【FX基礎編】いろいろな注文方法
■FXでのいろいろな注文方法
FXでは手動での注文方法の他にも
あらかじめ指定したレートで自動的に売買してくれる注文方法など
様々な注文方法とその使い方があるので有効活用しましょう。
○成行注文(なりゆき)
通貨ペアと取引する数量を指定し、その時点での
為替レートで注文する手動の注文方法。
○指値(さしね)・リミット注文
あらかじめ為替レートを指定して、そのレートになったら
自動的に買う、もしくは売る注文。
下がったら買い、上がったら売りでいれる注文。
逆張りや利益確定によく使われる注文方法です。
○逆指値(ぎゃくさしね)・ストップ注文
あらかじめ為替レートを指定して、そのレートになったら
自動的に買う、もしくは売る注文。
指値・ストップ注文の逆で
上がったら買い、下がったら売りの注文。
損切やブレイクアウトによく使われる注文方法です。
○IFD(イフダン)注文
IFDとは「If Done order」の略。
新規の注文とそれを決済する注文をセットで出せる注文方法。
新規注文が成立すると、自動的に決済注文も有効になります。
買いと売り、もしくは売りと買いを一括で注文しておけるので、
取引画面を開くことができなくてもあらかじめ指定したレートで
エントリーとイグジットを自動的にしてくれるというものです。
決済の注文は指値を使って利益確定注文に使うか
逆指値を使って損切注文に使うことができます。
○OCO(オーシーオー)注文
OCOとは「One Cancels the Other order」の略。
売買の注文を2通り出して、一方の注文が成立すると
もう一方の注文が自動的にキャンセルされる注文方法です。
たとえば、利益がそのまま伸びていった時の指値による利益確定と、
同値や微益で逃げるための逆指値による注文を出しておいて
上がっても下がっても対応できるような注文方法です。
OCO注文は新規注文を決済注文の両方で使用できます。
○IFDO(イフダンオーシーオー)注文
IFDOとは「If Done order+One Cancels the Other order」の略で
IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。
IFOとも呼ばれ、新規注文から決済注文まで完全に自動で
売買することが可能です。
新規で注文を出すのと同時に、利益確定のための指値注文と
損切のための逆指値注文の2通りの注文ができ、
決済注文はOCOと同様ですので一方の注文が成立すると
もう一方の注文は自動的にキャンセルされます。
様々な注文方法を有効活用することで、たとえば
朝に注文を仕込んでおいて、夜帰ってくるまでに自動的に売買されていて
利益が出てるなんてこともできるので、時間のない方や取引画面を開けない時でも
売買をすることができます。
同じ注文方法でもいろいろな使い方ができるので
自分にあった方法で効率の良い取引をしましょう。
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