夏の松尾千鶴

こんばんは、マッチです。

しがない松尾千鶴Pです。


さて突然ですが、松尾千鶴といえば…?

そう、夏っぽさがあまりないアイドルですね。

今までの松尾千鶴には春、秋、ロシア、ゲシュペンストのパイロットをモチーフにした絵はあるものの、あまり夏、という感じのお仕事は公式からまだ出ていません。浴衣を着てリフレッシュルームに出たくらいでしょうか。

松尾千鶴と夏、というとどうしても思い浮かんでしまうのは、手汗で筆が滑ったり、半紙や便箋が二の腕にはりついて文字を書きにくい、というシーンです。あまり書アイドルとしての松尾千鶴は夏と相性がよくないのかもしれませんね。

しかし夏の松尾、夏尾がどこにも存在しないわけではありません。

きっちり揃った七三分けが汗ではらりと髪一枚、額にかかる官能とか、プールの仕度をしていて、「友達とプールに行く時って、どんな準備をしたらいいの…?」と誰かに相談しようとして間違えてしゅがはに相談してしまい深夜なのに超特急で駆けてきたしゅがはに変なサングラスを一方的に押し付けられて「余計な荷物増やしやがって…」と愚痴るとか、ネズミ花火が全部ほたるちゃんに一直線に飛んでいくとか、夏の様々なメモリーが皆様の脳裏をめぐるーめぐるーすると思います。

今日のお題はそんな松尾千鶴とめぐるサマーメモリー。

公式が出さぬなら勝手に満喫してやろう夏尾千鶴、でございます。


1章 松尾千鶴のおじいちゃんになりたい

奥様A「ねえ奥様」

奥様B「何かしら奥様」

奥様A「ほら、村外れに1人で住んでらっしゃる松尾のおじいちゃん」

奥様B「ああー、あのお孫さんがアイドルやっていらっしゃる」

奥様A「そう。お孫さんが福岡エリアボスで登場したあとサバイバルによる復刻を異例の2回受けてそこで突飛な設定の加入からプロダクションに慣れ親しんでいくまでをイベストで消化されるという稀有な展開を持つも、サバイバルが復刻されないのと新規カードしかイベントに参加した扱いにならないせいでモバマスのアーカイブからもその履歴は失われ、そこでどんな展開を見せるのかがゲームに一切残されておらずただ福岡のエッジ満点登場シーンしか残されずちょっと浮いているけどカワイイあの千鶴ちゃんを孫に持つ松尾さん」

奥様B「情報が細かい上にそれとなく運営批判」

奥様A「今年もお孫さんはコロナで帰省は見送りなんですって」

奥様B「あらぁ…可哀想ね。お孫さんの活躍だけが楽しみな方なのに」

奥様A「千鶴ちゃんがゲシュペンストに乗った際には『わしも千鶴と一緒に連邦軍を叩き潰す』と村の地下神殿から守護神ゴードル(ボルテスVから機体のみ参戦)を持ち出そうとしてひと悶着あったり」

奥様B「ヒストリーで千鶴ちゃんがかわいい文房具をクラスメイトに交換させられて悲しそうにしていた時には村の神木を切り倒して『ワシが用意したる!』とかわいい文房具を手彫りしようとしてうっかり獣の槍を彫り出してしまい白面の者(うしおととらから機体のみ参戦)の使いに村が襲われてしまったり」

