画像生成AI
はじめまして。
ムビサポ大分で主にディレクションや動画編集を担当しているスタッフのNです★
最近何かと話題の画像生成AI。
画像生成AIとは、テキストで出来上がりのイメージを指示するだけで自動的に画像やイラストが生成されるソフトウェアのこと。
文字を入力するだけで、写真やアートっぽい画像を作れるようになったなんてすごい技術の進歩ですよね!
AI技術はまだまだ過渡期。特にイラストの画像生成においては
すでにいろいろと問題が出てきて物議を醸しているところではあります。
今後どういう形がスタンダードになっていくのかはわかりませんが、
ともかく、新しい技術はまず会得して、どう活用していくかが重要だと思うのです。
ということで!
今回は無料の画像生成AIを使って生成した画像を
検証していきたいと思います!
今回使用した画像生成AI
以上の4つ。
これらを使用して、下記の条件で画像を作成してみましたのでご紹介します。
「Stable Diffusion Online」
2022年8月に公開英国のAI開発企業・Stability AIが「Stable Diffusion」を一般向けに公開したことがきっかけで、画像生成AIが注目されるようになりました。
「Stable Diffusion Online」のPlaygroundではデモ版が利用でき、アカウントの作成やログインをする必要なく、すぐに画像生成することができます。
①公園を散歩する老人と犬
②母親に抱かれ笑顔の赤ちゃん
③ハサミを持つ手
「Bing Image Creator」
マイクロソフトが提供している画像生成AIのサービス。
Microsoftアカウントがあれば無料で利用できます。
①公園を散歩する老人と犬
②母親に抱かれ笑顔の赤ちゃん
③ハサミを持つ手
「Canva」
ご存じの方も多いかと思いますが、お金や手間をかけずに、誰でも簡単にプロのようなデザインを作成できるグラフィックツールの「Canva」。
Canva内の「Text to Image」というアプリで画像生成ができます。
①公園を散歩する老人と犬
②母親に抱かれ笑顔の赤ちゃん
③ハサミを持つ手
「Adobe Firefly」(ベータ版)
Adobeが満を持して2023年3月にリリースした画像生成AI。
最大手のストックフォト「Adobe Stock」から著作権者がAIの学習データに使用することを許諾した画像とオープンライセンスの作品、著作権期限切れになっているコンテンツのみを使用しているため、著作権の問題をクリアし安心して使えます。
※ 現在はベータ版なので利用申請後、
承認メールが来てから使用可能になります。
①公園を散歩する老人と犬
②母親に抱かれ笑顔の赤ちゃん
③ハサミを持つ手
いかがでしたでしょうか。
個人的にはやはり「Adobe Firefly」が
精度を含め一番安定しているように感じました。
UIが使いやすいのは「Canva」「Adobe Firefly」。
ただ、どのツールを使用するにしても注意が必要なのは、
入力する文字情報はすべて「英語」という事。
まずは翻訳サイトなどで入力したい文字情報を英語に変換してから
入力することになります。
入力する方の英語力によっては、表現的にNGが出て生成できないこともあるので、試行錯誤が必要になるかもしれません。
AI技術の将来
近年のAI技術の発展は目まぐるしく、2026年にはAI業界の市場規模は現在の約3倍である8,120億円になると予想されています。
今回は、画像生成AIで写真を生成してみましたが、
私は、コンテのラフなどに使っていきたいと現時点では思っています。
やはりネックなのは著作権。
既にイラスト業界では著作権の問題などが噴出しています。
しかし、逆にAIに学習データとして使用することを許諾する絵師さんなども出てくるんではないでしょうか。
某フリーイラストサイトが世に溢れているように
数年後には画像生成イラストが巷にあふれている世の中になっていたり…?
クリエイターにとって脅威になるか、制作の助けとなるか。
うまく使いこなしていきたいものです。
当社では、スタッフがAI技術を活用した事例を積極的にアップしていきたいと思っていますので、フォローしていただけると嬉しいです!
次回は続いて動画生成AIについてみなさんにお届けしようと思います。
以上、Nでした!
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