チャート分析~トレンドの戦い方とラインブレイクの罠~
前回の「チャート分析~勝たない相手とは戦わない、勝てる相手にだけ勝負を仕掛ける~」の週の次の週を見ていきたいと思います。
日足↓
とうとうこの週でレンジをブレイクしています。
細かいラインは最近無視されてきて、邪魔なうえ、ラインがあるとどうしても無駄にラインに囚われてしまいやすくなるため消しました。
1時間足↓
やっと僕の移動平均線チャートが使えそうな相場になってきました。
点線の中の1時間足レベルの動きを細かく見ると、高値安値を切り上げて、ダウ理論的にも上昇トレンドになっています。
大きさのサイクル的には、赤線の20日線レベルのサイクルで上昇トレンドになっています。
ここでの戦略はとにかく押し目買いです。損切りは直近安値の下です。
15分足↓
押し目買いのタイミングは様々ありますが、その一つとして今回の場合で言うと上昇の中の細かい下落にラインを引いて、そのラインを上昇のトレンド方向にブレイクしたらエントリーという方法を紹介します。結構鉄板なやり方です。
画像の白いラインが上昇トレンドの中の細かい下落に引いたラインで。白丸がラインをトレンド方向にブレイクしたところ、つまりエントリーポイントとなります。
損切りは直近安値を下回ったら。
利確は、人それぞれですが、長く持つのであれば上の何らかの重要なライン等の止められそうなところまで。確実に直近高値の手前の値。固定PPIPS。自分が使っている利確サイン。など自分のスタイルに合わせて利確をしていけばいいと思います。
初心者向けの質の低い情報商材のようなものでは、こういったトレンド場面で逆張りスキャルを勧めるものなどがありますが、トレンド方向に乗ったほうが確率的にも値幅的にも優位性が高いのでトレンドが発生しているときは、トレンド方向にしかエントリーしないという戦略もありだと思います。
トレンドに逆らったエントリーは、確かにエントリーポイントはありますが値幅があまり取れない上、利確判断が遅れれば大きく逆行してしまいます。またそのような逆張りは非合理的な投資判断をしがちになります。ここでうまくトレードができればそういった手法も有効ですが、結構上級者向けのテクニックになるので、初心者の方はトレンド方向に身を任せたほうが圧倒的に勝ちやすいです。
では次の注目ポイント。
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