基本的な勉強方法。その1。
こんにちはmuuuです。
ここでは基本的な勉強方法を紹介します。
基本的な勉強方法なので、
鑑定理論もとい教養科目も含まれています。
勉強期間が浅い人はもちろん、
勉強期間が長い人も、
自分の勉強方法があっているのか、
一度、振り返ってみて下さい。
いきますよ~!(^^)
まずは、やっぱり…
まぁなんといっても暗記です。
シンプル、かつ、やりたくないこと、ナンバー1☆彡
かくいうわたしも暗記は超、超、超!不得意でした(*´∀`*)
ここで私の失敗策を挙げますと…、
①理解を最優先にして、本当に理解していれば自ずと思い出すはず!
②実務をかじってるし、そんなに暗記に注力しなくても大丈夫でしょ!!
③やっていたらそのうち覚えるでしょ♪
…まぁこんな感じで受かったら奇跡ですよ、ほんと。
まず、①
確かに理解は大事です。超大事。間違ったことを書くと採点されませんし。
理解は、答案に示すべきものです。
でもね、理解するとしても多少の記憶力は必要なのですよ。
例えば…
再調達原価とは、対象不動産を価格時点において再調達することを想定した 場合において必要とされる適正な原価の総額をいう。
なお、建設資材、工法等の変遷により、対象不動産の再調達原価を求めるこ とが困難な場合には、対象不動産と同等の有用性を持つものに置き換えて求め た原価(置換原価)を再調達原価とみなすものとする。(鑑定評価基準7章)
お分かりの通り、再調達原価の定義と、置換原価について書かれています。
この
「変遷」
読めますか?
意味が明確に説明できますか?
できますよね。
こたえは
「ヘンセン」
と読みます。
意味は
「物事の移り変わり」
です。
わかる人は良いのですが、
変遷がわからないと、
変遷をなかなか覚えられないので、
「建設資材、工法等の変遷により」の部分が本番で書けません。
つまり、
変遷→ヘンセンと読むのだな(記憶)→意味は「物事の移り変わり」だ(記憶)→この文章の意味は「建設資材、工法等の物事の移り変わりにより…」(理解)
という風に脳は動いているので、
理解だけ進めてようとしても限界があり、記憶力が必要となるわけです。
では次、②実務をかじってるし、そんなに暗記に注力しなくても大丈夫でしょ!!
確かにアルバイトなどで、鑑定士事務所で働かれている人は
勉強においてもイメージがつきやすいでしょう。
しかし、鑑定士事務所で働いている人で何年も受からない人はザラにいます。
それはもしかしたら激務に追われているからなのかもしれません。
ですが、少なからず実務経験者は思っていることがあります。
それは、
実務でやっていることを論文式試験に書いても受からない
です。
結局、この試験は出題者の意図(趣旨)を汲み取って
論述することが重要なのです。
問題が実務色が強いものを除いて、
実務の内容を書いても上記趣旨とずれることが多いので
点数にならないのです。
よって、実務をやっているとイメージがつきやすく理解が早まるが、
点数にならず、また、書くべき論点の暗記の助けにもほぼなりません。
おまけに言うと、合格前で勉強のために鑑定事務所に就職した方がよいのではないか?
という質問をよく聞きますが、
私は基本的におススメしません。
アルバイトであったとしても脳が少なからず疲弊するからです。
そんな疲弊した脳で必死で記憶して、受験専門の人にも勝たなければならないのですから。
合格率を下げているようなものです。
家庭の事情で難しい方もいると思いますが、
可能ならば受験専門でやるべきです。
最後、
③やっていたらそのうち覚えるでしょ♪
これが通じるのは10代もしくは20代でしょう。
大抵の人はそんなことでは覚えられません。
というか、膨大な量なので現実不可能に近いですね。
ちなみにどれだけの暗記量かと言いますと、
鑑定評価基準だけでA4で約60ページ+α
あとは
教養科目で特に暗記の必要な民法、会計学。
そうですね、ざっとA4で120ページほどでしょうか。
うんざりしますね(;^ω^)
ちなみに鑑定評価基準において言えば、
私は最終的に7割+αは覚えていましたね。
TACでは基準を6割覚えろと教えられています。
ほんと、うんざり(´;ω;`)
でも!!
合格してから知ったのですが、
アクティブブレイン
という名の記憶術があるのだとか。
軽くセミナーを受けたのですが、
私が実際に暗記において使っていた方法がこのセミナーで一部
扱われていました!!
(例えば、9章の「論理的・実証的に~」を→論・実→ろ・じ→路地(実際に画像をイメージして覚える))
ううう、受験生時代に知っておけばもっと早く受かっていたかもしれないのに…(´;ω;`)
と思ったほどでした!!
まぁ、私はアクティブブレインの講師でもなーんでもないのでこの辺でやめておきます(*´∀`*)
どうしても、暗記がしんどい!!
という方は調べてみて下さい。
基本的な勉強方法と題しましたが
暗記だけで
だいぶ書いてしまったので
ページを変えまーす!
ちょっと長かったですね(;^ω^)
まぁそれほどまでに暗記は重要な要素で、
暗記に対して真剣に向き合わない限り、
不動産鑑定士試験には受かりません。
本当です。
現実です。(´;ω;`)
逆に暗記を味方につければ
勝てます。
理解がなくても暗記さえできれば受かると言っている人は
一定数います。
まぁそれは実務ついたときにどうなんだとなりますがね(;^ω^)
ではでは今日はこのへんで。
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