PFASの汚染水問題
最近はPFASというフッ素化合物の汚染水が問題になっているそうです。
PFASは有機フッ素化合物のうち人工的に作られたフッ素が多い化合物の総称だそうで、PFASを使った製品は水や油をはじき、分解しにくいという性質があるそうで、1940年頃から防水スプレーや、レインコート等様々な生活用品に幅広く活用されてきたそうです。
しかし、PFASの中には2000年頃から有害性を指摘されるようになり、製造・輸入が禁止になっているものもあるそうで、これらの物質による環境汚染が2000年頃にアメリカの研究者によって明らかになり始め、日本各地でも調査が行われるようになると、沖縄、東京、大阪等やの地域で水の汚染が起きている事がわかったそうです。
その後も各地で調査が続き、2022年の環境省の発表では、国内111地点の河川、地下水で暫定目標値を超える数値が検出されているそうです。
PFASは分解しにくい性質があるそうで、永遠の化学物質と呼ばれ、自然環境中に長く残留し、土壌に入っていくと地下水に浸透して水道水にまで汚染を広げるそうです。
動脈硬化にも繋がる血液中のコレステロール値の高さや、腎臓がん、精巣がん、甲状腺疾患、潰瘍性大腸炎、妊娠高血圧症との間に関連性が高いという結論が発表されたそうです。
僕の地元の井戸水も暫定目標値を超えているそうで、ひょっとしたら水道水も汚染されているかもしれないと思うとゾッとします。
汚染を食い止める方法があれば良いんですけどねー。