隠し砦の三悪人を観た感想
昨日は隠し砦の三悪人という舞台を観たのですが、その感想について書いていきます!
舞台は戦国時代でして、架空の武家の秋月家と山名家の戦いの話です。
百姓の太平と又七は褒美目当てに秋月家と山名家の戦いに参加し、2人は秋月家のお城で秋月家の侍大将である真壁六郎太に出会い、六郎太の家来になります。
太平、又七、六郎太、そして秋月家の生き残りである雪姫は軍資金を運びながら山名家から逃れます。
六郎太の妹である小冬が雪姫の身代わりになって殺された時に雪姫が悲しんだり、山名領の城下町で秋月領の娘が風俗嬢として働かされていたのを哀れに見て雪姫と六郎太がその娘を助けたり、六郎太のライバルである山名家の侍大将の田所兵衛との一騎打ちでは六郎太が兵衛を追い詰めるも殺さなかったりと、この舞台は命の大切さをテーマにしているなと思いました。
それと出演者が豪華でして、上川隆也さん、風間俊介さん、六角精児さん、宇梶剛士さん等が出演していたので、生で見れて感動しました!
百姓役の風間さんと六角さんの演技が特に面白く、山登りをしているシーンで周りのお客さんに「そこのたぬき(山にたぬきがいる設定)も腹が減っただろ?」と絡んだり、又七(風間さん)が地面を踏むとスイッチが切り替わるように太平(六角さん)が元気が出たり出なかったりするのが面白かったです(笑)
この百姓コンビは武士になりたいのですが、いざ戦いが始まるとビビって逃げるのが人間臭くて良いなと思いました!