can・Must」という3つの軸(フレームワーク)をご存知でしょうか?
自己分析や就職・転職活動、企業によっては人事制度などに広く取り入れられている考え方です。(表にすると上記のような図)

・Will・・・やりたいこと
・Can・・・できること
・Must・・・やらなければならないこと

この重なりが多いほど、やりがいを感じられるという風に言われています。
私の場合、夫の起業きっかけにインドという国が決まったものの、
この3つが重なった事もあり、納得感を持ち
インドで現地採用として働くという決断をしました。

■ 海外×スピード×確実性を求めるなら「現地採用」

前述にて、海外駐在と現地採用の働き方の違いについて説明しました。
海外で働きつつ、待遇面などの安定性を重要視するのであれば、正直「海外駐在」という働き方がベスト。

ですが、「海外駐在」のチケットを手に出来るのはごくわずか。
現地でのマネジメントがメインとなるため、高度な語学力や実績など総合的に判断されます。
また、企業側に決定権があるという点から、国や任期に自分での選択権はありません。

「海外でのキャリアを築きたい!」
「20代、30代の内に…とにかく早く海外就業を叶えたい」

このような思いを持ち、【海外×スピード性×確実性】を求めたいなら
私は「現地採用」という働き方
をお勧めします。

海外駐在という働き方と比べると、待遇面の格差は大いにあるものの
自分で働きたい国(フィールド)を選択でき、
挑戦したい業界・職種も選択肢が多くあります。

(自身の能力・スキルに加え、国によりVISAの取得規制や進出企業の違いもあるため、選択肢は限られるケースあり)

■ 3年後、5年後、10年後…将来を見据えた上で「今、どう働くか」

私は28歳、29歳の一歩手前…というタイミングで
夫のインド起業というきっかけもあり、
今の私らしく働ける方法として
インドで【現地採用】という選択をしました。

インドでの仕事も2年目。
今後も夫婦で長期的にインドで腰据えてやっていく覚悟を持ち、仕事をしています。
将来的には、子供もここインドで育てます。

とはいえ、結婚、出産、子育て…
女性はステータスにより働き方が大きく変わります。

きっと私も、母となれば今のようなフルタイムでの働き方ではなく
ある程度制約ある働き方をしなければならなくなるかもしれません。

ただ、私にとって仕事は「第2の家族」であり「自己表現の場」。
どんな形であっても【ビジネス】という視点から
社会と関わり続け、表現を高めて生きたいと考えています。

今の私にとっては、現地採用としての働き方がベストですが、今後は外部の環境やステータスにより変化しするでしょう。
大切なのは、3年後、5年後、10年後…
将来を見据えた時に描く【理想の自分】のために

・理想の自分とは何なのか?
・今、自分にはどんな経験が必要なのか?
・理想の自分に近づく為にどんな働き方をするべき?

と、段階的に考えることが大切だと感じています。

今回は【海外で現地採用】という働き方にスポットを当て、お伝えしました。
「こんな働き方もあるんだ!」と少しでも新たな気づき、選択肢のひとつに繋がると嬉しいです。

最後までご覧頂き、ありがとうございました!
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