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「BUMP OF CHICKEN TOUR ホームシック衛星2024」@有明アリーナ 2024.04.25 感想


始めに

今年結成28周年を迎えたBUMP OF CHICKEN、彼らは「ホームシック衛星2024」という16年前のツアーのリバイバルを行うという情報を聞きつけ、我々は星の鳥の行方、ボイジャーの応答を追いかけて、長い旅へ出た……

そんな前置きは置いておいて、今回は「BUMP OF CHICKEN TOUR ホームシック衛星2024」のツアーファイナル、4月25日の有明アリーナ公演の感想を述べていきます。かなり長い文章になると思いますがよろしくお願いします。

ちなみに私が、BUMP OF CHICKENの単独ライブに参加するのはaurora ark東京ドーム公演1日目、be there有明アリーナ公演2日目に続いて、3回目です。


4/24

この日は時間に余裕があったため、整理券とって、グッズを買うためだけにきました。会場に到着したのは14時くらい。フォトスポットで写真を撮った後、グッズを購入。お目当てのツアーT黒はなかったのでスミクロの方にしましたが。ステッカーやタオルなどとりあえず欲しいものは一通り買いました。(ちなみに、ガチャはシークレット出ませんでした)


4/25

開演前

17時半くらいに会場到着。この時、事前にグッズを買っておいて良かったなと思いました。あとフォトスポットで写真を撮ろうとしましたが、全然そんな余裕なかったです。

そして18時すぎに入場。様々な企業やミュージシャンから花束が届いてました。

毎度お世話になってるイープラス。
(ステイハングリーはどういう繋がりなんだろうか?)
トイズファクトリーの稲葉社長と
長年藤原さんのコラムを掲載してたB-PASS。
BUMP OF CHICKENとかなり縁が深いスペシャとbayfm。
MTVはあるけどTBSは出たことないですね。
「CDTV ライブ!ライブ!」はフルサイズが売りなので
個人的に一番出る可能性が高いのはこれだと思ってますが。
果たしてこのラブコールに応えることはあるのでしょうか…
18祭は言わずもがな。
神サイはEIGHT-JAMで魅力を熱弁してましたね。
ACIDMANとレミオロメンのボーカル、藤巻亮太さんから。
この2組からは少し珍しいかも。(フェス繋がりかな?)

会場の雰囲気は幻想的でステージ後方のスクリーンは、星が映し出され、BGMも洋楽ではなく宇宙を思わせるBGMでした。ステージは客席側からみて左に鉄塔があり、その上にはパラボラアンテナがありました。
上には衛星らしきものが。影ナレが開演時間に流れました。少し加工されて、まるで宇宙にいるのかと感じさせられました。他にも誰かが交信するような声が聞こえました。

こんな感じです
(終演後に撮っていいってことから撮りました。
Twitterのヘッダーに使っても大丈夫ですよ)

ライブの感想

01. 星の鳥
客電が落とされてから少しして、あの「voyager」の最後に流れる音が聞こえてきます。そして、そのままオープニングムービーに突入し、星の鳥が惑星の周りや大陸を渡っていく映像が流れていきます。
「orbital period」のジャケット写真の裏面の場所に辿りつき、穴に入ります。
そして、ツアーロゴが正面のスクリーンに映し出され、カウントダウンが始まります。(このとき、鉄塔のスクリーンには「BUMP OF CHICKEN」とTour Final TEEの裏にあるようなフォントで映し出されました。)

しばらくすると、メンバーが登場し(升秀夫さん、増川弘明さん、直井"CHAMA"由文さん、藤原基央さんの順)、藤原さんがおなじみのレスポールスペシャルを掲げ、「00 00 28 00 00」とカウントダウンが終わった後に、あの曲へ。
(このカウントダウンは、16年前と少し違うかも)

02. メーデー
ついに始まりました、ホームシック衛星2024。会場のテンションが上がっていく中、16年前と同じ曲でスタートです。(リバイバルツアーだからね)

スクリーンの映像は地上から徐々に天空へと上がっていき、ラスサビで星の鳥が映し出される感じでした。

藤原さん、ドラムソロの前の間奏で「ハロー有明!応答願ウ!君を探してた4人組だ!俺たちがBUMP OF CHICKENだ!会いたかったぞ!さあ声を聞かせてくれ!!」と挨拶。

いつもと違いテンション高めの挨拶で興奮しました!また、ラストの「再び呼吸をする時は君と一緒に」を「絶対一緒に」に変えてました。

間奏でちゃまさん一瞬スラップベース。


03. 才悩人応援歌
お次はこの曲。照明やスクリーンは赤を基調としたもの。あのスリリングな演奏や、Cメロの「友人は立派〜」の部分の藤原さんの鬼気迫る歌い方が印象的でした。この曲は歌詞変えてなかったかも。また聴けて最高です。

