MTWシリーズが本当に伝えたかったものとは(~Harmony 4 You編)
ども。ムーです。
※本記事は以前のブログの続きになります。
MTWシリーズが伝えたかったものは一体何なのか。
前回のブログではGlow Mapの文脈。
「行ってきます」と「劇場」について書いていきました。
今回は後半ということで、ストロベリーポップムーンのドラマパートを見ていきます。
前回のブログで、Glow Mapを語る上では
miraclesonic☆expassionのドラマパートが欠かせないという話をしました。
そして、ミリシタ4周年を語る上でもまた、
その直前のストロベリーポップムーンのドラマパートが欠かせないものなのです。
というわけで、見ていきましょう。
ネクスト・アイドル・ウェーブ
ABSOLUTE RUN!!!のイベントコミュとストロベリーポップムーンのドラマパートでは、「ネクスト・アイドル・ウェーブ」というイベントが登場します。
ネクスト・アイドル・ウェーブとは世界中からアイドルが集まるアイドルの祭典。
ネクスト・アイドル・ウェーブでグランプリを取ったアイドルは世界デビューと世界ツアーが確約されるという、トップアイドルを目指す上ではこれとないチャンスです。
765プロにはネクスト・アイドル・ウェーブ本戦への招待枠が3枠与えられました。
そうしてネクスト・アイドル・ウェーブの出場権を獲得すべくこれまでのMTWのユニット達が集結して争い、
そして最後には本戦で争う〜というのがイベコミュとドラマパートの大まかな流れです。
ミリオンライブ!ではあまり描かれない「選ばれる」ということ。
しかし、アイドルである以上逃げられない概念だとも思います。
ここでは本筋と異なるため割愛しますが、ストロベリーポップムーン自体のテーマは「アイドル」でしょう。
ストロベリーポップムーンのドラマパート
ストロベリーポップムーンのドラマパートでは、ストロベリーポップムーンの3人がネクスト・アイドル・ウェーブの本戦に進んだ後が描かれています。
ドラマパートの細かい内容はぜひ実際に聴いてみて欲しいです。
まるでABSOLUTE RUN!!!がまるで生きているような。
ライブで浴びたときのような感覚になれる、アイドルらしいドラマパートです。
(こちらも今回のブログの本筋では無いため割愛します)
ここで言及したいのは、
ドラマパートのラストシーンになります。
ネクスト・アイドル・ウェーブの最終選考まで進み、最高のパフォーマンスで走り抜けた3人。
しかし、あと少しという所で惜しくも詩花と玲音に敗れてしまいました。
やり切った満足感。悔しさ。未来への希望。
それぞれの想いを胸に、
走り抜けてきたアイドル達が劇場に帰ってきました。
Glow Mapのインストをバックに。
前回のブログで「行ってきます」に対応する言葉は「行ってらっしゃい」ともうひとつあると書きました。
その言葉こそが「ただいま」。
アイドル達は劇場を飛び出し、世界に羽ばたいていきました。
そして帰ってくる場所はやはり「劇場」でした。
そう、
MTWシリーズは劇場を飛び出し、
劇場に帰ってくる物語だったのです。
Be proud
「ただいま」という言葉の後に流れた楽曲。
それがBe proud。
MTWのユニット達が劇場を飛び出し、
帰ってきた先にあったもの。
MTW最後の楽曲は、
自分自身とあなたへの「感謝の歌」でした。
ミリオンライブ!と「ありがとう」という言葉が、切っても切り離せない関係にあることは皆さんも知っての通りです。
ミリオンライブ!の原点である
「Thank You!」。
ライブの最後、お互いに「ありがとう」を言い合えるあの空間はミリオンライブ!の象徴。
多くの人が愛しているものだと思います。
そしてこれが、後に書く「受け取った分、お返しする」という、近代のミリシタのアイドルを語る上で非常に重要な精神の根源となっています。
ミリオンライブ!最初の楽曲が「感謝」の歌であったように、
MTW最後の楽曲であるBe proudで伝えたかったのは「感謝」であったと私は思います。
これがMTWシリーズが本当に伝えたかったもの。
ミリオンライブ!の精神であり、ミリオンライブ!の帰ってくる場所なのだと思います。
おまけ
Harmony 4 YouとMTSシリーズ
そうしてMTWシリーズが終わり、
次のMTSシリーズへバトンを渡す役割を持っていたのが
Harmony 4 Youです。
Harmony 4 Youは「劇場」と「感謝」の歌。
正確に書くならば「劇場と感謝を届ける歌」です。
皆さん知っての通り、
MTSシリーズのコンセプトは「劇場を地方に届ける」です。
そして、MTSシリーズでは随所でThank You!の精神が。
「受け取った分、お返しする」という概念がよく出てきます。
そう、MTSシリーズもまた
「劇場」と「感謝」を伝えるシリーズだったのです。
このコンテンツが伝えたいものは、きっと昔からずっと変わらないものなのだと思います。
最後に
前回のGlow Mapのブログですが、かなり反響を頂けて嬉しかったです。
これを機にミリシタのイベントコミュを読んだり、ドラマパートを聴いて頂ける方がいれば嬉しいですね。
(MTGやMTWだけではなく、MTSのドラマパートも面白いですよ!)
ミリシタの良さのひとつとして、
ゲーム内だけではなく、ドラマパートやライブ等のゲーム外のコンテンツも用いながら「意図を持って伝えようとしていること」があると思っています。
ミリオンライブ!10周年に加え、ミリシタも6周年。
しかし、ただ長く続いただけでは断じてありません。
これだけ長く続きながらも、まだまだやりたいことや魅せたいものが山のようにあることがこのコンテンツの素敵な所だと思います。
今年はミリシタだけではなく、ツアーやアニメなど新しい世界に飛び出していきます。
ミリオンライブ!やミリシタのやりたいことについて、より知って頂けたら。
これから先見せたいものも見て頂けたら幸いです!
ではでは!