阿佐ヶ谷姉妹単独ライブ6『おもひでは秋桜のように』東京公演レポ
初めに
この記事は私の感想は入りまくりのレポです。ともかく自分の見たもの聞いたものを忘れないようにするための備忘録です。すんごい長文(一万字越え)&乱文です。自分の文章まとめる力のなさにびっくりです。
【見た公演メモ】
・2024/10/9(水) 19時開演 真ん中ブロック上手側最前列
・2024/10/12(土) 18時開演 上手ブロック通路側最前列
・2024/10/13(日) 13時開演 東京千秋楽 真ん中ブロック下手側10列目
ありがたいことに最前列に2回も座れたのですが、2回とも上手側だったので全体的に江里子さんビューの感想です。江里子さんが目の前にいる時間多くて幸せすぎました。多分ここで一生分のチケ運を使っています。後が怖いです。
この3公演について記憶に残ったフレーズや出来事を書きますが、記憶は曖昧なので間違っているところがあるかもしれません。特に10/12の夜公演は、キングオブコントに出場しているラブレターズのことで頭がいっぱいだったのであんまりメモも取れておりません!!ご容赦ください。
第一部(ネタパート)
青虫 コント
パワハラ気質なキャリアウーマンな江里子さん板付きで登場。
このライブ一番初めの笑いが江里子さんの「あー、柴漬け食べたい。」の衝撃。
江里子さんが自宅で愛しいバジルちゃんのお世話をしようとすると人間サイズの巨大な青虫が登場。緑色の全身タイツに身を包み、その上にカーキ色のダウンベストを着た美穂さんです。頭には丸が付いた2本の触覚あり。見た目が面白すぎます。「風呂が沸きました。」みたいな口調で喋る。茎に擬態して健気。動きは鈍い。
バトルのところで進撃の巨人の曲流れるし、「お前たち人間を駆逐してやる!!」と青虫が言うので、もしかしてこのネタのタイトルは「進撃の青虫」なのかもしれません。美穂さんは超大型青虫。
OP映像
トイレクイックルのCMの戦士の格好で江里子さんの家にに転がり込んだ美穂さん。頭には先端に丸が付いた二本の触覚がある。不思議なパワーで電気つけたり、一瞬で豚汁作ったり、なみすけぬいぐるみを動かしたり、江里子さんになぜか自分についている触覚を移したり。美穂さんは不思議な存在らしい。宇宙人なのかな?その後は猫映像を見て美穂さんが驚愕したり、部屋のエアコンの温度で揉めたり、2人でこたつで寝たり。そんな日常のシーンが流れ続ける。気が付いたら美穂さんはいつものボーダーの服を着て、触覚もなくなっている。
最終的に江里子さんに誘われてあのピンクの衣装を着ることになる。可愛い。
褒められたい 漫才
いつもの「見えないものを見ようとして~♪」で登場。
ネタの前につかみの小話あり。
9日・・・冒頭のコントは実話を元にしたものだと美穂さん。でもどこが実話でどこが虚構かは秘密。江里子さん曰く、美穂さん発案で作られたネタとのこと。(2020/7/5 座王の美穂さんの1分トークで話した内容が元ネタと思われます。)
12日夜・・・美穂さんの髪の毛が一本飛び出ていたので江里子さんが整えてあげる。
13日・・・江里子さんの鼻の上にごみが付いているので美穂さんが取ってあげるところからスタート。今回はお子さんの笑い声が聞こえたので冒頭の「柴漬け食べたい」が通じるか心配になりだす。「『柴漬け食べたい 山口美江』で検索してね!」と呼びかける江里子さん。
褒められたい江里子さん。美穂さんから褒められたいならば他人である美穂さんを先ず褒めてみるよう勧められる。何故か箱を作れたり箱を持っていること、箱についてばっかりほめるみほさん。
最終的にNetflixの極悪女王の話題へ。悪役レスラーなりきり江里子さん「冥土に送ってやるぜ!!!」と叫びまくり。毎公演「飛沫すごくてごめんなさい」と最前列真ん中の人たちに謝る江里子さん。12日の夜公演は最前列が若い女の子グループで、「(飛沫きても)嬉しい!!」と答えていて江里子さんを困惑させてたのが面白かったです。
江里子さんに投げ飛ばされてゆっくりと倒れる美穂さん。スカートがめくれても中に真っピンクの見せパン(ペチコート)を装備しているのでなんにも問題なし。2回目もゆっくり倒れるみほさん。怪我をしないように慎重。13日は2回ともひっくり返ったままで起き上がらない美穂さん。いつも以上にしっかりと見せパンをお客様に見せる。
どこかで江里子さんが「教え子殺し顔」と言われたのが印象的。
幕間の音楽は極悪同盟の入場曲
おばさんあるある ショートコントつめあわせ
細すぎてで見るようなおばさんネタをいっぱい集めたコーナー。ドラマ見てたり、立ち話したり、お料理したり、やっぱり立ち話したり。
おばさんはやっぱり健康の話をしがち。
阿佐ヶ谷姉妹のこういうショートネタは鉄板で何を見ても面白いのです!!