04. ラフ・メイカー
お馴染みの曲。照明は緑で後ろのスクリーンは銀河みたいな感じでした。結構しっかり演奏していました。(丁寧てことです)なんか薄い感想になってしまいました…大好きなのに。

MC
ここで初めてMCが入ります。うろ覚えですが、大体こんなこと言ってたかなあと書いていきます。
チャマさん「ホームシック衛星ツアーへようこそ!BUMP OF CHICKENです!!東京に戻ってくることができました!ただいまー!」
客「おかえりー!」

(チャマさんはこんな感じのことを言ってました)
「無理せず手を上げて、スタッフを呼ぶように!周りにスタッフがいなかったら近くの人が手助けして!」
「今日でツアー終わりだしここに全部置いておくんで!お前らしっかり受け止めろよ!」

増川さんは「今日がファイナルです!ファイナルはファイナルしかないから!」みたいなことを言ってました。

05. アルエ
これまたお馴染みの曲。16年前と同じく、最初からテンションを上げていく感じですね。最後の「She can get all」のところが「We can get all」になってました。ここまでずっと大好きな曲が続いてることで「これ夢か?」って思ってました。

06. ハンマーソングと痛みの塔
升さんのドラムソロから始まり、増川さんがギターを少し弾いてから藤原さんのボーカルへ。

今回特筆すべき点は、原曲通りレギュラーチューニングで演奏されたことです!今まで披露されたときは半音下げチューニングで演奏されていたのですが、今回は「アルエ」の後に楽器を変えたためからか、レギュラーチューニングで演奏されています。「66号線」もそうですが、こうやって原曲と同じキーで演奏してくれるのは嬉しいです。本当に。(と言いながら「embrace」は大体半音下げだけど)

増川さん、センターステージでギターソロ弾いてました。(確か)正面のスクリーンはマーブル模様で、右から左のスクリーンへ(座席から見て)曲中に衛星が動いてました。

MC
ここで藤原基央さんMC。自分の好きなように見てほしい的なことを言ってました。
「どうもありがとう。大丈夫?あの、ライブをみる時は自分の気持ちいいスタンスで見てほしい。例えば隣の人が立っている。でも自分は座って聴きたい。それだったら無理せずそれでいいんだ。君たちは同調圧力に屈してはならない(笑)マナーさえ守ってくれたら好きなように聴いてくれ。自分のリラックスできるスタイルで楽しんでくれ!よろしくな!」
こんな感じのニュアンスでした。今回、藤原さんやチャマさんが口調荒めの感じだったのが初期の尖っていたBUMP OF CHICKENみたいだなと思いました。

07. ひとりごと
ここでちょっと落ち着く感じに。藤原さん、アコギに変えて、優しく歌うのが印象的でした。こういう優しい感じの曲もいいですね。

08. 花の名
イントロで、藤原さんが「ライブ始まっちゃったね。始まっちゃうってことは終わっちゃうんだよね。寂しい。」とMC。そして、この曲は結構歌詞変えまくってました。おそらく過去1。2番から藤原さんハンドマイク。2番とラスサビはほとんど変えてたので、あまり覚えてません。スミマセン。「歌う〜」とか「音」「声」をかなり使っていた記憶が…
覚えてる方がいましたら、コメントで書いていただけると助かります。お願いします。


09. 飴玉の唄

ファンにとって待望の披露となった、今回のツアーの目玉ともいえる楽曲。壮大な景色がスクリーンに映ってました。あの藤原さんの熱量に満ちた声(「見えなければ死ななければ〜」のところからね)がはっきりと記憶に残っています。今でもこの曲を聴くたびに思い出します。


10. 東京賛歌
今回のツアーで初披露の楽曲!以前「ホームシック衛星」で披露しようとしたけど、リハーサルで断念したという話を聞いたことがあります。アレンジされていて、増川さんのギターから始まり、そこから藤原さんのボーカルが入るという感じでした。バンドアレンジになってました。(わかりやすく言えば「車輪の唄」と同じ感じです)ブルースハープは間奏と最後だけ。ちなみに藤原さんは間奏のところでブルースハープが逆向きになってたって後のMCで言ってました。ちなみに、私はアリーナの前の方の座席だったので気づきませんでした。(「Iris」の初回限定盤Blu-rayで見れるかも?)


