CMプロジェクトの振り返り
はじめに
これは2020年CAMPFIRE AdventCalendarの4日目の記事です!
CAMPFIREでデザイナーをしている、まい(@maima_1107)といいます。
今回のテーマは、10月に公開したCMのプロジェクトの振り返りです〜!
はじめにCMそのものの目的と効果について記載し、そのあとに自分が関わったCM特設サイトのデザイン制作の振り返りを書いていこうと思います。
CMはこちら
CM自体は電通さんに制作いただきました(めちゃいいので是非見てみてください... )
▼ CAMPFIREさん CM「歌」編
https://www.youtube.com/watch?v=30XzeifB8QI&feature=youtu.be
▼ CAMPFIREさん CM「驚き」篇
https://youtu.be/QBZINKkCyx0
CMの目的
CMの主要な目的は認知向上
今回のCMは、「CAMPFIREをより広く知ってもらう」ことを目的として公開されました。
TVで見たことのある方もいるかもしれませんが、CMでは「CAMPFIRE〜CAMPFIRE〜クラウドファンディングを始めるぞ〜♩」とこぶしのきいた(?)歌でCAMPFIREという言葉が繰り返されています。こういったキャッチーでストレートな表現手段をとったのは、CMの主要な目的がサービスの認知向上だからでした。
なぜ認知率向上が目的なのか
クラウドファンディングの認知率は79%ですが、実際のプロジェクトの支援経験率は7%、プロジェクトの起案経験率は2%程度で、「認知は広がっているが、実際に利用された方は少ない」というギャップが生じています。
仮説として「どんなサービスがなのか」まで、踏み込んで思考する方自体がまだまだ少ないからではと考えていて、CAMPFIREの一般認知度も決して高くない状況から、CMを通じて「CAMPFIRE」というサービスの存在を認知をしてもらい「サービス認知」を上げること、副次的な効果として「TVでみたサービス」と安心してもらうことを、会社として重要視しています。
※ 引用:https://honote.macromill.com/report/20191128/
CMの効果
CM公開期間の2020年11月、指名検索数/プロジェクト作成数・申請数が前年と比べて大きく上がりました。(すごい)
CM特設サイトのデザイン制作で意識した点
CMプロジェクトの中でも主要な制作物だったCM特設サイトのデザインにも触れます。自社の通常のLPと考え方が違って難しかった部分を抜粋しようと思います。
サイトはこんな感じです。※ 大人の事情でいろいろぼかしました、、お目汚し失礼しますmm
1. 「CMの表現」と「数字に繋がる訴求」のバランス
CMの特設サイトの事例をリサーチして最初に作ったラフ案と、その後マーケティング、デザイン部署で議論したあとの最終ラフ案が👇なのですが、、変更後は特設サイトでサービス説明もしっかりする、という方向性になりました。
他社のCM特設サイトをリサーチしていると、特設サイトはCMコンテンツ+コンバージョンというシンプルな構成でサービス説明はほとんど入れずにLPに飛ばすサイトも多く、はじめはCAMPFIREでもそれがいいのではとなっていました。が、その後経営陣からのFBがあり、すでに知名度がありサービス内容も理解されているサービスではそれで十分かもしれないが、CAMPFIREはまだその段階ではない(世の中に「どういうサービスか」が理解されていない)ので、説明がないとサービス内容が伝わらず、せっかくCMを機に訪問してくれてもコンバージョンに繋がりにくい → サービス説明はしっかり入れよう、という方向性になりました。
リサーチした際に、どういう戦略や背景で他社はそういうデザインにしていて、それに対して自社はどうなのか?を、もっと考えられたなあと反省しました、、学んだ💪
2. ターゲットのサービス理解度を考慮する
通常のLPとは違い、CMから流入するターゲット層は「CAMPFIREに興味を持って訪問した」以外にも「CMで見かけたから検索してみた」「起用されているタレントが気になって検索した」といったさまざまな理由で訪問する人が多いことが予想されました。そのため、クラウドファンディングやCAMPFIREのことをほとんど知らない人も多く訪問するという前提でLP設計をする必要がありました。
なので、特設サイトは通常LPと比べて情報を「広く浅く」掲載し、興味を持った人がより深い情報を得られるようにサービス説明ページへの導線をおいています。
最後に
CAMPFIREは9月に組織変更があり、デザインチーム・エンジニアチームが発足した(これまでは各事業部にデザイナー/エンジニアが個別に配属されていた)のですが、このCMプロジェクトはデザインチーム発足後初!の大きなプロジェクトでした。これまでは私は別の事業部に所属していたので、それ以外に関わることは少なかったのですが、組織変更によってこういった大きなプロジェクトにも関われて、業務の幅の広がりを実感しています(ほかのデザイナーと一緒にプロジェクトに入れるのも嬉しい)
デザインチームでCAMPFIREのデザインをこれからもっとよくしていきたいです🎉🎉🎉🎉🎉
2020年CAMPFIRE AdventCalendar、ここからどんどん盛り上げっていくので他の記事も是非見てください〜🎅🎄!
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