12日夜は美穂さんが一つ目のネタで「奥さん」と呼びかけるべきところを「お姉さん」と言ってしまう。江里子さんに「奥さん、『お姉さん』って何??」と聞き返されて一笑い。
13日は美穂さん変な発音で「恋愛ドラマ」と言ってしまい、ツッコミが入る。「恋愛」を噛み、「ドラマ」を「ドラ〜マ」と言っていた。
幕間の演奏は森高千里の「私がおばさんになっても」
タイムカプセル コント せきしろさん脚本提供
合唱部の同窓会でタイムカプセル掘り起こすために集まった2人。美穂さん一番乗りで、江里子さんが二番目。
美穂さんがずーっと昔のこと(歴史的なこと)ばっかり言うひょうきんなキャラクター。「人力車で来たの」、「私たちが高等小学校に通っていた頃は・・・」言うことがほぼ全部ボケ。たまにまともなこというと普通。スマホのBluetoothの接続が上手くいかず、森進一カバーの「I LOVE YOU」を5時間道中で流し続けた美穂さん。調べ物には持ち歩いてあるPCで調べようとする美穂さん。PCのOSがXP。起動音で江里子さんに気づかれ、脆弱性を心配される。
2人でタイムカプセル探しへ。移動の際江里子さんの足が速く、美穂さんは遅く息切れも激しい。江里子さんは園芸用の小さいスコップ、美穂さんは潮干狩りの熊手を手にして掘り起こすつもりの様子。美穂さんが目印に植えた黄色いお花は特定外来生物「オオキンケイギク」のため大繁殖。全く目印にならず。暗転する中、熊手で江里子さんをひっかく美穂さんが印象的。ちょっと怖い。
12日夜は美穂さんの「蓄音機で音楽を聴いていた時代はよかったなぁ~。」に対してツッコミのフレーズをド忘れして一瞬止まる江里子さん。ワンテンポおいて、そうだそうだと言いながら「私たちはラジカセ世代よ!だったわね・・・」とセリフを思い出した様子。
個人的にこのネタ私は大好きです。江里子さんの諭すような語り掛け口調が優しくて。「なんだよね~。」「なのよ~」っていう語尾が好きです。
あと美穂さんがずーーーっと変なのも良かったです。最近のロケでボケまくっている美穂さんをお上品に仕上げた感じです。あてがきってこういうことを言うんですかね?面白かったです!!!
あとせきしろさんのネタってすぐ分かりますね!!今回は森進一さんカバー曲が流れた時点でものすごく予感がしました。
幕間の曲を失念いたしました・・・。ILoveYouでしたっけ?恐縮です・・。
おばさんランド 漫才
12日夜はつかみの部分で少し長めのお話あり。
20代の方とお話する機会が合ったので、今回の少し古めのギャグやネタは伝わっているか聞いたところ、「WindowsXPの起動音だけ分かった」と言われてしまったそう。WindowsXPはいろんな人に伝わってすごいとのこと。
最近のコントメンで披露した漫才のブラッシュアップ。
「お立ち話台」のくだりが追加されたと思われる。
「オッバサンダーマウンテン」に乗り前に美穂さんが江里子さんの胸を思いっきり叩くのが印象的。結構鈍い音が響いていた。二部でこの胸を引っぱたく下りが尾を引くことに!!