MC
ここでメンバー紹介。
「BUMP OF CHICKENのベース!直井由文!チャマ!」
「こいつがいなきゃ始まんねー!ボーカル&ギター!藤原基央!!」
「いつからか歳を取るのを忘れてしまった男!ギター!増川弘明!!」
「宮城が産んだ大スター!ずんだ餅の生まれ変わり!萩の月の化身!ホッキ貝の妖精!ドラム!升秀夫!!」
こんな感じでチャマさんが紹介。

ちゃまさんからのフリで増川さんMC。
増川さん「楽しくやらせてもらってます!」
藤原さん「はい!」
増川さん「センターステージで立っているということは、もうそこそこの曲をやらせてもらってるということで、寂しいです。楽しいからあっという間なんですよ。だからなんでかっていうと….」
藤原さん「いつもそこで自分に負けてるよね。自分で広げた風呂敷に(笑)」
と会場を和やかにして次の曲へ。

11. 真っ赤な空を見ただろうか
今回はいつもの藤原さんが始まりをシャンソン風に歌うものではなく、原曲通りの演奏。その始まり方がライブでは新鮮でした。
そういえば「aurora ark」でもセンターステージで歌ってましたねー。この曲のサビでPIXMOBが赤に光りました。この曲大好きだー。

12. かさぶたぶたぶ
藤原さんが「手拍子ちょうだい!」って言って、観客の手拍子からスタート。手拍子をしてるなかサビの「かさぶたぶたぶ〜かさぶた〜」を歌うのが大変だった(笑)意識がどうしても歌うのに持ってかれてしまうので、意外と難しいじゃん!ってなりました。あと、個人的にこの曲は「子供に聴かせるべきBUMP OF CHICKENの曲」1位だと思ってます。この曲のおかげで、会場も一気に朗らかでゆる〜い感じになったと思います。(いい意味で)

13. 望遠のマーチ
この公演の中で異彩を放つ一曲。ただこれは今までの「ホームシック衛星」リバイバルのライブから一気に今のBUMP OF CHICKENのライブへ流れを変えるという意味では、個人的に大きな意味を持つ選曲だと思います。最初に同期が入ってからスタート。(CDJ18/19と同じ感じ、aurora arkはaurora arcから繋がった感じだから今回と違います)

サビでシンガロングするのが気持ちいい曲ですね。あと、最後の「Hey!」も。

14. ray
お馴染みのど定番。今回のツアーでは「天体観測」と日替わりで、ついにこの曲がセットリストから外れる公演が出たというのも大きなニュースです。
でもやったらやったでめっちゃ盛り上がるし、楽しいし、「天体観測」と「ray」なんてなんぼやってもいいですからね。(ミルクボーイ)

15. プレゼント
去年「be there」で突然披露され、一部のファンをびっくりさせたこの曲がbe thereツアーに引き続き披露。本当、「be there」で披露されるまで数回しかやってなかったのに急にどうしたんだって感じですが、今回は「present from you」が「orbital period」にまつわるから披露されたのかなって感じですね。(「ホームシップ衛星」一部公演で披露されました)それは置いておいて、またこの曲が聴けて本当に良かったです。何回聴いてもあそこのCメロで泣きそうになります。(泣いてないんかい)こうやってライブで演奏する機会が増えたのはすごく嬉しいですね。

16. fire sign
これもお馴染みの曲。「ラーラ、ララララララーラ」のところをみんなでシンガロング。
みんなと同じ音楽で待ち合わせできたんだなーって思いました。

最後、そのシンガロングの部分が長くなり、メンバーが思うがままにベースやギターを弾いていくのを歌いながら見ていて幸せでした。最後の最後、升さん以外の3人はセンターステージへ。

17. 星の鳥 reprise
18. カルマ

「fire sign」が終わったあと、「星の鳥 reprise」が流れ、正面のスクリーンにTour Final TEEの表面にプリントされているあれが映し出されます。

メンバーが急いで(とくに藤原さんと増川さんは最初のギターのトレモロがあるので)戻った後、「カルマ」のイントロが流れ、会場は再び熱気をあげました。

このツアー、何回もクライマックスと思わせる場面がありすぎる。最高すぎます。

正面のスクリーンもすごい疾走感のある映像でこの曲の演奏をより引き立たせるものとなってました。


19. voyager,flyby

今回のツアーで1番のサプライズとなったこの曲。
タイトルは音楽ナタリーのレポート記事でこの表記だったので、これにしてます。(おそらく正式な曲名だと思います)
この曲の流れは下に書きます。こんな感じでした。

