櫻よ、咲き続け -「櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム」Day1感想-
はじめに
どうも、今回は6月15日・16日に開催された「櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム」の1日目に参加してきましたので、その感想を述べていきます。
私が、櫻坂46のライブに参加するのは、3月に行われた「櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?-」の横浜公演1日目、5月に行われた「8th Single BACKS LIVE!!」の2日目に続いて3回目になります。
今回の東京ドーム公演、アリーナツアー初日の福岡公演で発表され、Buddies(櫻坂のファンのこと)は大いに盛り上がりました。その盛り上がりは凄まじく、チケットは指定席・注釈付き指定席が完売。ステージバック席まで売り出されるという、Buddiesの並々ならぬ熱量を感じさせました。
櫻坂46としては、2022年のアリーナツアー「櫻坂46 2nd TOUR 2022 "As you know?"」のツアーファイナル以来、2度目(三期生は初めて)の東京ドーム公演になります。メンバーにとって、Buddiesにとっても待望の公演となった、このライブの感想をここに書いていきます。
あと、一応ぴあアリーナMM公演の感想を書いたnoteも載せておきます。どれぐらい違ったか、見比べながら見ると面白いかもしれません。
ライブ開演前
ライブ開場が15時30分、開演が18時でしたが、グッズを購入するために朝10時45分ごろに水道橋駅に到着し、そのまま東京ドームへ。
ですが…私と連番相手の友人は、想像を絶する景色を見ました。グッズ待機列がすごいことになっていることを…
最後尾は確か21ゲートあたりだった気がします。そこで並ぶことにして、友人と雑談をしながら待つこと約5時間、ようやく15時30分過ぎにお目当てのグッズを無事に購入することが出来ました。売り切れていなくて良かったと同時に、今後は事前配送で買おうと考えました。
グッズもようやく買い終え、お腹が減りすぎたので、少し歩いて天下一品で昼夕兼ねた食事を取りました。思ったより開演まで時間があったので、後楽園駅まで行って、様々な絵師さんが書かれた東京ドーム公演開催記念のイラストを撮ったり、ファンクラブブースに行って、まだ貰っていなかった会員証を貰い、サクコレ抽選会に参加しました。結果は参加賞のステッカーでした。
もう開演まで40分くらいになったので、入場。入場はスムーズにいって、30分くらい座席で待ちました。座席は1階スタンドでこんな感じでした。前回日向坂46のライブで行った時と反対の席でした。(今回は1塁側、前回は3塁側なので)個人的に見やすさは前回と変わらなかったです。
ステージはアリーナツアーのものをブラッシュアップしたものに。両端のメンバーを映すスクリーンが大きくなっていたり、「SKZ」の動くやつがメインステージに置かれていたり、「Go on back?」の電飾が追加されていたり、真ん中に花道がない代わりに、ムービングステージになっていたりなど。
あとは、演出の一部で東京ドームのメインビジョンとリボンビジョンを使ってました。
ここからはライブの感想になります。
ライブの感想
00. Overture
中嶋優月さんと松田里奈さんの影ナレがOverture前にあり、注意事項諸々を述べた後、松田さんが2023年年明けのCMで言っていた「Buddiesのみんな、準備はいい?」と言うと、会場のBuddiesは大興奮。私もこの発言で痺れました。
そしてOvertureが流れ、メンバー紹介(小池美波さんは映像にいませんでした)のVTRが流れます。アリーナツアーとは変わり、過去のライブ映像を使ったものになっていました。このことだけで、本当に東京ドームに立ったんだなあと思うと感慨深い気持ちになりました。
ついにスタート。
01. 何歳の頃に戻りたいのか?
「Overture」が流れた後、センター正面のビジョンに時計の針が進むような映像が流れ、センターステージのビジョンにはカウントダウンが始まるという、アリーナツアーの演出を思い出させるものでした。そして、センターの山﨑天さんが現れ、ダンスソロを披露。
(後ろの東京ドームのメインビジョンにクソデカ文字のツアータイトル、しかもパチスロの演出に出てきそうなフォントのやつがありましたが、ステージに立っている天さんに夢中だったので気付きませんでした)
そして、このコイントスをした後、この曲のイントロが流れるというアリーナツアー本編のラストと、今回のツアータイトル、「Go on back?」の伏線を見事に回収。イントロでデカめの特効がありました。メンバーのみなさんは、赤と白の王子様みたいな衣装を着ていました。あの衣装カッコいいなーーと思いながら観ていました。しばらくはその衣装でしたね。あと最初に天さんがしてたポーズは、2018年のお見立て会でやってたものだと、Twitterで言ってる人がいましたね。
02. 泣かせて Hold me tight!
