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チョコレートドーナツを見た感想2

この前の続きです!


1970年代はLGBTの人達が酷い差別を受けていたので、めっちゃ可哀想だなと思いました。
ゲイのカップルが車の中でイチャイチャしているだけで警官から銃を突きつけられたり、裁判では関係の無いゲイに関する事について根掘り葉掘り聞かれたり、薬物中毒者よりもゲイの方が立場が弱かったり、ゲイがバレて職場をクビになったりと今の時代から考えると理不尽な事だらけだなと思いました。


マルコもルディとポールに出会えてやっと幸せを手に入れたと思ったのですが、目に見えないカースト上位の人達のせいで幸せを奪われるどころか亡くなってしまうのは残酷だなと思いました。
マルコが実家に連れ戻されて「僕の家じゃない」と言っているシーンがあったのですが、見ていて心が痛かったです。

ポールが裁判官や前職の上司にマルコが亡くなった内容の手紙を送ったシーンも印象的で、この手紙を読んだ時に自分達がいかに間違った事をしたかにやっと気づいたんだろうなと思いました。
世間的に正しいと思われている事を押し付けると不幸になる人が出てくる事がよくわかりました。


この映画は社会的マイノリティが表現されているだけでなく、世の中のゲスさも表現されているなと思いました。



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