ズームレンズの単眼カメラの写真のみで3D計測できるAI
東芝はズームレンズによるズームアップやオートフォーカスで撮影した異なる条件の単眼カメラの画像のみから、実スケールの3次元計測ができる世界初とうたうAI技術を開発したそうです。
このAIは、インフラ点検等において高所や斜面等の危険で点検が困難な場所に近づく事無く、離れた場所から単眼カメラで撮影した数枚の写真を用いて簡単に補修対象部分のサイズを計測できるそうです。
従来、多視点画像から求められる奥行き情報は相対値である為、絶対値を得られるジャイロセンサーやサイズに関する基礎情報が必要だったそうです。
又、ボケ情報からの大きさ計測は焦点距離というカメラパラメータが求められて事前学習が必要だったそうです。
このAIは従来必要としてきたジャイロセンサーやサイズに関する基準情報を必要とせず、事前に学習した撮影距離以外でも実スケールの3次元計測が可能だそうです。
このAIがあれば転落事故を防げると思いますし、点検する為の道具もいらないのでコストも抑えられて良いなと思いました!
それと基準情報や事前学習もいらないので、技術の進歩は凄まじいですね!
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