まさにOVERだった:DAICHI MIURA ARENA LIVE 2024 OVER
こんばんは、Susanです。
4月になりましたね!みなさん、新年度いかがお過ごしですか!
私はストレスフルだった仕事への向き合い方も自分の中で整理がついてきて、前より少し気楽に毎日を過ごせています。
そして新年度一発目!!!行ってきましたよ!!!三浦大知さんのライブ!!!
関ジャムをきっかけにいつか生で拝見したいな......と思っていた矢先、大阪でライブがあるっつーもんだから!!!
まだチケットが余ってるっつーもんだから!!!
そりゃあ行くしかねえってことでよ!!!
急いで予定を調整して、一般でチケットをゲットしてよ!!!
気付いたら、あっという間にAsueアリーナ大阪にいました。
ちゃんと期待して行ったけど。
かなりハードル高めの期待をして行ったけど。
まじで、すごかった。生で観る三浦大知、すごかった。
X(旧:Twitter)で7000字超えの公演感想を書いちゃうくらいには、情報量の多い素晴らしいライブでした。
とにかく休まない
三浦大知さん、とにかく休まない。ライブが終わる瞬間まで本当に休まない。
だからこそ、受け取る側の観客も意識が途切れる瞬間がなく、最後までこのOVERというライブの世界に没頭できて音楽に全身をひたひたに漬けることができる。
そんな時間、空間でした。
私は今までに100回以上ライブに足を運んだことがあるのですが、ほとんどがボーイズグループのライブだったので新感覚でした。
関ジャムの中で「能動」のフリーダンスから振付へシームレスに繋げる意識、フェイクの息継ぎの位置の話などをされていた時に、本当に一つ一つ細かいところまで緻密に計算し考えられて、完成している作品なんだなと感じていました。
それが2時間半というライブの時間にも、全て血管のように細かく張り巡らされていて、三浦大知さんは休まず音楽を届け続けるという、あまりに超人過ぎる姿を目の当たりにしました。
一番びっくりしたのは、Flavor→羽衣→綴化あたりの流れで衣装が変わる時、前の曲が終わってステージが暗転したら、暗転したまま歌声聴こえてきてそのままライトついた時には衣装が変わってて。
ファンの方から歌いながら衣装を着替えているというお話を聞いて、本当に驚きでした。
光の演出が最高
会場に入ってアナウンスを聞いていると、ペンライトなどの光物が禁止ということが分かりました。
三浦大知さんのライブは毎回なのか今回のアリーナ公演だけなのか存じ上げないのですが、ボーイズグループ界隈ばかり応援していた私にとってはこれも新鮮な経験でした。
手に双眼鏡(とメモ)だけを握りしめて席に着いたのですが。
客席に光がないアリーナの景色も素敵でした。ステージの一つ一つの光が映えるので、こういう演出なんだというのが肌で感じられて最高でした。
特に好きだったのが、Light Speedの演出!!!
三浦大知さんの伝説のステージ演出と言われていたそうですが!!!
初見の私にもブッ刺さりました。最高でした。サビになったらライトがついて、三浦大知さんが客席照らすという何とも粋な演出。これが三浦大知さんのファンサかー!ってなりました。
アリーナ規模でセンターまでしかステージがないと、正直スタンドだと距離はあるんだけどそれをカバーしてる演出だなと感じました。三浦大知さんの持ってるライトで自分のゾーンが照らされた時は、うわ!こっち見えてるんだ!って気持ちになるし、新参者でもテンション上がってめっちゃニヤニヤしちゃいました。
アリーナで全員を楽しませるってまじで難しいと思うんだけど、それを音楽パフォーマンス演出全てを持って余裕で超えてくるのかっこよかったです。
あとは曲名が曖昧なんですが、スタンドマイクとダンサーさんのライトスタンドの光の演出がめちゃくちゃ綺麗で感動しました。オレンジの光も素敵だったし、曲途中に真っ白の光になってから最後に大知さんがダンサーさんが作った六角形の光の中で踊るのが最高に美しかったです。演出が天才。
音楽だけじゃなくて、パフォーマンス、ダンサーさん、バンドメンバー、衣装、照明、演出も含めて、このツアーに関わる全ての方々の努力の結晶がアリーナの空間に満ち溢れていて、三浦大知さんの作り上げたOVERの世界になってたの本当に痺れました。
客席も含めて会場全体が舞台装置
Pixelated WorldからCry&Fightの繋ぎがもう本当にすごすぎて鳥肌でした。
無音ダンスが始まり、足音だけが響く会場。Pixelated Worldが終わった瞬間に、会場中から拍手が起こる。
三浦大知さんが拍手を切るような動きしたんだったか拍手が落ち着いて無音空間になったら、再び足音だけが響く無音ダンスが始まり、途中で全てが止まると三浦大知さんが手に持っていたハンドマイクを床にそっと置いて。
ここでまさかのアカペラでCry&Fightに入るという鬼の所業。
アリーナ規模でアカペラで歌うパート作るのまじで何事!?って驚きを隠せなかったし、メインステージから対極のスタンドにいた私にもクリアに生の歌声が聴こえてきたことに震えました。
アリーナ全体にマイク通してない生声がこんなに響き渡ることってある?