間髪を入れずスタート。今回はアリーナツアーと違って天さんのダンスソロは無かったです。(一番最初にダンスソロあったもんね)ムービングステージを使ったステージング以外は、そんなにアリーナツアーと変わらなかったかな。
03. 恋が絶滅する日
まさかこの曲が来るとは!と思いました。東京ドームのメイン・リボンビジョン両方に、歌詞に出てくる英語が映し出されました。「As you know?」ツアーのオープニングを思い出させます。この曲やるのは3rd TOUR以来かな。ライブで盛り上がるし、個人的にこの曲好きなので、聴けてよかった。
04. 摩擦係数
アリーナツアーと同じように、森田チーム(メインステージ側)vs山﨑チーム(センターステージ側)のダンスバトルからスタート。
ツアーと違うところは間奏で、小池美波さんが入って来て、ダンスソロを披露したところ。小池さんは、先月復帰を発表しました。今回が復帰後初のライブとなります。帰ってくるだけでも嬉しいのに、ダンスソロもあったので最高でした。
もちろん会場は大盛り上がり。その後、ツアーと同じように長めのダンスバトルがありました。
MC
ここで1回目のMC。松田里奈さん仕切り。
小池さんが復帰したことを報告し、「今は元気だけど、まだできないこともあるので」
05. Nobody's fault
海にいるかのような環境音が流れ、森田ひかるさんが最初のポーズをします。MVの時みたいで興奮しました。メインステージでメンバーが散らばって披露してた感じです。久しぶりに聴きましたが、櫻坂の始まりがこの曲で良かったのかなと思います。
06. Cool
この曲はツアーでもやってましたが、ビジョンに映し出された映像がちょっと違いました。キャラクターがビジョンに映し出された感じで、照明とかも違ったかも。
07. Dead end
前曲終了後、森田さんが信号機の上から車や横断歩道を渡る人たちを見下ろすかのような表情で、飴を舐めながら、赤から青、青から赤に信号を変えていくという、会場も興奮する演出がありました。
そして、
08. 桜月
ここまで披露された曲とは打って変わり、幻想的な雰囲気に。神社らしきものやピンクの月(これが桜月?)がステージにあるビジョンに映し出され、海外から来た観客に日本の美を見せつけているかのようでした。(あのピンクの月いいですね)
曲の前に、守屋麗奈さんのダンスソロがありました。これがよりこの曲の世界観を深めていって、いいなと思いました。
昨年行われたグループの展覧会「新せ界」で、守屋さんは「いつか自分たちの本当の力で東京ドームに立ちたい。」というヴィジョンを掲げていました。そんな彼女が東京ドームでこの楽曲をパフォーマンスしていて、感慨深いものがありました。美しかった。
09. 流れ弾
曲が始まる前に、三味線を使ったダンストラックで、この曲を披露するメンバーがダンス。ピンクの月がこの曲を象徴するかのような炎に変わってました。ところどころ、雷が聞こえて暗雲がメインビジョンには映されました。
ダンストラックの時に特効が上がってたような。ていうか、この曲はサビで火花が上がったり、炎が上がったりと、今回のライブの中で一番特効を使ってたんじゃ無いかと思います。
10. 何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう
この曲はホームベース側にあるステージで披露。この曲を披露する前に、この楽曲のセンター、村山美羽さんが登場し、紙を持ってました。(ここら辺記憶が曖昧に…)
途中からメンバーが現れ、この曲が始まります。披露するステージが変わっただけですかね。アリーナツアーに引き続き、この曲の世界観をより引き立たせ、さらに好きになるいいパフォーマンスでした。
MC
田村保乃さん仕切り。(だったはず?)