トイレ休憩 10分
阿佐ヶ谷姉妹の単独ライブお約束のトイレ休憩。
最近めっきりトイレが近くなった私にとって嬉しい限りです。
第二部(音楽ライブパート)
天体観測
バンドメンバーが先に位置につき演奏を始めると、阿佐ヶ谷姉妹が会場の後ろの通路から真っ直ぐ舞台を目指して登場。江里子さんが上手側。美穂さんが下手側。
衣装がとっても可愛い。薄いピンクのチュールっぽい生地に濃い青緑っぽい糸と生地に近い色の糸で刺繍あり。スカートは柔らかそうなこれまた淡いピンクのテカリがある素材。(12日夜の時、通路側の席に座っていたら、江里子さんのスカートの裾が私の脚に触れてしまったのですが、めちゃくちゃ柔らかかったです。)
ついに阿佐ヶ谷姉妹が天体観測を真面目に歌っていた!!!!
振付がめっちゃ可愛い。静寂を切り裂いていたし、声を生み出すときは口に両手で手を当てて声出すみたいにしていた。
曲終わりにに美穂さんが小さいジャンプをしその後ものすごくハァハァしていた。
ここでMCあり。
9日・・・第一部では室温が低くなってしまっていたことを謝罪。第二部からは温度を上げたとのこと。寒いと催しがちになってしまう。第二部はいつ催しても抜けてもらっていいと案内した後、「催す」と何回も言ってしまったことが適切なのか悩みだす江里子さん。
12日夜・・・アンケートに手拍子をしすぎで手のひらを内出血してしまったとの回答があったとのこと。手拍子は無理をしない程度でお願いしたい。今日はネタの「見えないものを見ようとして〜」にも拍手があった。さすが金曜日のお客様と江里子さんが言ったところで美穂さんから今日は土曜日と訂正されてしまう。江里子ミステイク。(本当に土曜日は手拍子激しめでした。ネタつかみの天体観測のところに手拍子があったのも、私が見た中ではこの回だけです。お客さんにヤング多めだったのでしょうか?)
バンド紹介
今回の単独のバンド名は「NewMemories」。
メンバーはいつも一緒だけどバンド名は単独名に合わせて毎回変更。
メンバー紹介は江里子さんが先にパッと説明した後に、美穂さんが小ネタをつけ足していく形式。
石本大介さん・・・ギター。本来ギターが10本は必要な天体観測を1本だけで支えてくれた。コーヒーが好きでこだわりあり。草月ホールの隣の公園でコーヒーを入れるセットをもって現れたと美穂さん。
鈴木和美さん・・・フルート。阿佐ヶ谷在住で姉妹と親交が深い。9日は江里子さんに姉妹ともども勝手に阿佐ヶ谷出身と説明されてしまう。隣の公園の小さい川に落ちて靴を濡らしてしまった。
葛岡みちさん・・・キーボード。プロレスの入場曲もお願いしたらさらっと弾いてくれた凄腕。おしゃれ好き。おんなじ靴を3足色違いで持っている。そのうち一色はシルバー!
栗木健さん・・・ドラム。バンドのブルースウィルス!姉妹と違って声を掛けたらすぐにビシッとポーズを決めることができる。お子さんがいるせいか自撮りの時の画角調整が上手。みんなちゃんと写っている。
伊藤健太さん・・・ベース&バンマス。9日に美穂さんから「家が水浸しになってしまった人」という謎の説明をされてしまう。カメラが好きでこの現場にも3台持ってきている。良い写真をいっぱい撮ってくれるけど、集合写真の遠隔操作に不備があり、撮れていなことがあった。
全体的に変な説明ばっかりで面白い時間でした!!
お仕事メドレー
12日夜はここで歌う前に江里子さんが美穂さんの胸を突然叩く。第一部の漫才の仕返しの様子。
メドレーの内容はいっぱいありすぎてもう覚えられませんでした。覚えていることを何となく書きます。
ゴッドタンの「カモン!阿佐ヶ谷ノースサイド」からスタート。歌いだすと同時にテカリのある柔らかい生地スカートだけ剥ぎ取り歌いだす姉妹。ドレスのスカートが登場。2段になっているチュールスカート。1番だけ歌っていた。商店街の動画をまた取り直した。あれから色々変わり、今はモンコワヒュールさんは橋幸夫さんのポスターを貼っていなかった。けど撮影のために貼りなおしてもらった。
有吉の壁の「案ずる」江里子さんが踊っていたのが可愛らしすぎる。狩衣の時は見えていなかった足さばきがスカートなのでばっちり見える状態。江里子さんのアクティブな可愛らしさを感じられて良かったです。
12日夜は「ゴールデンラジオ」のジングルを歌ったあとに、さざ波のように笑いが広がってしまい、そのあとの「阿佐ヶ谷アパートメントに ようこそ~♪」の出だしを美穂さんが分からなくなり、リテイクあり。
「あさがや手帖」のジングルの後、静岡ローカル番組のことを知らない人が多いせいでシーンとしてしまっていたが、9日以降江里子さんが「静岡エリアで放送中!」ということで笑いが起こるように変わっていた。静岡県民的にとても嬉しかったです。大好き!!
