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トロフィー、カップ、楯の由来
何かの大会で優勝するとトロフィー、カップ、楯が貰えますが、それぞれの由来が気になったので調べてみました!
1.トロフィー
古代ギリシャでは戦利品の事をトロフィーと呼び、樫の幹に戦利品をかけて戦場に立てていたそうです。
その後勝者の栄誉を讃える物として大理石や金属等を使って作られるようになり、古代ギリシャ人の習慣はローマへと広がっていき、時代の流れと共に次第に持ち運びしやすい大きさになったそうです。
又、本来はカップでも楯でも全てトロフィーと呼ぶそうです。
2.カップ
哲学者であり科学者であったアリストテレスが書いた文献によると、戦争で勝利した時に敵兵の頭蓋骨を持ち帰り、それでカップを作って戦勝を祝っていた事、後に頭蓋骨カップを金銀や宝石で装飾する等して1番の功労者にそのカップにお酒を注いで祝った事が記述されているそうです。
これが型を変えて現在のカップに至っているそうです。
3.楯
古代ローマで盾は勝利や勇気の象徴であり、戦場で盾を奪われる事は兵士にとって死刑になる程の恥だったそうです。
ノルマン人にとって楯は棺にする程の大切な物だったそうです。
戦いで剣や盾を使わないようになってからは、武器ではなく装飾品として使用されるようになり、今日のような楯の形に発展したそうです。
どれも戦いの勝利品に由来してるんですね!
でもまさかカップが頭蓋骨に由来しているとは思いませんでしたねー。
頭蓋骨でお酒を飲むのは気持ち悪くてやりたくないですけど(笑)