1番
「voyager」藤原さんボーカル、増川さんエレキでアルペジオ弾く。

2番
2番に入る前の間奏でチャマさん、升さんが加わる。バンドサウンドで「flyby」のAメロ、サビは完全に新しい歌詞。

間奏
転調し増川さんのギターソロが入る、今回の公演ではこの時藤原さんとチャマさん向き合って演奏。

ラスサビ
再び転調し、そのまま「flyby」のサビに。ライブでは紙吹雪が舞った。

ラスト
少しアウトロが長くなり、アルペジオだけでなく、ベースやシンバルが少し入ったアレンジ。

BUMP OF CHICKEN「voyager,flyby」

果たしてこの曲は音源化されるのかというところが期待されますが、個人的にはあの「voyager」と「flyby」を繋げてみたらどうなるのかな?と熱心なBUMP OF CHICKENのファンなら一度は考える夢がここで実現されたということで感慨深かったです。(そういえば実際に繋げたのをYouTubeで上げてる人もいましたね)

今回のツアーは、初のリバイバルツアー、このファンの夢が叶ったことでBUMP OF CHICKENの28年の中でも、大きな意味合いを持ったツアーとなりました。



アンコール
本編が終わり、メンバーが退場したあとも、拍手、「fire sign」の合唱などでBUMP OF CHICKENの皆さんが出てくるのを待ちました。

そして、メンバーが登場し、藤原さんとチャマさんはREPRODUCT TEEシャツを、増川さんと升さんはTour Final TEEシャツを着てました。

そして、藤原さん「アンコールどうもありがとう。」と一言。


20. ガラスのブルース
お馴染みのアンコール定番。ちなみに私が現地で聴くのは、ライブ参加4回目(ロッキン2022含む)にして初だったので、この曲が聴けてすごく嬉しかったです。

あの「ガラスの眼を持つ猫は 星になったよ~」の合唱も初めてでした。

BUMP OF CHICKENのライブではやっぱりこの曲を聴かないと!ってずっと思ってたので本当に聴けて良かった。(二回目)

最初に4人が向き合って演奏してるのが最高ですね。(今更)

21. 流星群
続いて「Butterflies」のアルバム曲から。「Butterflies」のアルバム曲の中でこの曲が一番好きだし、今回のツアーコンセプトにもピッタリで、披露するだろうなと思ってたので、聴けて良かったなーと。

結構歌詞が変わってました。あと、最後の最後にサビの「こんな魔法のような夜に」を歌ったのは鳥肌がたちました。

ああ、ここで終わってしまうのか…終わってほしくないな……!と思いながら聴いていました。

アンコール最後の藤原さんのMC
「流星群」が終わった後、メンバーは観客に手を振ったり、チャマさんはTシャツを脱いで投げたりとファンサービスを行い、増川さんが「どうもありがとう!」と言い、藤原さん以外の3人は、ステージを降りました。

そして、藤原さんのMCに入ります。全部は覚えてないので、大体こういうことを言ってたよってことで書いていきます。(あとで出る「Iris」のBlu-rayで確認しようと思います)

「古い曲は古いんですよ。出た時のころは新しくてチヤホヤされて、でも時が経っていくとともに古くなっていって、日々新しい曲がたくさん出てきて…古い曲はどんどん居場所を失っていくんだ。でも今回その曲たちも喜んでると思います。こうやって披露できて。」
「今回のツアーは9割が古い曲で、こうやって古い曲ばっかやるツアーはなかなかないし、これができたのは君のおかげだ。本当にありがとう!!」
「バンドのメンバーがいっぱい増えたような感じだったよ」
「こんなツアーをまたやれるのかって。28年後?70過ぎてるじゃん…ジジイになっても歌えるのかな?高音が出なくなっても、キーを1つ、2つ、3つ下げても、動き回ることができなくても、あんまカッコつけなくても君に会いたいです。だから、俺もメンバーも元気じゃないかもしれないけも、君たちが元気でも元気じゃなくても来てほしい。世界一幸せなバンドです!!今日は本当にどうもありがとう!!気をつけて帰ってね。じゃあねー。おやすみー。」
と言ってステージを降りました。そして、終演のアナウンスがあり、公演は終了。


こちらに、今回のツアーのセットリスト(Day1,Day2の本編)を収めたプレイリストのリンク一覧(Apple Music,Spotify,YouTube Music)を貼っておきます。


ツアートラック(オレンジ)