幸阪茉里乃さんが増本綺良さんと同じ髪型だった(!)っていう話や、井上梨名さんがリハーサルしてたときに山﨑天さんが歌ってた?みたいな話をしてました。
前半と後半の間の休憩時間みたいな感じで、ちょっと長めでした。
井上さんがコール&レスポンスをしたいと言って、観客とした後、次の曲へ。
11. 恋は向いてない
井上さんのコール&レスポンスのあとに、これだったので盛り上がる曲がくるのかと思ったらこれで、ちょっと驚きましたが、3人がカッコよかったのでいいでしょう。横浜公演で観たときより、パフォーマンスがよくなってたかなーと思いました。あとは照明とか変わってたと思います。
12. 真夏に何が起きるのかしら
前の曲とは打って変わって明るい感じに。ホームベース側のステージで披露。山﨑さん、向井純葉さん、小島凪紗さんがそれぞれ違う制服を着てパフォーマンスしてました。ビジョンも真夏の空→夜の花火みたいな感じでよかったです。
三者三様の個性が現れていて、観ていて楽しかったです。3人とも似合っていましたが、とくに小島さんのセーラー服の破壊力が半端なかったです。
小島さんは最近、ショートボブにしたとブログで発表していました。それも相まってすごい似合ってたし、可愛かったです。
13. 心の影絵
またクールでちょっと切ない感じに。衣装は3rdアニラの「Start over!」「承認欲求」で着ていたものと同じでした。センターステージで披露。
14. 油を注せ!
この曲を披露する前に、ダンストラックがあり、この楽曲のセンター、武元唯衣さんがダンスソロをした後、そのままこの楽曲を披露するメンバーが現れ、メンバー全員でダンスを披露。
この時に東京ドームのメインビジョンにはそのメンバー全員が映し出されたのを観て、鳥肌がたちました。
個人的には、すっかり「8th Single BACKS LIVE!!」のダブルアンコールの熱狂が印象に残りすぎてる曲ですが、今回の東京ドームでのパフォーマンスもカッコよかったです。
15. 静寂の暴力
アリーナツアーと同じく、センターステージで披露され、演出も3rdアニラDay1やアリーナツアーDay1で披露されたものと同じ感じでしたが、ラストのサビで一気に照明が明るくなり、ムービングステージで移動しながらパフォーマンスと少し違うところがありました。(でも、ムービングステージ使う曲ではないかなと観てて思ったけど)
会場は拍手に包まれ、会場全体で作り上げた一つの作品だなと感じました。今回は東京ドームと、会場の規模も大きいので、終わった後に感じるものが違いました。今までとは違って曲が始まる前にこの曲の歌詞のテロップがビジョンに映し出されたのですが、それもよかったです。
16. マンホールの蓋の上
アリーナツアーでは一番最初に披露していましたが、今回は後半の最初に。「Whatcha say we do?」の部分がイントロに追加され、間奏も長くなるバージョン。
この曲は音源よりもライブでさらに進化していった曲だと思います。リリース以降に出た「COUNTDOWN JAPAN 23/24」「JAPAN JAM 2024」の2つのフェスでも披露され、こうして後半の起爆剤にもなり得る位置で披露されていることから、成長を感じました。
今後も、ライブを盛り上がるナンバーとして欠かせなくなるでしょう。
17. BAN
アリーナツアーとは異なり、披露するメンバーの構成が変わりました。最初は普通に「何歳の頃に戻りたいのか?」の選抜メンバーが登場して、1コーラスパフォーマンスしますが、サビ終わった後、3rd TOURやアニラの時みたいに間奏が追加され、そこから登場したのは8thのBACKSメンバー!2番はBACKSメンバーによって披露。
間奏は選抜vsBACKSでダンスバトルを行っている感じで、ラストは1・2・3期全員(小池さん以外)でパフォーマンス。去年のツアー以降、最初一部のメンバーで披露した後、途中でメンバーが合流するパフォーマンスに味を占めるようになりましたが、個人的には「いいぞ、もっとやれ」って思います。
18. 承認欲求
イントロ前にSE、間奏でフロントの3人のダンスソロがあるのはアリーナツアーとは変わりませんが、今回のパフォーマンスの方がよかったかなと思います。
途中の掛け合いも盛り上がっていたりして、熱量を感じていたのがそう思わせたのかもしれません。
19. Start over!
アリーナツアーと同様、イントロでジャンプを煽ってからスタート。
この曲は、何回音源で聴いても、ライブで観ても、素晴らしいなと思うくらい好きな曲ですが、今回も最高でした。センターの藤吉夏鈴さんの存在感に圧倒されました。
いつも圧倒されますが、今回は東京ドームということや小池さんの復活もあり、このパフォーマンスには特別なものがあったなと思いました。
20. 自業自得
9thシングル表題曲ついに初披露!
