交通反則金のネットバンキング納付

警察庁は6月末から交通違反で取り締まりを受けた人がインターネットバンキングやATMを使って反則金を振り込める新制度の試行を始めるそうで、秋田、島根両県警で試行を始め、同日以降に両県警が取り締まる違反者が対象となるそうです。

反則金はこれまで取り締まりの際に受け取る納付書と共に金融機関の窓口で納める必要があり、土日祝日や夜間等営業時間外は納付できませんでした。

新制度では秋田、島根両県警本部が反則金専用の銀行口座を開設し、違反者はこの口座にネットバンキングやATMで、氏名や交通反則告知書（青切符）に記載された番号を入力した上で振り込むそうです。
振り込まれた反則金は国庫金として両県警本部が日本銀行に納めるそうです。

違反者には取り締まりの際、この新制度を利用できる事を伝え、振り込みは24時間可能だそうで、振込手数料は違反者が負担するそうです。
従来の銀行窓口での納付方法も選択できるそうですが、新制度の利用が広がれば金融機関側は窓口対応等の事務負担軽減が見込めるそうです。