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年末調整の紙が家にあるのめっちゃ嫌

学生時代のアルバイトの頃からだから、かれこれ15年近く毎年毎年年末調整とやらをやっていることになるのに一向に慣れない。
去年の私が気を利かせて、「年末調整の書き方」のサイトをブックマークに入れてくれているんだけど、それ通りに書いてミスはないはずなんだけど、不安が拭えない。
自分が書いているものの正体がずっとわからない。調べても勉強してもわからない。本当はちょっとわかりつつあるんだけど、「つつある」状態からきっと一生進歩しないと思う。
義務教育で教えてほしかった。

学生時代なんてインターネットが今ほど身近じゃなかったから、店長から渡される謎の紙、ただただ名前書いて出せばいい紙って認識しかなかったから今思えば恐ろしい。いや、何が恐ろしいのかもよくわからん。
一人暮らししてた時には、世帯主の続柄に「私」と書いてしまって恥をかかされたし。

とにかく嫌な感情しかない紙だから早く提出して視界から消したいんだけど、今の職場を信頼していないから、提出したものを誰でも見られる所にポイって放置されそうで、期限ぎりぎりに出そうかとか考えてしまう。
店長は情緒不安定だから、提出したときがたまたま情緒がアレなときだと激ギレされそうだし。ザ・理不尽。理不尽を炊いて煮詰めたら「店長」という生き物が出来上がる。
店長がいない日を狙って出そうと思ってるけど、店長だいたい居る。

本社の事務員さんお手製の注意事項が書いた紙は、事務員さんの怨念がこもっていて怖いし。
毎年苦労されているんだろうなってことはめっちゃわかる。改行もなくA4の紙にびっちり、ああしろ、こうしろ、あれはするなこれはするな、毎年何回言ってもお前らなんでちゃんとしないんだよってことが書いてある。
今年から押印はないはずなのに、「押印忘れが酷いんだよ」ってことが言葉を変えて6回くらい書いてある。
めちゃくちゃ怒ってらっしゃる。

そういう嫌な紙がずっと机の上にあって視界をちらつく。そんなしょうもない日常が気づかぬうちにストレスになって、最近は自分でもわかるくらいに睡眠中の歯ぎしりがすごい。やんなるね。


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