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Photoshopの生成塗りつぶしが強化されたみたいなので使ってみた

【前回までの生成AI関係の記事】

AdobeのAI機能を色々活用してきたムビサポQですが、今回はPhotoshopの「生成塗りつぶし機能」を使ってみようと思います。生成塗りつぶし機能に関する情報はこちら👇

生成塗りつぶし機能は、選択した範囲を思い通りの画像にできる機能です。
例えば、「男の子が持っているチョコレートアイスクリームを、イチゴアイスクリームに変える」とか「ロングヘアの女性をショートヘアに変える」とか。

実は、この機能が搭載された初期に使ってはいたのですが…全然精度が高くなくて「これはまだ実用できないな」と思い、アップデートを待つことにしていたのです。最近、生成塗りつぶし機能が強化されたという噂を聞いて、再度チャレンジすることにしました。


まず、生成塗りつぶし機能がしやすそうな画像をAdobe stockからダウンロードしました。コーギーを散歩させている女性の画像です。

さて、この画像を使って、いくつか生成塗りつぶしをテストしてみましょう!

①コーギーをダックスフンドに変える

やっていきましょう。まず、コーギーを長方形ツールで選択します。

生成塗りつぶし機能を呼び出し、指示を出してみます。すると…!

ダックスが出てきました。1枚目の方が精度が高いですね。2枚目は、尻尾がリードになっちゃってます。やはり、ちょっと画が崩壊している部分もあります。

続いて、女性を編集してみましょうか。

②女性の服装を夏服に変える

結構着込んだ服装をしているので、もっと涼しい格好をしてもらいましょう。女性を選択して、指示を出してみます。

すると…

おお…ちょっとぎょっとするような画像が出てきました。
こっちを向いているのがまた…。

戻して、女性の服装だけを選択範囲に入れて再度指示を出してみます。
今度は「服をワンピーススカートに変更」としてみました。

2枚目の画像は、結構理想通りの出力をしてくれました。
機能搭載初期と比べたら、確かに精度が上がっているかも!「ちょっと前髪の形を変えたい」「服装を変えたい」というときにかなり使えそうですね!


おわりに


完成した画像をご覧ください。引きで見たら、そんなに違和感のない画像ですが、アップで見ると違和感はぬぐえません。

元になったAdobe stockの画像ですが、実はこの画像も「生成AI」で作られています。気が付きましたか?女性の顔あたり、よく見たら違和感があります。舌を出しているような…。

このように、素材サイトの中にも生成AIで出力した画像が沢山。特にAdobe stockは、生成AI機能が搭載されてから膨大な量のAI画像がアップされるようになりました。

ぱっと見の違和感はないかもしれません。しかし、どんなものでも「よく観察して、自分で考える」ということを忘れてはいけないと思いました。便利だからこそ、厳しい目で画像をチェックしないといけない。


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