覚醒剤よりアルコールの方が害がある

「誰がために医者はいる　クスリとヒトの現代論」という本を読んで、「最も人を粗暴にする薬物はアルコールだ」という部分が気になりました。

イギリスの精神科医の研究では、様々な角度から薬物依存症の研究に携わってきた専門家を招集し、アルコールやタバコを含む全ての依存症物資に関して多様な観点から個人の健康被害と社会への害をスコアリングしてもらってその得点を集計したそうで、その結果から害の総合得点が最も高い薬物はアルコールだそうで、アルコールは特に社会への害が他の薬物から突出していたそうです。

アルコールに比べると覚醒剤常用者は慎ましくてひそやかだそうです。
覚醒剤乱用者は覚醒剤の影響下では大抵は密室に引きこもり、ゲームやネットに没頭したりして暴力とは無縁に過ごしているそうです。

害があるのに合法ってタチが悪いですねー。
僕はお酒がほぼ飲めないのですが、飲めないからといって損してる訳じゃないと思いましたし、飲み会のあり方についても考えるべきなんじゃないかと思いました。