最後はNHKの2355ヨルガヤ姉妹より「魅惑のヨルル」。すんごい阿佐ヶ谷姉妹っぽい歌で良かったです。
そのほかにもサントリー烏龍茶の「ラムのラブソング」の中国語バージョンや、「クイックルワイパー」のCMのワンフレーズを言っていたりと、非常にバラエティに富んだラインナップでした。
美穂の生着替えコーナー 美穂さんソロ
ここで美穂さんのソロコーナーへ。江里子さんをシッシッと追い払う。
12日夜と13日は江里子さんが上手に下がったのを見た後に「邪魔者がいなくなった」的なことを言ってしまい、江里子さんがダッシュで美穂さんに詰め寄る場面あり。怖面白い。
今回は趣向を変えて衣装を選ぶのではなく「たかし」「けんじ」「トシ」の3つの名前からお客さんが拍手で選ぶことに。画面に名前が大きく映し出されたときに、美穂さんが例を挙げてくれるのですが、だいたい2~3人しか挙げられずぼやっとした感じで面白かったです。
どの名前が選ばれたかは、パリオリンピックの柔道団体の疑惑のルーレットみたいな感じ。名前が決定するとまるでオリンピックのような荘厳な音楽とともに、生着替えボックスが運ばれてきます。生着替えボックスは全面が紙で後ろからライトで照らしているため、着替える美穂さんのシルエットがばっちりクッキリです。
今回たまたま3公演で3種類すべて見れたので全種類の歌と衣装、そして着替え中の美穂さんの小話をまとめておきます。
10月9日 トシ 「NINJIN娘」田原俊彦
着替え中の美穂さんの小話
・このコーナーはどうでもいいコーナーなので好きに過ごしてほしい。
・横をむくとお腹が出ているのが分かってしまう。(確かにわがままボディでした…!!!)
・バンドの男性陣は気を使って後ろを向いてくれている。なぜなら生着替えボックスの裏側はガラ空きなので。
・今日は寒いですね。
・林檎がなくなってしまったので柿を買ってきました。栄養がある果物を食べたいです。
・着替え終わったのでお水を飲みます。口が乾いてきた。歳なので。
着替え完了後、「田原俊彦 NINJIN娘!」の掛け声のあとに、手に持ったニンジンのぬいぐるみ(うしろに棒が付いている)で頭のあたりの紙を突き、足の方は蹴破って美穂さん登場。黄色のフリフリブラウス、赤と白のストライプのオーバーホール姿。ニンジン片手に舞台を右往左往し歌う。ここでも最後に小さいジャンプをし、その後ハァハァしていました。
12日夜 けんじ 「ダーリング」沢田研二
着替え中の美穂さんの小話
・お姉さんの部屋に瀕死のカメムシが出た。紙コップで捕獲し外へ出していた。
・お姉さんの部屋にヤブ蚊も出た。腕だけでなくお尻も刺されて痒いと言っていた。
・今日は天気が良くていいですね
・着替え終わりましたがお茶飲みます。このお茶は家から煮出して持ってきました。
着替え完了後、「沢田研二 ダーリング!」の掛け声のあとに、手に持った突剣(剣の部分が透明で気泡があり、なんだか光っている)で紙を破り捨てて登場。上が金色のピラピラがついた赤い王子様みたいな服、下が青いズボン姿でした。これまた剣を片手に右往左往して歌いまくる美穂さん。
この歌結構美穂さんの声質にあってようで、個人的にとても好きです。
13日 たかし「イヨマンテの夜」細川たかし
今回、どう考えてもトシの拍手が優勢でしたが、たかしで決定。パリオリンピック柔道団体のシステムを採り入れたので、そういうこともあるとの説明。(私が見た公演はいずれも3回目に告げられた名前の曲が選ばれているので、そういうシステム???)