個人的にこの曲はアンコールか、2日目のWアンコールでやるだろうと開演前は思っていました。(まだ楽曲が解禁されたばかりということもあったため)ですが、1曲目が「何歳の頃に戻りたいのか?」だったのでもしかして「自業自得」は本編ラスト?とライブ中に考えが変わりました。それは当たっていました。
曲が始まる前に、長めのインタールードがあり、ビジョンには狙いを定める照準がいたるところにあって、メンバーを狙ってるのか?と思いました。
曲が始まり、初披露でうおーってなってあまり覚えてないのですが、衣装はMVのもの(白い衣装に赤青のペンキが散らばってる感じ)のように見えました。最後はこの曲のインストが流れて退場し、ツアーロゴがビジョンに映し出されました。
初披露のこの曲。ライブ前からずっと生で観てみたいと思っていたので、観られてよかったなと思います。この曲もライブ化けすることも知れて、今後フェスなどでどのようなパフォーマンスをするのかが楽しみです。
あと、この曲と「Start over!」のパフォーマンスは、「やっぱり、櫻坂46は強いんだな」と確信した瞬間でした。
アンコール
おなじみの「さーくらざかー!」「ファーティーシックス!」でメンバーの登場を待ちます。
EN1. Anthem time ⇔ ドローン旋回中
いきなり、「Anthem time」のイントロが流れ、会場は大盛り上がり。そして、メンバー全員が登場しました。一部のメンバーは、トロッコに乗りながらレスに答えたりするなど、重厚な世界観を作り上げていた本編とは、打って変わって明るく微笑ましい雰囲気に。
コールしたりタオル回したりする人は忙しかったですが、すごい楽しかったです。
アリーナツアーの時に観てから、東京ドームで絶対にやってほしい!とずっと思っていたので、今回披露されて本当によかったなと思います。
EN2. Buddies
ここからはアンコールお馴染みの2曲になります。今回は天さんだけムービングステージで1人、ハンドマイクで披露しており、他のメンバーはステージのあらゆるところで歌ってた感じです。途中のMCも内容は記憶にないですが「東京ドームに立てたのはBuddiesのおかげ」みたいなことを言ってたと思います。(スミマセン)
MC
ここで長めのMC。
入る前に「9th Single BACKS LIVE!!」の開催と、今回のBACKS曲センターが石森璃花さんであること、その曲が6月19日に先行配信、22時から公式YouTubeチャンネルでプレミア公開されることが発表されました。(この時曲名は発表されませんでしたが後で「愛し合いなさい」と判明しました)
その後、石森璃花さんが今回選ばれたことに対する意気込みを話しました。
また、山下瞳月さんが初披露のセンター曲「自業自得」のパフォーマンスを終えた感想を、守屋麗奈さんがこの東京ドーム公演の感想をおっしゃってました。
EN3. 櫻坂の詩
最後はお馴染みのこの曲。ラスサビ前に松田さんがMC。「櫻坂46は現状に満足していません。」みたいなことを言ってました。
メンバーがこのことを言うのは嬉しかったです。現状に満足せず、これからその先のまだ経験したことのない大きな夢へと向かっていくのかなと思うと、今後も自分のペースで、櫻坂46の活動を見守っていきたいと強く思いました。
ライブ終了後
終演後、開演前に行けなかったSpotifyブースに行って、ステッカーをもらい今までのアーティスト写真を見ることができました。(ちなみにステッカーは桜月のときのアーティスト写真でした)
終演後、余韻が残ってる私と友人は、かっこよかったねー、あそこの演出とか照明よかったよねーとずっと話してました。
これからの櫻坂についての考察
はい、というわけで今回のライブを見て考えたことを述べていきます。
セットリスト
これは、「櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?-」のアリーナツアーと東京ドーム公演で披露された曲を、双方で披露された曲、東京ドーム公演のみで披露された曲、アリーナツアーのみで披露された曲に分けました。
アリーナツアーの追加公演ということもあり、アリーナツアーで披露された17曲は、曲順が変わりつつも、今回の東京ドーム公演でも披露されました。
