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出会いは必然②人生は選択の連続。

夫と出会ったのはテニスの練習場。
その日、職場の先輩(女性)に誘われてたんだけど、仕事も終わらないし、今日はもうやめましょう、という話になりかけていた。

「仕事終わるの待つし、やっぱり行こう。」と先輩が言うので、行くことになり、行った先に来ていたのが夫だった。

夫が話しかけてきたのを今でもはっきり覚えている。

寒くなりかけの季節なのに、私が半袖のTシャツを着ていたので
「元気な子だなあ。」と思ったらしい。

練習しながらテニスの話をしたのは覚えているけど、
ときめきとかは全くなかった。

2時間ほど練習して、帰ろうと駐車場に向かって歩いている時に後ろから追いかけてきて、「また一緒にテニス、しない?」と声をかけられた。

この話を中学時代の仲間との飲み会で話したら、
男子の一人が「それはすごい勇気がいったと思うよ~」と言った。

夫が勇気を振り絞ったかどうかは、今となってはわからないけれど、
それがなかったら、私はさっさと帰っていた。

あの日、今日はテニスに行くのはやめようということになっていたら、
夫とは出会っていなかったかもしれない。

時間がずれていたら、違う日に行っていたら、
夫とは出会っていなかったかもしれない。

出会いから結婚まで、結婚するか、辞めるか、
進む道は自由に選ぶことができた。誰かに強制されたわけでもない。

そして、今ここに、いる。

摩訶不思議なこの状況を作ってきたのは私自身。私の選択の積み重ねが「今」だ。

誰にも文句は言えましぇん。

今でも別れるという選択肢があるのに、それを選ぶことができないのは、
なぜ?

それを知りたくなってきた。


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