しかも怖いことにただ立って歌ってる訳じゃなく、踊りながら歌って生の歌声がアリーナ全員に届けられてるという事実。
そして何より、会場にいる方々の空気の読み方が本当に美しいなって思いました。
無音ダンスやアカペラを演出やエンタメとして昇華するには他の音が一切ない空間を作る必要があるけれど、演者側の努力だけでは不可能な部分が確実にあって。
会場が静かになると、ファンが口々に名前を叫ぶとか、拍手が止まらないとか、そうなってくるとこの演出は成立しない。
そうさせない空気感を作る三浦大知さんの気迫やエネルギーもすごかったし、それを受けて静まり返る会場もこのライブの舞台装置の一部のようで本当に美しくて。
自分が目立つ・見つけてもらうことが一番ではなく、相手のことを重んじたり、空気を読むことができるからこそ成立してる素敵な演出だなぁと思いました。本当に鳥肌が止まりませんでした!
ゲストとの共演が美しい
Furui RihoさんとKREVAさん、二人とも三浦大知さんに合わせてシルバーの衣装で素敵でした。
ゲスト出演なので2曲ずつのパフォーマンスだったけどこのライブに欠かせない絵の具だったし、それぞれのFeat.でしか出ない雰囲気の楽曲で好きでした。
Furui Rihoさんは初めて拝見したんですが、あの身体のどこにパワーが貯蓄されてるのか不思議なくらいエナジーに溢れてる力強く深い歌声で聴き惚れました。三浦大知さんと向かい合って歌うところ、ステージ上でエンタメの殴り合いしてる?ってくらいにお互いから出てるエネルギーがぶつかり合ってて、観てるだけでアドレナリンが大放出でした。
KREVAさんはまじでエンターテイナーすぎて......本当に会場の盛り上げ方もプロすぎて、観客はただ彼らから受け取った音楽に身を委ねて盛り上がるだけという感じで心地良かったです。エスコートが天才すぎました。
Furui RihoさんもKREVAさんも捌ける前に三浦大知さんと熱烈なハグしてて、音楽で繋がる仲間の心の通い合ってる瞬間って素敵だなぁって思いました。
三浦大知さんのゲストを呼び込むタイミング、会場の盛り上げ方、ゲスト紹介の丁寧さ、そういった節々にホストとしてこのライブを一緒に作り上げる大切な仲間達へのリスペクトが見えて美しかったです。
本当にこんなに綺麗で楽しくて尊い瞬間を目の当たりにしたもんなら、そりゃ骨抜きにされちゃうよね。
ゲストが出てきてから、会場全体の熱量がもう一段階上がったしこのライブを楽しむエネルギーが伝播していく感じ、めっちゃ好きでした。
一緒に盛り上がりたいって気持ちがみんなに伝播していくの幸せ。その空間に私も一員としていられたことが楽しかったし、尊かったし、めっちゃ嬉しかったです。
三浦大知という総合芸術だった
本当にこのOVERツアー、この時間・空間そのものが三浦大知という総合芸術だったと感じました。
やっぱり同じものを好きな人が集まる空間って奇跡だし、本当に幸せ。特にソロアーティストだからか分からないけれど、より会場の一体感もすごかったように思います。
今回私のように初めてライブに参加したという人も多かったかもしれませんが、自然と盛り上がれたし、三浦大知さん自身もファンの方々も、盛り上がり方を定めてくれるのが上手なのかなと感じました。
演者が与えてくれる音楽やパフォーマンスはもちろんアリーナという空間全体が本当に幸せだったからこそ、感動したし心の底から楽しめました。
アンコール中のMCで「ファイナルだからってことで!エナジーが溢れまくって、身体の全部のパーツが外れてしまいそうです」って言ってて、その時に身体のパーツが外れそうなことを表現したかったのかバイブレーションみたいなやばい動きしてて。一々細かい動きが人を超越しちゃってるんよって笑いました。
ちゃんとした振付がない楽曲の時にも、常にバンドが刻むリズムを取って音楽に合わせて身体が動いちゃってる瞬間を何度も目撃したけど、本当に踊ってなきゃ生きられないタイプの人間だ......って思いました。
身体が音楽でできてるし、エネルギーに溢れてる。こんな生命力が与えてくれるエンタメ最高。
煌めく生命力が生み出すエンタメに触れたなら、励まされるしかないし、私も明日を生きようって思いました。
本当に生きる活力!!!
年齢や性別や環境やいろんな壁があるように見えても、結局は自分の意識の問題なんだよなって思わせてくれました。
そういう全てをOVERする(乗り越える)勇気を与えてくれる素敵な一日でした。
途中のMCやアンコールの最後の挨拶でも、繰り返して今日このライブに来ることを選んでくれたことへの感謝を伝えてくれた三浦大知さん。
明るいけれどしっとりとした雰囲気になるALOSで締めくくられたツアーファイナル、本当に美しかったです。
最後の最後まで、どんどん力強くなっていく綺麗な歌声でした。
今回のOVERツアーファイナルに参加できて、初めて三浦大知さんを生で拝見することができて本当に良かったです。
三浦大知さんがこのOVERに込めた想い、MCで語ってくれた通りの感情を受け取れる最高のエンタメでした。
私もまだまだこれから!もっともっとOVERしていこうと思えました!
ここまで読んでくださった方、いつもありがとうございます。
新生活が始まったみなさんも多いかもしれませんが、一緒に毎日を生きていきましょう。
ではでは!!!
2024.04.07.
Susan