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揺られながらまんなかをとらえる

昨日はアーティストに囲まれた不思議な午後だった。みなさんと話していると、自分が自然体であるがままでいられた。
それは自然体でそのままの表現をされる人たちだったからだと思う。


表現することは素晴らしいことであるとともに怖さもある。
私は最近、自分の特性や病気について発信するようになってきて「本当の意味でのらしさ」を伝えられている反面、「ひかれてるのでは」という不安感も感じていた。
そんなにポジティブなことではないからこそ、ことばを選ばないといけない。


「障害」ということばがつくだけで何故か人はかわいそうとか、応援してあげなくちゃ、と上から目線になってしまうところがわたしはあると思う。
もしかしたら、そんなふうに思われてしまうかも、ともやもやして、3人のアーティストさんに相談してみた。


みなさん、自分らしく発信したらいい、と。

「2:6:2の法則で、それでもファンでいてくれるひとは2割、行動次第でどうなるかわからないのが6割、何をやっても嫌いなのは2割。だからファンになってくれる2割の人のためにやったらいいよ」


「障害名も病名も占いとかと一緒でただのツールだと思う。そのツールを通してどう自分を捉えて見つめていくか、表現していくかでいいと思う。
やってみてその時自分がどんな感情を得るか体感してみたらいい」



障害名や病名を診断して
自分の輪郭がすこしみえてきた気がするのは
占いとかと一緒だったんだー!という気づき。
ひとってやっぱり何か分かりやすいものを通して自分を理解したがるんだなって。
そうしたがっていた自分にも気づけた。


わたしは
なんで自分の特性や病気を発信するのか。


同じように悩んでいる人や家族が私の体験や工夫していることを知って楽になったり、安心したり、
当事者意識がない人にもこんな人がいるってことを伝えて、発達障害のイメージを変えたい。
今発達凸凹で悩んでいるこどもたちやお母さんたちへ大人になったらこんな感じで自分らしくやってるよ!って伝えたい。

自分らしく発信する。
きっと怖いこともあるんだけど、
出してみて感じきって、
右や左に揺られながら
やっぱりまんなかを捉えていく。
それがわたしのまんなかを捉えるってことだなって
改めて心に決めた。


アーティストのみなさん、
ありがとうございました。
楽しかったー!



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