奥様A「最近はマリトッツォばかり食べていたり」

奥様B「お孫さん一筋なのにねえ…可哀想だわ」

奥様A「マゴヲマッツイーンになってションボリルドルフになってらしてもアレですし、ちょっと様子をハッピーミニイクしませんこと?」

奥様B「急にサイゲの手下になられて…。でも悪くありませんわね。ちょっと様子を見に行きましょうか」

・・・

がらがらがら

奥様A・B「松尾さーん?」

爺「はーい」

奥様A「ちょっとお顔を見たくなって…。今何してたの?」

爺「昨夜からずっとGBNSの4人それぞれの血を吸った蚊をそれぞれ食べて味の違いから誰の血を吸った蚊かを当てる特訓をしておったところじゃ」

奥様B「いつも通りね。安心したわぁ」

爺「おかげで村の蚊が絶滅してしもうた」

奥様A「あら今年の夏は過ごしやすそう。ちゃんと食べてる?」

爺「蚊なら」

奥様A「大丈夫そうね!」奥様B「そうかしら…?」

爺「用は顔を見るだけか?今日は千鶴直筆と見せかけて全部ワシが書いたサインは受け付けておらんぞ。今それどころではなくてな」

奥様A「あら後で玄関に飾ってあるサイン片付けておかなきゃ。今年も千鶴ちゃん帰省しないって聞いてねえ…。しょんぼりしてはいないかと」

爺「千鶴なら帰省してくるぞ」

奥様ABCD「「「「えっ」」」」

爺「先程千鶴から電話があってのう。『おじいちゃんが口座に200万振り込んでくれたら今年も帰省できるのになー』と言っておったわ」

奥様A「あらやだ」奥様C「それって」奥様B「ちづちづ詐欺…ってコト!?」奥様D「ふゥン」

爺「ちょうど録音もしておる。ほーれ聴いてみぃ、これじゃ」ポチッ

詐欺師「爺ちゃん?オレオレ」

奥様C「キャプションがもう詐欺師」奥様A「千鶴ちゃん一人称『オレ』じゃないでしょう。『あたし』と『アタイ』を使い分ける桐野アヤちゃんでも見せない振り幅でしてよ」奥様B「でも録音してあるのは好材料。ポリにタレ込んで一網打尽よーっ」奥様D「ふゥン」

詐欺師「こないだミミズにションベンひっかけてちんちん腫れちゃってさ…。治療費に20万いるんだけど振り込んでくれない?」

奥様B「信心深い」奥様A「千鶴ちゃんにちんちん生えてる次元の人…?」

電話爺「20万払えば千鶴は今年帰省してくれるのか…?」

詐欺師「え、うん。わたし千鶴!20万あれば帰省できるの!(裏声)」

奥様C「アクセルベタ踏みで詐欺られにいくパターン」奥様B「裁判の争点ここっぽいですわね」奥様A「詐欺師も帰省費用として法外すぎることを念頭に置くべきだった」

電話爺「200万出す。10回帰省しろ」

詐欺師「わーい!じゃあ口座番号はね(ガチャ)

爺「…というわけじゃ」

奥様D「ハァ?」奥様A「なぜ口座番号を聞かず電話を切ってしまうのか」奥様C「孫に田舎と都会10往復もさせんな」奥様B「ガチャが来たらいくらで引けるかではなくまず天井まで回してその間に何枚引けるかを考える典型的P思考」

爺「ではわしはこれから振り込みに行って、そのあとちーちゃんに食わせるおいしい冷凍食品を買いにマックスバリューへ行ってくることにするよ。あとイオン行ってトップバリューの面白そうな酒も買ってくる」

奥様A「そんな、なんJ野球まとめの深夜に上がるどうでもいいクソまとめみたいなD級グルメ食品絶対千鶴ちゃん喜ばないわよ!」奥様C「お孫さんが今酒ハクノでもあまり喜ばないと思うわぁ」奥様D「ふゥン」奥様B「通報よーっ」

ファンファンファン…ファンファンのファン…(パトカー音)

