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仕事でお世話になった方が教えてくれた人物。 まだ若かった私には難しすぎたけど、ずっと気になっていて、でも本は積読で。私など一生かけても追いつかない頭脳と情報量の持ち主。少しでもその世界を覗けば近づけるような気がして、時々チェックしていた。 難しい話のようなんだけど、私たちの生活や人生にすごく近い話だし、説明もわかりやすい。私の長い青春の1ページ。 年を取ったなあとは思っていたが、今たまたま見つけた訃報に驚いた。 先月8月12日、80歳で逝去。21日発表のようだ。 人は皆、最
30代の頃、雑誌『遊』に関わったアート関係の方にインタビューする機会があった。その話の中で初めて「松岡正剛」という人物を知った。 以来、ずっと気になっている人。こういう出会いがあるから仕事はやめられない。 松岡正剛は、興味、関心の範囲が半端ではない。 堅いものから柔らかいものまで(いろいろあり過ぎて、こんな表現)、難しいことも分かりやすい言葉でグッとこちらに引き寄せて語ってくれる。 この情報量と見識には死ぬまで追いつかないけど、『千夜千冊』を読んで賢くなった気分を味わう。