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車を買う

 今回は自分が車を買うまでの思考プロセスを言語化した上で共有したい。特に、新卒2年目で車を買うという人向けにも参考になるかもしれない。この記事ではまず購入に至った車種を決定するまでの経緯を記述する。

運転免許を取得してから

 運転免許を今夏に取得し、漸く公道をドライブできるようになった。免許取得してから数日でタイムズカーシェアの会員となり、近くのカーステーションで車を借りまくった。長野に遠征した際にもタイムズのお世話になり、すっかり移動手段の一つとして「車」が自分の中で当たり前になった。そして、あてなく車を走らせるようにもなる(手段の目的化)。

 タイムズカーシェアでは一番安い料金帯なのもあってコンパクトカーばかり乗っていた。ヤリス、スイフト、フィット、アクア、ノート、MAZDA 2(デミオ)など現行・一世代前の車を色々と乗る。その中でトヨタ、スズキ、ホンダ、日産、マツダなど各社の違いを知る。ブレーキの利き方やシフトの使いやすさなどからスイフト良いな、と思う。装備やデザイン面だとヤリス良いな、とも思う。ただ、今回購入した車はそのどれにも当てはまらない。

 そうして総走行距離が千キロを超えたころ、やはり自分の車が欲しいな、と思い始める。ただ、想像しただけでローンや駐車場、保険料などランニングコストが頭をよぎる。周囲の車所有者(主に職場)にヒアリングを行い、月々幾らぐらいというのを知る。なるほど、それならなんとか自分の給与でもなりそうだ。そして、そこから車探しを始めた。

カーセンサー巡回の日々

 主な車を探す手段としてはカーセンサーを使った。まずはレンタカーで最も乗った回数が多いヤリスから探す。

 中古車ならグレードを選ばなければ120万ぐらい。なによりデザインが良い。購入検討車種その1としてリストに入れる。職場でも「ヤリス良いんじゃない?」と自分が車の購入を相談していた人も言う。 一方で、「MINIとかも意外と安いよ?」とMINI推しの先輩から勧められる。調べてみると確かに「ミニ ワン」とかは(外車にしては)安い。100万切るのもいくつかある。ただ結局は人と被りたくなかったので候補から外してしまった(MINI好きには申し訳ない)。同じ理由でスイスポも除外。
 
中古車ではなくて新車というのもこの時点では候補に入っていた。例えばKINTO(トヨタのサブスクサービス)でヤリスの新車に乗るのもありかも、とも思っていた。

 ヤリスが第一候補として浮上する中、スバリストの先輩からSUBARUを勧められる。確かにSUBARUは候補としてうっすらとあった。大学関連の知り合いにもSUBARUを乗っている人が多い。ただ一度も運転したことがなく、走りのSUBARUと言われるぐらいなんだからぼんやりと運転していて楽しいんだろうなという印象のみ。あとは「放課後のプレアデス」のことを少し思い出した。

 冗談半分にWRX S4なんてどうかしら?と思いながらカーセンサーで車を探しているうちに今回購入することになったモデルに出会った。

購入車種決定

 悩んだ末に購入することとなったインプレッサG4はSUBARUのセダンである。「SUBARUのセダンなのにウィングないの?」と前述のミニ推しの先輩からは言われたが、それぐらいSUBARUのセダンといえば車好き的にはラリーの印象が強いらしい。その中でG4はコンフォート向けの車種である。

 インプレッサG4に狙いを定めてカーセンサーとSUGDAS(SUBARU認定の中古車サイト)で探る。そしてインプレッサスポーツ(ハッチバック)に対するG4(セダン)の少なさを知る。

 調べたらスポーツに対してG4は五分の一しか売れていない。セダンがあまり日本では人気ないという背景はあるのかもしれないが、スバリストの中でもG4買うなら「レガシィB4」あるいは「WRX S4」を買うというのがあるのかもしれない。。宣材でもスポーツばかり取り上げられているし。。スポーツにはSTIモデルも出たし。。ロゴもインプレッサ スポーツは「インプレッサ」が主体なのに対してインプレッサ G4は「G4」の方が大きいし。。

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SUBARUとしても「インプレッサ」としてはスポーツ推しなのかもしれない。それでもリアがシュッとしているセダンのG4の方に自分は惹かれた。

 スバリストの先輩からは「俺は新型レヴォーグ買うからレヴォーグは(被るから)やめてね」とのお達し(?)もあり、またもともと他の人と被らないのが好きなのでインプレッサG4が欲しいとの決意が固まり購入に至った。次の記事では納車に至るまで、そして納車されてからの様子をレポートする予定である。

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