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最下位球団観戦のすゝめ

皆さんは「中日ドラゴンズ」という球団はご存知だろうか?東海地方に住んでいる人なら、今までの人生で一度も目に触れたことがない文字列だとは言えないものであろう。

しかし実際にこのスポーツチームについて君たちはどの程度知っているのであろうか。親が野球好きだったり、自身が野球をやっていたという関係で”かつて”この球団を見ていたり応援していたという人は多いに違いない。

なぜ「かつて」という言い方をするのかだって?

その答えはこの記事のタイトルをもう一度見返せばわかるだろう。そう、何を隠そうこの球団

最下位

なのである。

2022セリーグの成績では一位ヤクルトに15ゲーム差をつけられ最下位、本塁打長打得点の打撃成績も最下位と不甲斐ない成績を残した。

やはり野球観戦というのは得点入ってこそ「うおおおおおおお❗️ようやっとる‼️」と盛り上がれるものである。
こんなのでは某先輩のおっしゃる†夢の野球デート†を例え実現できたとしても試合も打線も関係もヒエヒエになること間違いなしである。

そんな球団にもかろうじていいところはある。

投手力だ

昨シーズンは阪神に次ぐ盤石な投手陣を持ち、12球団でもずば抜けた投手力を持つのがこの中日ドラゴンズという球団だ。
鮮やかに抑えるその姿はまさに投手王国と呼ぶに相応しいものであろう。

本拠地であるバンテリンドームも圧倒的な広さとフェンスの高さで彼らをアシストしている。
その姿を現地観戦ではしっかりと目に焼き付けられる。何より現地観戦において特筆すべき点はそのライブ感だ。音楽バンドのライブに行ったことのある方はわかると思うがその特殊な演出や場内全員が熱心に見ているという感覚が映像や配信などでは味わえない高揚感を感じることができる。一度来て仕舞えば病みつきになること間違いなしだ。

しかしやはり現地観戦はお金もかかるし安い席では見づらいというのも現実だ。「まずはカジュアルに楽しみたい」そんな方におすすめなのがテレビ中継や配信サービスなどで見るライブの試合だ。

なぜ映像ではダメなのかって?映像だとやはり今この世界で起きている事実を見るという認識が抜けてしまい、この先何が起こるかわからない野球というゲームを十分に味わうことができなくなってしまう。それを防ぐにはやはり生の映像をみて心を躍らせるべきである。

ここからは応援するモチベについてだ。前述した通りこの球団は弱い。筋金入りのクソザコである。そうした球団の負け試合を見ても心が折れない対策がある。

好きな選手を作ることだ

自分は祖父江大輔が大好きで、彼の登板試合は毎回チェックしている。このように最初「試合を見る気にはならないな…」と思っても推し選手の出る試合だけチェックしておけば、そのうち野球全体にハマっているという仕掛けである。

まずは適当にテレビをつけてみよう(東海圏では中日ドラゴンズの中継がそこそこ頻繁に行われている)
そこでその日たまたま活躍している選手でもいいし同郷の選手、顔がいい選手なんかでもいい、とにかく一人この人を見る!というのを決めてみよう。一気に野球を見るのが楽しくなるだろう。

いかがだっただろうか?
拙い記事だったが一人でも中日ドラゴンズを応援してくれる人が増えることを切に願っている。

(そぶえだ いすけ @isuke_sobueD33)

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