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踏切の車の立ち往生の原因

この前踏切の車の立ち往生のせいで電車が遅れましたが、何故そんな事が起こるのか気になったので調べてみました。


国土交通省の資料によると、発生件数211件中、全体のほぼ半分以上となる51.2%(108件)を占めるのが直前横断だそうで、次に多いのが落輪やエンスト、停滞だそうです。
つまり踏切事故を引き起こしてしまう原因のほとんどが列車が近づいている事が分かっているにも関わらず、急ごうとして無理やり踏切内に侵入し、遮断機に閉じ込められて事故に繋がっているそうです。


踏切の出口は詰まっている事がよくあるそうですが、そんな踏切にわざわざ侵入してしまう原因の多くは、先を急いでいてよっぽど焦っているか、前方周囲の安全確認をおろそかにしているパターンだそうです。


朝の出勤ラッシュの時間帯に遅刻しそうで平常心とは程遠い心理状態で運転すれば少しでも前に進みたい意識で余裕が無くなったり、
車内にいる人との会話に夢中になっていたり、スマホの操作やナビの操作に夢中になっている状況では前方の安全確認は難しいそうです。
そういった状況で遮断機が降りて踏切内に閉じ込められてしまえば、想定外の事態にパニックに陥るそうです。


遮断機が降りそうなのに渡ろうとするのは迷惑だなと思いますが、僕もこういう事を起こさないとは言い切れないので、できるだけ運転している時は焦らず、しっかり安全確認をしていこうと思います。

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