発達凸凹|1人外出が不安な親が今できること
こんにちは、ムーです。
noteでは、言語聴覚士として働くムーが、
ASDっ子を含む3兄弟を育てながら、
考えたこと・学んだことを発信しています。
先日、小学2年生でASDの長男が初めての一人冒険に挑戦しました。
詳しくは下記記事をご覧ください!
この日は無事に外出を終えましたが、これから一人で出かける機会が増えることを考えると、やはり不安が残ります。
『はじめてのおつかい』よろしく、変装して追いかけるわけにもいきません。
これまでは特に必要性を感じなかったため、GPSや携帯電話を持たせることは考えていませんでした。
ただ、来年から私が仕事復帰すること、学童に入れない年齢になってきたことを考えると、
そろそろ導入を検討すべき時期なのかもしれません。
とはいえ、すぐに結論を出すのは難しいので、まずはランドセルに入れていた連絡先カードを少し工夫し、
「こまった!そうだんカード」としてリニューアルしてみました!
「こまった!そうだんカード」について
このカードには、困った時に頼れる相談先や、相談すべき状況を具体的に書きました。
特に長男の場合、抽象的な指示では動きにくいこともあるため、
以下の工夫を取り入れています。
1. 相談の具体例を3つ記載
ただ「困ったら相談してね」と書くだけでは、どのような状況で助けを求めればいいのか分かりません。
そこで、長男が理解しやすい具体例を3つ挙げました。
本当はもっと書き連ねたいのですが、混乱を避けるため、身の危険に関わる3つに絞っています。
例えば:
・道に迷ったとき
・知らない人に追いかけられたとき
・ケガや病気で動けなくなったとき
以前は留守番を想定して「火事」の項目を入れていましたが、今回は外出を考慮し、「迷子」の項目に変更しました。
2. 相談できる大人を明記
相談できる大人も具体的に書いています。
抽象的に「大人に相談してね」とするよりも、具体的な人物や職業を示す方が、実際に動きやすいと思います。
例えば :
・お巡りさん
・近所の花屋さん(いつも挨拶をしている顔見知りの方)
・小児科(赤ちゃんの頃からお世話になっている病院)
さらに、今回のカードには「駅員さん」も追加しました。外出先での想定を広げた形です。
3. 複数箇所に携帯
これまではランドセルに入れていただけでしたが、カードサイズに作り直し、
キーケースやICカードケースにも入れられるようにしました。
これなら、どこでピンチに陥っても持ち歩いている可能性が高くなります。
もちろん、「いざという時に思い出せなかったら意味がない」と感じる部分もありますが、
誰か信頼できる大人がカードを見つけて助けてくれる可能性もあります。
そう思うと、このカードは私にとっても“お守り”的な存在です。
みなさんに聞きたいこと
1. 「こまった!そうだんカード」に追加したら良さそうな情報
「こんな内容を追加すると分かりやすいよ」
「こう書き直した方が良いかも」
といったアドバイスがあれば、ぜひ教えていただきたいです。
2. 一人外出時の安全対策
みなさんのお子さんは1人で外出するときどんな工夫をしていますか?
スマホやGPSは持たせていますか?
持たせたタイミングや、それによって助かったこと、逆に困ったことなどがあれば、ぜひ教えてください。
子どもの安全を守るための対策は、親として悩みながら模索しているところです。
皆さんの経験や知識をシェアしていただけると、とても心強いです!
ちなみに、
発達凸凹さんを育てる親同士で、
こんな悩みや工夫を気軽に話し合える場があったらいいなと思い、
「とまり木カフェ」というおしゃべり会を開催しています。
ぜひホームページを覗いてみてください✨