札幌の地下鉄はゴムタイヤ式
札幌市営地下鉄の南北線で今月22日、タイヤがパンクするトラブルがあったそうです。
ケガ人はいなかったそうですが、一部区間が14時過ぎから終日運休する等混乱したそうです。
札幌市交通局によると、11時過ぎに南北線の麻生発真駒内行きが北24条駅を過ぎたところで線路のパンク検知装置が作動したそうで、徐行運転をして終点まで向かったそうです。
車両基地で点検したところ、前から5両目のタイヤ1本のパンクが判明したそうで、交通局によるとパンクは珍しいそうです。
ちなみに札幌の地下鉄は日本の地下鉄で唯一ゴム製のタイヤを使っているそうです。
ゴムタイヤは粘着性が良く、加速性や制動性に優れているそうで、南北線の平岸駅〜南平岸駅間が急勾配になっているそうで、それに対応できるそうです。
他にもかつての交通局長が視察先であるパリのゴムタイヤ式地下鉄を見学して感動したというのも理由として挙げられているそうです。
札幌に地下鉄があるというのは知っていましたが、ゴムタイヤ式というのは知らなかったので、地下鉄でゴムタイヤ式は面白いなと思いました!
ちなみに大阪のニュートラムもゴムタイヤ式ですが、駅間の距離が短いので加速性のあるものが必要だったからだそうです。
それにしてもケガ人が出なくて良かったです。
ゴムタイヤ式の方が脱線等の事故のリスクが低そうですね。