積極的な前ボケを創るフィルター
OMNI(オムニ)クリエイティブフィルターシステム…
(長い名前ですね・・・)
最近これにはまってます。レンズ直前にカザシテ積極的に「前ボケ」「光のハレーション」を見せるレンズ用写真機材です。
▼光で遊んで、前ボケで遊んで。ふわっとした世界を
使い方は簡単です。レンズフィルターの用に金属製(ドーナツ状)の枠を取り付けます。フィルター径サイズ調整リングのような感じです。セットには一般的なフィルターサイズに調整できるよう何種類かセットされてます。この枠に磁石性のブロックのような器具を取り付け、その先端にアクリル板やガラス板を取り付けれるようになってます。(下部の写真)
カメラ、レンズに取り付けるとこんな感じです。
▼光をフィルターに通して視覚化
レンズの前にセットすれば、簡単に前ボケはできますが…
(簡単には計算できないボケづくり。楽しい!)
・どこにどんなボケ感を創るのか
・光(レインボー)でどんなラインを創るのか
・フィルターとガラスの2つ組み合わせてみるとどうなるか
・作りすぎた感じがでないようにしよう
とかとか、とにかく自由度が高く、効果が出やすいフィルターです。通常のフィルターですとレンズに被せるのが基本なので、レンズ全体に効果をかける感じですが、これはポイント的に効果を促す形です。個人的には風景撮影よりも、ポートレイトに向いているな・・・と。
上の写真はレンズ左側にフィルターを。
こちらは、ガラスとアクリルフィルターの2種類を使って。
こんな感じに、作りこむ事もできますが、効果が不要な時は、簡単によける事ができます。
(可動が簡単な磁石なので、フィルターをレンズ前からよければOK)
▼光との向き合い方がUPDATEされる
このフィルターを使うことで、写真の変化もありますが、光への意識が高まる事が最大の収穫かもしれません。後ろからの強い光を生かそうと考えたり、レンズ横から光を入れてレインボーのラインを創ろうとか、普段以上に光への意識感度が高まります。
いつもの写真のUPDATEはもちろん、光への意識変革にも良いですね。
▼動画にも良いのでは⁉
このフィルター、光を操るフィルターですので写真はもちろん、動画にも良いかと思います。例えば、朝の窓辺のテーブル上の冷たい水が注がれたガラスのコップとか、爽やかなイメージを創りたいときに、レンズの前でゆっくりと動かし光の流れを映しこむとか。
(まだやって事ないですが…)
そんな活用もできそうです。
カメラの性能が平準化して、人との差別化(個性)を出すのが難しいですが、こういった道具の活用もあるかと思います。
model/ わかな (TW;@s2wkns2)