大好きなBrand New Songへの感謝

ども。ムーです。

今回は先日発売した
アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ Brand New Song 6巻に収録されている「わたしは花、あなたは太陽」
とドラマパートについて書いていきます。

※以下Brand New Song本編のネタバレなので注意


↓Brand New Song公式サイト

↓Brand New Songを読んだことがない人向けの販促ブログ


FleurSというユニット

FleurS (フルール) はBrand New Songに登場する
七尾百合子・馬場このみ・周防桃子の3人ユニットです。



漫画本編を読むと特に序盤は
FleurSの3人は少し繊細で、脆い印象を受けることも多々あります。

漫画の序盤だと少し頼りなかった百合子。
最年長が故に抱え込みすぎてしまうこのみ。
何か危うさを孕んでいる桃子。

触ってしまうと枯れてしまうような、
そんな儚さ。

しかしFleurSはお互いが弱いところを支えあって、絶妙なバランスで成り立っています。

桃子の芸能界の経験と幼さが。
百合子の原動力が。
このみさんの支える力が。

それぞれをそれぞれが支え合う、
まるで姉妹のような関係。

最初はか細い蕾のようでしたが、困難を乗り越える度に少しづつ強くなって、花が開いていく。
それがFleurSの魅力だと思います。

そしてドラマパートでは
まさしく上で書いた通りの話が言及されています。

もし誰かがしおれていれば
2人が太陽になる。

花は太陽の光なくして咲くことはできません。

1人では出来なくても、
お互いを支え合うことで
満開の花を咲かせることができるのが
FleurSというユニットです。


わたしは花、あなたは太陽


これまでの話を踏まえて
「わたしは花、あなたは太陽」の感想を書いていきます。

この楽曲の一番の感想としては
「本当にFleurSらしい楽曲」
だと思います。

他のコミカライズ作品のオリジナル楽曲は
The アイドルソング The 王道な曲が多いように感じます。
(そもそも漫画自体が少年漫画のようにアツいものが多いというのもあります)

しかし「わたしは花、あなたは太陽」はそれらとは違う曲調。
可憐でありつつも儚さを感じさせる楽曲となっています。

静かで詩的な歌詞から楽曲が始まり、
サビで一気に花が開くように、
力強く展開していきます。

そして、それがまさしくFleurSらしいのです。

しおれそうなときは
仲間という太陽に照らされて、
向かい風の中でも強く根を張って、
夢見る自分たちを目指す。

儚さの中に力強さを感じる、
FleurSらしい花のような1曲でした。


ここで言及したい歌詞がひとつあります。

このみ「描いた未来と違っても」
桃子「季節外れの花も綺麗だよ」

エグすぎん?
桃子とこのみさんはまさしくアイドルになる前に描いた未来とは、違った道を歩んでいる子達ですよね。

それでも今進んでいるこの道のりを、
綺麗だとお互いが肯定できる........。
それぞれを家族のように認め合える3人らしくて、本当に素敵です。


ドラマパートの感想


まさしく三姉妹のような微笑ましいストーリーでした。とてもホッコリしましたね。

多幸感って、こういうことを言うんですね。

ドラマパートの終盤。
ドラマパート④と⑤のそれぞれで百合子とこのみさんを「お姉ちゃん」と呼ぶシーン。

ウワ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

桃子は等身大な自分を受け入れて。
百合子とこのみさんは桃子の全てを埋められるわけではないけど、それでも少しでも代わりになってあげられたら。


「家族」
これがBrand New Songという作品が、見せたかったものなんだと思いました。

FleurSは姉妹で、家族です。


それと、特にこのみさんをお姉ちゃんと呼ぶシーンはリコッタへのリスペクトを感じました。


ご存知の通りBrand New Songという作品は、既存のコミュやユニット等を本当に大切にしている漫画です。
漫画内でもそれらを再現したり、オマージュしたシーンが多く見受けられます。

そして、桃子を語る上で切っても切り離せない関係にあるリコッタ。
正直ima先生も絶対リコッタのことが好きだと確信していたので、このカードをいつ切るのかワクワクしていましたが....。

最後の最後にやってきましたね。
むしろ周防桃子というアイドルを描く上で、最終的に「家族」という所に着地させたくて描いていたとさえ思います。

自分自身リコッタの家族のような関係が大好きでしたが、また違う世界線で桃子と家族のような関係性を見ることができて嬉しいです。

FleurSもまた、家族です。


最後に


話数が少ない中で非常に上手くまとめたとは思いつつ、Brand New Songの最後は若干急ピッチで終わった印象だったので、
ドラマパートでしっかり補完されて、Brand New Songという作品が綺麗に幕を閉じられて嬉しく思います。

非常に素敵な物語でした。



そして最後にBrand New Songという作品へ、個人的な感謝の言葉を。

自分はBrand New Songからキャラの見方を、キャラの魅力の感じ方を教わったと思っています。

美也とエレナの担当は名乗りつつも、Twitterから得た情報ばかり鵜呑みにして何者でもなかったあの頃の自分。

しかしアトリエル・シエルの回をキッカケに、ima先生が伝えたいアイドルの魅力を参考にして、自分で調べて考えるようになりました。
そうして自分が初めて書いたブログも、Brand New Songの感想ブログでした。

おかげでアイドルの魅力を感じられるようになって、まだまだではありますが少しづつ言葉にもできるようになりました。

アイドルのことを一番に考え、
アイドルのために話を描いて。
ミリオンライブ!とアイドルが大好きなima先生が描いた、Brand New Songという作品が大好きです。

日常を彩っていた作品が終わってしまうことは非常に寂しいですが、
今後もミリオンライブ!が本当に大好きな人に、愛され続ける作品であることを願っています。

「担当やアイドルのことがもっと好きになりました! 大好きです!」

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