警官「えー、犯人はこの中にいます」

奥様E「おっと急展開」

警官「今のはジョークです。松尾さん、失礼ですが口座にはどれほどの預金が?」

爺「8000円くらいじゃ。…早坂ァ!何か色味が違うんだよなァ!?…5500円ほどじゃな」

奥様A「10連回すな」奥様F「振り込んでも関東圏から出られなさそう」奥様E「そのまま幕張あたりでスイーツ食べてお開きになりそう」

爺「月末になればまとまった金が入る予定なんじゃ…。メルカリコラボで神木から掘った松尾千鶴こけしがドカーンと売れて…」

奥様B「メルカリコラボ終わってますわ」村長「神木かえして」奥様C「でも松尾千鶴こけしはちょっと欲しい」奥様G「ワ、ワ、ワ…」

警官「とりあえず、泳がせてみて様子を見ましょう。犯人から口座番号の通知があれば一網打尽にできるよう、罠を張ります」

奥様C「サイバー犯罪対策ですわね!」

スマホ「テーン(着信音楽園)」

警官「(死亡)」奥様B「関Pだったッ」

爺「もしもし?」

詐欺師「わたし千鶴!おじいちゃんのみそっかす!口座番号も聞かず電話切っちゃうなんてぇ、千鶴、ぷんぷんだゾッ」

爺「(気力150)(魂)(必中)(直撃)」

奥様A「松尾さんこらえて!」奥様B「キャラ解釈違いはこの際置いておいて!仏の心で!初期黒川千秋の登場時から自信満々だった担当がしんげきで突如『最初は自信が全くなかった』設定に変えられても一切を許容した黒川千秋Pの心で!」奥様E「あれはかわいかったからセフセフ」

爺「貴様の罪を数えろ(口座番号を言え)」

詐欺師「口座番号はね…」

警官「今だッッ!」

どごーん!突如崩壊する村の地盤。

警官「誰だって突然足元が崩壊すれば混乱すると、グラブルコラボでルルーシュが言っていた」

奥様A「そこは本編から引用しろよ」奥様B「グラブルコラボのルルーシュ別に足場崩壊そこまで有効に使ってねえよ」奥様C「被害こっちにしかねえよ」

詐欺師「10000…2…0…」

皆『えっ…万(ま)2(つ)0(お)…?』

詐欺師「0214343932590329041421412940214109423420…」

奥様A「だめだ。ガンツの終盤に突然出てきたクソデブお嬢様みたく意味不明な数字を繰り返すだけになりやがった」警官「ガッデム」奥様C「そもそもあの意味不明な数字でテクノロジーを伝えるやり方、途中から『めんどくせえことやってねえで言語で言え』って誰かキレなかったのかよ」

詐欺師「3,3,4,3,7…」

皆『みよしさな』

詐欺師「14106…」

皆『あいしてる』

詐欺師「以上だ。三好紗南は…いいぞ」ガチャン

そして一同は地盤が崩壊した村を人力で復興したあと、皆で公民館に集ってスマブラ大会に興じた…。謎の詐欺師から語られた謎の数列は、人類を進化させる暗号だったのか、あるいは、人々の調和の祈った外宇宙からの願いだったのか、今となっては知る由もない。だがそんなことはどうでもいい。あの木の伝説が永遠なように、ぼくたちの恋もまた、永遠なのだから…。


質疑応答に移ります。

Q.GBNS4人の血を吸った蚊の味はそれぞれどんなものですか?

A.関ちゃん…熱い。ほたる…めっちゃ吸われてるから量が多い。岡崎さん…ほのかにウーロン茶の味がする。松尾千鶴…苦い。

Q.1章とありますが2章はありますか?

A.筆者が毎年夏休みの読書感想文に「1章」と書くだけ書いてそのあとときめきメモリアルにハマって宿題すらロクにやらなかった余韻で2章はありません。

Q.松尾千鶴出てこねえじゃねえかよ

A.いますよ。君のうしろに。



はい。

最後に「こんな夏の松尾千鶴は嫌だ」でこの文章をしめくくりたいと思います。

こんな夏の松尾千鶴は嫌だ。

石のベンチに直ケツして「すずしぃ~~!」と叫ぶ。

以上です。マッチでした。お目汚しすいませんでした。

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