100日間片付け〜きっかけ編
片付けられない人間のわたくしが、ふと思い立って、100日間家を片付け続けるという取り組みをしてみた。それについて気づいたことを書いてみようと思う。
ある朝、ベッドに横たわって自分の部屋を見ていた。パンパンのクローゼット、適当に押し込まれた本で溢れる本棚、目的のない棚に適当に置かれているモノ、そして、ドレッサーの上に脈絡もなく置かれている化粧品と目が合った。
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「わたし、このドレッサーでお化粧してるけど、それでいいの?これって使いやすいの?違うよね?」心の声がそう問うてくるのだ。
今の時代はインスタグラムやYouTube、かつてはワイドショーや主婦雑誌などで、片付け特集を見るのが大好き。片付け本も大好き。でも、肝心の自分の部屋はいつも汚い。しかしインテリアは好きで、ついつい”かわいいもの”や”便利なもの”を何も考えずに衝動買いしてくる癖で、部屋はモノであふれていた。
心の声は続ける。「片付けアカウントとか片付け動画とか好きじゃん。人生一度でも、ああいう整った空間に住んでみたくないの?このまま死んでいいの?」せやな。今やらんと一生やらん気がする!やるか!
しかしそこで、理性が邪魔をしてくる。「いや、ドレッサーとか別に必要ないっちゃないやん。キッチンとか、デスク周りとか、絶対必要なところからやらなあかんのとちゃうの。」
ううう。確かにそうだ。でも、そっちにはどうにもパワーがわかない。今日はドレッサーを片付けたい!片付けるんや!やるんや!
そしてわたしはダイソーへ走った。夢中になって、理性が「そんなんいらんで!」って忠告してくる声を全部無視して、「わたしはこれが欲しかったんや!これをやりたかったんや!全部買うんや!買うんやでー!!!!」
2000円ほどのコスメ収納を購入し、家に帰って夢中になって整えた。
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これは…嬉しい。なんというか、生きる活力が湧いてくる!!!
これくらいならわたしにもできるかも。というか、今まで木を見ず森ばっかり見て心が折れてたんじゃないか?重要な気づきだった。そういえば周りの片付け上手の人は、日々少しずつやってた気がする。
じゃあ毎日1箇所100日やり続けたら、家全部きれいになるんじゃね?
きっかけはそんな単純な思いつきだった。
つづく。