また、ツアーとは異なり、海外からのチケット受付を行い、Buddies海外勢がいたことを配慮したからか、ツアーでは未披露だったシングル表題曲「Nobody's fault」「桜月」「流れ弾」が披露され、他にもカップリング曲の「恋が絶滅する日」「Dead end」、そして最新曲「自業自得」も披露されました。
アリーナツアーでは披露されたものの、東京ドーム公演では披露されなかった曲に、「Don't cut in line!」「コンビナート」「マモリビト」がありました。
ここからは、今回の東京ドーム公演はどういう感じのセットリストだったか振り返って行きます。
最初でアリーナツアーの伏線回収を行い、アリーナツアーと曲順を変えることで、アリーナツアーに行った人も「こうきたか!」と納得させるような内容だと思います。
序盤は一気に上げて、「Dead end」で盛り上がりがピークとなって「桜月」で落ち着いたと見せかけての「流れ弾」っていう流れが面白かったですね。私だったら「Dead end」の後に入れると思うんですけど、この順番は何か意味があるのでは?と思ってしまいます。
前半は「何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう」で終了。中盤は「恋は向いてない」から「静寂の暴力」あたりまで、「何歳の頃に戻りたいのか?」収録のユニット曲3曲とBACKS曲、さらに人気の高い三期曲で構成されました。
ここら辺は盛り上がるというより、「もっと私たちを見て!」という感じだったかなと思います。
そして、後半は「マンホールの蓋の上」からスタート。アリーナツアーでは1曲目だったのですが、これを後半の最初に置くことで、テンションを上げ、シングル表題曲が続き、最後は、今回が初披露となる最新シングル表題曲「自業自得」で会場は一気に盛り上がり、最高の熱気のままライブ本編は終了。
アンコールはお馴染みの「Buddies」と「櫻坂の詩」が最後2曲にありましたが、1番の驚きは「Anthem time ⇔ドローン旋回中」が、アンコール1曲目で披露されたことでしょう。
アリーナツアーの本編4曲目で披露され、アリーナツアーに行ったBuddiesが驚いたこのミックス。東京ドームでも観れてよかったです。
個人的に、「Anthem time ⇔ドローン旋回中」が本編に無かったので、今回はないのかな…と思ったら、アンコール1曲目にやるという、嬉しい誤算があって最高でした。
個人的に、セットリストはアリーナツアーと結構変えてくるのでは?と思っていましたが曲順が変わって、一部の楽曲が増えたくらいですね。
あと、シングル表題曲は、「自業自得」含めて全て披露するのでは無いかとも思いましたが、結果的に「五月雨よ」以外は披露されました。
私が一番好きな櫻坂46のシングル表題曲が「五月雨よ」なのでやってほしかったな…と。次のライブ(4thアニラあたり)で聴けたらいいなと思ってます。
個人的には、「なぜ 恋して来なかったんだろう?」、「条件反射で泣けて来る」、「断絶」、「僕たちのLa vie en rose」なども披露してほしかったなと思いますが、結構欲張りでしょうか。
あと1日目と2日目でセットリストは変更なしでした。確かにあれで数曲変えてたら、メンバーの皆さんはかなり大変だっただろうな…と思わせるライブだったので納得です。
悲願となる満員の東京ドームでのライブ
今回の東京ドーム公演、2日間合わせて約11万人を動員。2022年に行われたときは約8万人を動員していましたが、スタンドの一部など空いていたことから埋まってないのでは?という声もありました。
また、前回は全国ツアーのファイナルと前キャプテン・菅井友香さんの卒業セレモニーを兼ねて開催されました。
このことから、個人的には、グループ最大の功労者の卒業を大きな舞台で晴れやかに祝うという側面が強かったように見えました。
ですが、今回は11万人を動員。ステージバック席も売り出されるほど埋まるという、前回の雪辱を果たすことができて、また、メンバーの卒業とは関係なく櫻坂46のライブとして開催できてよかったなと思います。
メンバーの皆さんは360°Buddiesに囲まれたみたいなことをしきりに言っていました。それくらい、メンバーの皆さんにとってうれしかったのでしょう。
もちろん私も嬉しかったです。最初のOvertureでステージバック席含めて会場全体、ペンライトが光っているのを見てちょっとうおぉーってなりました。本当に埋まってるんだなと、幸せだな、やったねと感じました。
