近江屋洋菓子店の喫茶を再現してみた
近江屋洋菓子店の喫茶室が好きだ。
ケーキ代にプラスしてお金を払うだけでドリンクバーとボルシチが併設してある席で食べられる。ホットチョコレートがとても美味しい。あと飲み物のカップがとても可愛い。
しかし現在はお休みしている。
また、業者の保管期間が過ぎたということで、あのカップが配布されることとなり、私は無事に入手した(既に配布は終了)。
そして、いつかケーキを買って家で喫茶室の再現をするのだ…。と思うようになった。
喫茶室をやろう
喫茶室ではドリンクバーとボルシチを食べることができるのでこの二つは外せないと思った。
コロナ禍の中、近江屋洋菓子店のnoteやTwitterでは喫茶室で出していたボルシチやバナナとほうれん草のジュースなどのレシピを公開していた。
あとホットチョコレートが好きなのでそれも追加する。
この三つを作ろうと思う。
https://note.com/omiyayougashiten/n/n9a68ae1b7570
https://twitter.com/omiyayogashiten/status/1472498351073804293?s=20&t=LMBL8ueZGigit62mPT3dRw
それから
ずっと思っていた割にはなかなか実行に移さず、「あの給食トレイどこに売っているんだろう…」とネットで検索してGoogleの検索結果をお気に入りに登録していたり、100均で紙皿やスチロール皿をチェックするくらいだった。6月にカップを手に入れて半年以上である。
あと遠方のため持ち運びでケーキが崩れるのが嫌だと思ったので、近くでいい感じのレンタルスペースかホテルのデイユースとかないかなとダラダラ検索していた。多分この「いい感じの」が更にダラダラさせる原因になっていた。
そうこうするうちに2022年も終わりに近付く中、よく行っているお店がこんなツイートをしていた。
https://twitter.com/ZakkaMitte/status/1595781927809654784?s=20&t=BHHbVoZSHnSlJ8XCOy11zA
このMitteさんは、現在はポーリッシュポタリーやブルガリア雑貨、ウクライナ食品などを販売している。
日貸しで飲食可のようだし、一人でも大丈夫か打診してみようと思い、DMを出したところ快諾していただいた。
ほぼ衝動で申込みをした。知っているお店がレンタルスペースをやっているのが心理的ハードルを下げた。
17日に場所と決行日が決まった。別の用事があるから時間は短めだが、27日にした。この時点で持っているものは近江屋洋菓子店のカップのみであった。
覚悟を決めてモノタロウでトレイを注文した。
当日までにやること
本当にカップしかなかったため、食材や食器など色々なものを買った。
荷造りは幸いにも全て手持ちのリュックに入った。カップなどの潰れそうなものはプラボックスに入れて運搬した。
買うもの
・ボルシチの器
・紙皿(15cm)
・プラスプーン
・プラフォーク
・紙ナプキン
・ビニールのレースの敷物
・トレイ(黄緑色)
買うもののうち上記4つは100均でも手に入る。
ボルシチの器は氷鉢という名でセリアで売っていた。
ただ紙ナプキンは探し方が悪かったのか柄物ばかりだったためホームセンターで買った。
プラスプーンも個包装のものはホームセンターで売っていたが大容量の業者用だったので、コンビニでスープを買ってスプーンをもらった。
ビニールレースの敷物は地元の手芸店に売っていた。もしかしてレースに透明ビニールもついてるものが正しいのでは?と思ったが、写真だとよくわからないのと、現在は敷物も無いため確認しようがなかった。
トレイは近江屋洋菓子店ではパントレイとして大活躍しているが、流石に測るわけにもいかないので「給食 トレイ」で出てき大きさにした。ちなみにトレイどれが近江屋の大きさに近いかな…とか迷いに迷っていたためギリギリまで買っていなかったのだが、借りる場所が決まるまでDM送ってすぐモノタロウで買った。
https://www.monotaro.com/p/6889/3588/?utm_campaign=shipping_notification&utm_medium=email_html&utm_source=system-email&utm_term=productImg
前日
近江屋洋菓子店のnoteを元にボルシチを作る。
ほとんどの食材はスーパーで手に入るが、ビーツだけは高級そうなスーパーでないと無い。
当日作るとなると大変なので、前日仕込んで当日はレンチンすることにした。
当日
バナナとほうれん草のジュースを作る。
ペットボトルに詰めて、保冷バッグに入れる。500mlだと一人で飲むのには結構な量なので350mlでもよかったかも。
近江屋洋菓子店でケーキとパンを、本郷三丁目駅前のローソンでホットミルクを購入し、いざ会場へ。
設営
会場はこんな感じ
早速設営しよう。早く設営しないとホットミルクが冷めてしまう。
設営といっても、シートを敷いて、用意していたボルシチなどを皿に移すくらいだが、ボルシチは移す時にはねるので皿の周りにペーパータオル等を敷いた方がいい。敷いててよかった。
あとやっぱりホットミルクがぬるくなるのでチョコレートのとけがイマイチだった。
完成
苺サンドショート
憧れの苺サンドショートである。苺サンドショートはクリームもスポンジもあっさりしているのでペロっと食べられる。大きめだから大丈夫かなと思っていたが杞憂だったようだ。
クラシックショコラ
クラシックショコラは普段は栗が乗っているのだが、この時は期間限定でトリュフチョコが乗っていた。どっしりしていて濃厚なケーキだった。ただでさえ濃厚なチョコレートに追いチョコレート状態であった。
ところで
ところで画像を見た皆さまはすでにお気付きだろうが、フォークを忘れてしまってスプーンで食べている。準備段階からスプーンのことはずっと頭にあったのに肝心のフォークのことをすっかり忘れてしまった。片手落ちである。
せっかくだからとパンも買ってたが、流石に入らなかったため、翌日食べた。美味しかった。
片付け
ケーキ以外はリュックサックに入った、ちなみに片付ける時に気づいたが、
シートが表裏逆だった。片手落ちどころでは無い。
終わって
フォークを忘れるなど色々ガバガバだったけど、苺サンドショートケーキやボルシチなどが乗った緑のトレイを見た時には本当にテンションが爆上がりしたし、美味しかったから、喫茶室の再現をやって本当に良かったと思った。
場所を貸してくださったMitteさんには感謝してもしきれません。
ちなみにこのnoteを年末から描き始めて、途中で下書き保存のまましばらくやめていて、カップを手に入れてからそろそろ一年という今この時書き終わった。ダラダラしすぎである。
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