印象に残った3つのこと

というわけで、今回の公演でとくに、印象に残ったことを3つ、ここに書きます。

・山田健人氏によるドラマティックで幻想的な演出!
今回のツアーは、チャマさんが最後に感謝を伝えてた山田健人氏による総合演出がされました。

山田氏は、藤井風さんやSuchmosをはじめ、BiSH、THE YELLOW MONKEYなど多くのミュージシャンのMVやライブの演出を手がけています。(ちなみにけやき坂46の「イマニミテイロ」のMVの監督はこの人なんですね、調べてて知りました)

個人的には今までのツアーの中でも最もドラマティックな映像演出、ツアータイトルに合わせた照明やステージセットと今回のツアーの世界観をより引き立たせるものとなっていて、すごいよかったです。

今まで「WILLPOLIS」以降、「BFLY」〜「aurora ark」と大掛かりな演出、ステージを取り入れてきたライブはありましたが、今回の演出が一番BUMP OF CHICKENの楽曲の世界観と合っていたかなーと思います。

・藤原さん、テンションも声も絶好調!
今公演は、藤原基央さんのテンションがものすごく高かったです。見ていて、これはいつもと違うかも!と「メーデー」の間奏のMCで思ってました。

そして、「才悩人応援歌」あたりでもう今まで自分が見てきたBUMP OF CHICKENの公演の中で一番声が出てるんじゃないか?とも思いました。(席が近いということもあるけど、でも明らかに「be there」の有明アリーナ公演2日目よりは出てた)

「花の名」や「真っ赤な空を見ただろうか」、「流星群」などで藤原さんがハンドマイクでステージを歩きながら歌っていたのもテンションが高いということでしょう。
これが映像に残るのはものすごく嬉しいですね!(自分が映ってる可能性があるのは恥ずかしいけど)


・「探してたもの」
最初のMCで藤原さんが「君を探してた4人組だ!」と言ってました。ここで一気に私は引き込まれていきました。

「ああ、探してたんだなあ……本当にありがとうございます……」と思いました。こうやって言ってくれるだけで感激です。涙流すファンがいるのもわかります。

BUMP OF CHICKENのみなさんは、私たちを探すためにこのツアーをやったのか?と思うくらい「探しに来た」「探す」という言葉を言ってました。

そのため、今回のツアーは、バンド結成28周年をお祝いするために行われただけでなく、「リスナーを探すために」も行われたのでは?と思っています。自分たちの音楽に日々、誠心誠意向き合っている彼ららしいのかもしれないですね。

ツアートラック(黒)


まとめ

今回は16年前のリバイバルツアーということで、どのようなセットリストになるのか?と注目されましたが、結構忠実に再現していきました。

一部、「orbital period」以降の楽曲もありましたが、基本的には当時やっていた曲を中心に披露。

今回の公演では「orbital period」以降の曲から、「望遠のマーチ」「ray」「流星群」の3曲が披露されました。(ちなみに「orbital period」の中からは、「時空かくれんぼ」のみ今回のツアーでは一切やってないですね…)

最新曲の「Sleep Walking Orchestra」「邂逅」をやらないのも納得です。(9月からドームツアーあるからね)

個人的に「orbital period」の楽曲に対しての印象が大きく変わりましたね。

今まで一部の曲は好きだけど…って感じだったのが、「全部好き」ってなりました。それくらい藤原基央さんが良い曲を書き続けたからここまできたんだなって思ってます。

改めて、今までBUMP OF CHICKENの楽曲を聴き続けて良かったなと思うし、これからも聴き続けたいなと思います。


そして、終演から1時間が過ぎた22:00に、
10thアルバム「Iris」を9月4日にリリースすること、ドームツアー「BUMP OF CHICKEN TOUR 2024 Sphery Randezvous」を開催することを同時発表しました。これはもうね、すごく嬉しかったです。

「aurora arc」から5年ぶり、リスナーにとって、念願のオリジナルアルバムとなります。

「ホームシック衛星2024」の余韻覚めやらぬなか、このクソデカ発表をするBUMP OF CHICKEN、ほんと最高。これで余韻に浸る間もないですね。
ツアーも(当たったら)行きます。アルバムも買います。本当に楽しみ。

アルバムの収録内容の一部(「アカシア」「なないろ」「SOUVENIR」「窓の中から」「邂逅」が収録されること、初回限定盤に付属されるBlu-rayには「ホームシック衛星2024」有明アリーナ公演が収録されること)はすでに公開されています。

個人的には、アルバムに未発表新曲は入るのか?、ホームシック衛星2024は有明2日目しか入らないのか?と色々思うことはありますが、とりあえずアルバムとツアーを楽しみに待ちたいと思います。
(ちなみにアルバムの予約は↓からどうぞー)


というわけで、次は10thアルバムとそのツアーの感想になりそうです。(行けたらね!)
それでは!

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