ゴミカス足車選びのすゝめ
始めましてみなさま、ゆきちです。年末年始と大出費が続き破産目前まで来ておりますが、なんとかモラトリアムを謳歌しています。
ところでみなさま、車、乗ってますか?
下宿を始めようとする新入生がこぞって手に入れるであろう「普通自動車第一種運転免許証」。
数十万で購入できるこの国内最強の身分証明書、実は持っていると普通自動車を運転できるようになります。「免許を取って車を買うぞ」と中古車相場の高騰という現実が見えないうら若き少年少女の願いが私の耳にも聞こえてくる気がします。が、それを実行まで移してしまう愛すべき馬鹿はそう多くありません。
はたまた三重に住む在学生が一度は思ったであろう「車があったら便利なのになあ」。
三重県は南北方向に長く移動に時間がかかる上、東西方向の交通の便が終わっているため、三重県において車はわりあい「人権」の意味を持つことさえあります。
とはいえ、車なんてものは、貧乏で有名な国立大学生が、おいそれと手が出せるものではありません、高い。
ということで我々貧乏学生が手を出せるのは中古車になるというわけなんですが、中古車は状態や値段など千差万別です。
同じ車種であっても値段が倍近く離れているなんていうこともざらにあります。
そこで、そんな現実を無視して中古車を買ってきた愚かな私が、車を選ぶにあたって基準にしたものや、気をつけた点などを挙げていきます。
「雑に使える車を、なるべく安く」そんなワガママ、叶えちゃいましょう。レンタカーでいいじゃん。うるさい。
走行距離は20万kmまで
見出しの通りですね、走行距離が20万kmに達してないものを選ぼうと思っていました。
中古車選びでよく言われるものとしては「走行距離は10万kmまで」で、それ以上走っている車は状態が悪いとされますが、ぶっちゃけ安い中古車に10万km未満の車はそうそうありません。
さらに言うと、国産車は意外と丈夫なので、過去に適切なメンテナンスをされていれば10万kmは普通に走ってくれます。
というのもあって私は走行距離が20万kmに達していなければ買ってもいいなと考えていました。
走行距離が10万kmを越えてくると、中古車相場がぐっと下がるのでけっこう狙い目です。
実際私の車の購入時の走行距離は16万kmオーバーで、今も更新し続けていますが、まだまだゴキゲンに走ってくれています。
修復歴はあまり気にしない
嫌な話ですが、自動車に事故はつきものです。
ましてや地球数周分も移動したことになる過走行中古車となると事故の可能性はさらに高くなります。
我々の知る「事故」で車が受けた損傷のうち、車の骨格となる部分に修理が施された車に対して、「修復歴あり」という評価が下されます。
つまり、言ってしまうと、もしもこの見るからに忌々しいバッドステータスが付いていなかったとしても、必ずしも事故を起こしていない車とは限らないということになります。
そもそも、事故の有無に関わらず、中古車にはある程度の傷や汚れはあるので、あまり気にしないor自力でなんとかするの気持ちでいきましょう。
ありがたいことに私がお迎えした車には修復歴はありませんでしたが、ところどころに擦り傷があり、安い車には多少は安いなりの理由があるのだなと思わされました。
削れる費用は最大限削る
これまでは中古車のどこを見れば良いかという話をしてきましたが、最後に、購入時にできることを書いておきます。
中古車を購入する時に掲示される価格のほとんどは、車体の値段と諸々の法定手続きにかかる金額を合算した値段です。
具体的には車検取得費用や名義変更の費用などに、それぞれ手数料が加算された金額のことを指すのですが、これがそこそこ大きな負担になります。
これを自分で済ませることが出来れば、予算をぐっと押えた上で納車することが出来ます。
インターネットが発展した現代であれば、そう苦労することなく完了させることが出来ます。
とは言っても、これは自分だけで決められることでは無いので、先方の中古車販売店などときっちり話し合い(というかお伺い)をしてから実行に移すようにしましょう。
私は中古車が置いてある東京まで夜行バスで行き、そのまま車に乗って三重に戻ってきたため、合計で5万円ほど節約することが出来ました。
おわりに
いかがだったでしょうか。
中古車相場は年々高くなる一方ですが、これを読んだら、案外雲の上の存在というわけでもなく、少し頑張れば手が届きそうな感じがしてきませんか。
低予算でゴミカス足車をお迎えして、素敵なカーライフを送りましょう!
告知というか紹介というか
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