山﨑天→山下瞳月へバトンタッチ
今回の東京ドーム公演、最初の3曲は、山﨑天さん単独センターの曲でした。その後、さまざまなメンバーがセンターを務めた楽曲を披露します。もしかして「自業自得」前の19曲は、「自業自得」までに至る道で、新センター・山下瞳月さんを導き、引き立たせるためのものなのかなと考えました。
どうなる?今後の活動
東京ドーム公演では2日間あわせて11万人を動員し、大成功に収めた櫻坂46ですが、26日には9thシングル「自業自得」がリリースされ、その後も、フェス出演やライブ開催の予定があります。
既に発表されているフェスへの出演に加え、東京ドーム公演1日目では、8月23日から25日にかけて、「9th Single BACKS LIVE!!」を前回に引き続き幕張イベントホールで開催すること、2日目では、11月23日と24日に「4th YEAR ANNIVERSARY LIVE」を昨年に引き続きZOZOマリンスタジアムで開催することがそれぞれ発表されました。
これで、櫻坂46のANNIVERSARY LIVEは、ZOZOマリンスタジアムで開催することが定着する感じになりますね。乃木坂46が夏の全国ツアーの関東公演を明治神宮野球場で、日向坂46がひな誕祭を横浜スタジアムでライブを開催するのが恒例になっているのと同じような感じですかね。(日向坂46はまだ横浜スタジアムでやるようになってから2年も経ってないですが)
今後の予定がこれだけあるのは、嬉しいですね。あとは年内、4thアニラの前に10thシングルor2ndアルバムのリリースがあるかな?って思っています。この公演のBlu-rayも年内にリリースされると思います。(あと「小林由依 卒業コンサート」も)
個人的には、櫻坂46が今までリリースしたシングル表題曲のクオリティは高いので、それを維持しつつ、カップリング曲もそのクオリティに見合ったものが聴きたいなと思っています。
(そう言っているうちに「愛し合いなさい」が出ましたねー、とはいえ他の「自業自得」収録曲がどんな感じか楽しみですが)
まとめ
というわけで、今回は「櫻坂46 4th ARENA TOUR 2024 新・櫻前線 -Go on back?- IN 東京ドーム」の1日目の感想を書きました。
今回のライブは、今まで観た櫻坂46のライブの中でも最高にいいライブでした。今まで行ったライブももちろんいいですが、念願の東京ドーム公演ということもあり、思うものが違いました。
このライブで正真正銘、櫻坂46として東京ドームに立てたと思います。それくらいの気合いと覚悟を感じた最強のライブでした。
櫻坂46のライブは本編の演出・セットリストの構成がしっかりできているものが多いですが、今回も良かったです。だから、私は何回も櫻坂46のライブに行くのだろうなと思いました。
このライブが終わった後、喪失感はものすごくありました。今までライブに行ってもロスを感じることはありましたが、そこまで引きずることはあまりありませんでした。ですが、今回に至ってはライブ2日目終了後も引きずってました…(こんなことは初めてです)
あと、どうライブを楽しむかは一個人の自由だし、みんなが楽しいんだったら、それはそれでいいんじゃないかなあと思っています。
実際、ペンライト振ってなくても曲が終わったあと拍手してる人もいて、それを見てこの人も楽しんでるだなと感じられて、嬉しい気持ちになりました。
他にも、連番相手の友人は、今回が初めてアイドルのライブに参加したみたいですが、このライブを観てカッコよかったと言ってました。ここに誘って良かったなと思いました。
また、今度はZOZOマリンスタジアムでのライブにも是非行こうと思います。いや、絶対行きます。多分次櫻坂について書くとしたら、その時の感想になると思います。
メンバーの皆さんやスタッフの皆さんが、ここまで素晴らしいステージを作り上げたことに感謝しています。
ありがとうございます、大好きです!今後のライブも楽しみにしています。
1万字を超える、とても長い文章でしたが、最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
最後に、今回の東京ドーム公演のセットリストを収めたSpotifyのプレイリストと可愛い山下瞳月さんを載せておきます。