着替え中の美穂さんの小話
・今回の曲は「たかし」の有名な曲ではないとのこと。「たかし」も歌っていていいなーと思ったので選曲したそう。
・この服は着替えるのがとにかく大変。(着替え中何回も「できた!」「だめだ」「あれ???」を繰り返していました。)
・はいはい。ともかくどうでもいいコーナーですからね。
・お姉さんが部屋でカメムシ捕まえた。
・お姉さんの部屋にヤブ蚊がでた。お姉さんはいつも蚊に刺されないタイプなのに今回は蚊も弱ってきているのかお姉さんの血を吸っていた。おねえさんの血は不味そうなのに。お尻まで刺さされて痒かったらしい。
・年をとると血が不味くなるのか蚊に刺されなくなるような気がする。自分もあんまり刺されない。
・今日はいい天気でよかった。
ともかく着替え終わらず、奮闘する美穂さん。
やっと着替え終わり。
「細川たかし イヨマンテの夜!」の掛け声の後、まずはボックスに入ったままで歌唱。高音がきれいに響く。一節歌った後に、右手に装備した熊の手で紙を切り裂き蹴破って登場。袴姿。上は光沢のあるピンクの長着。下の袴は黒地に金の刺繍あり。ゴージャスな衣装!
今回はバンドの方々もコーラスで参加あり。気のせいでなければコーラスで入っているのこの曲だけでは??全体的に他の曲に比べて手の込みようが違うように感じられました。
イヨマンテの夜の歌を高音をバッチリ響かせしっかり歌い切る美穂さん。着替えと歌の長さ的に、このコーナーの3曲の中で一番尺を使ってしまうのでした。
「たかし」はちょっと異様に感じられるほど気合の入った時間だったと思います。聞けて良かったです
ウイスキーはお好きでしょ 江里子さんソロ
真っ赤な着物と黒いロングブーツ姿で下手側通路後ろから江里子さん登場。
舞台に上がる前に客席側で「ウイスキーはお好きでしょ」の頭サビを歌う江里子さん。観客から自然と「フゥーーーーーー!!」の歓声が上がります。選曲それなの??の笑いもあったと思います。
12日夜は下手側の通路最前にお子さんがいらっしゃるのを発見した江里子さん。「怖くないよ…!」と優しく声をかけてから舞台に上がります。
13日は二列目に空席があったため、そこに座って歌唱。その後ステージ上へ。たまたま二列目に着物姿のお客さんがいたので「一緒ね…。」と語りかける場面あり。
ステージ上でしっとり歌い上げたあと、一番盛り上がるところで音楽に合わせて着物を脱ぎだす江里子さん。今回は黒いワンピース姿。裾がピラピラしていました。「どうも…阿佐ヶ谷姉妹のクールビューティ担当、江里子です…。」と名乗る。ここで昨年同様間奏の合間に小話あり。
9日・・・「赤い跡があるのでキスマークに見えるかもしれませんが…ヤブ蚊に刺された跡です…。」といって間奏終了。
12日夜・・・「10分かけて着せてもらった着物を…すぐに脱ぐ女です…。」と名乗る。美穂さんにカメムシもヤブ蚊の話もされて話すことがないと困った様子。
「中森明菜さんに憧れて前下りおかっぱに…」と言ったところで間奏終了。歌へ。
13日・・・美穂さんの尺(イヨマンテの夜)が長いと怒った様子。全然着替え終わらないし、歌もたっぷり歌っていた。そのせいで待っている江里子さんは非常に焦ってしまっていた。それにカメムシやヤブ蚊の話も言われてしまったと嘆いた様子。またしても「中森明菜さんに憧れて前下がりボブにするも顔の造形が違うからか…」と言ってところで間奏終了。歌へ。
歌の最後に蜘蛛の巣テープをぱっと投げる江里子さん。テープをお客さんが引っ張ろうとしたのを江里子さんがグルグルと回収して終了。
前回の単独と同じく、江里子さんは今回も服を脱いでいました。脱ぎたがり説が定着しそうですが、これもお客さんを喜ばせるためなんでしょうね!大好きです!!
GetWild ダンス(アバンギャルディ)チャレンジコーナー
美穂さんが上手から登場。刑事のようなトレンチコート。さっき服脱いで薄着になった露出狂の江里子さんを捕まえに来たような状態。美穂さんのトレンチコートの隙間からドレスの蝶々の飾りが出てしまっていた。
江里子さんもあの着替えボックスを使用して着替える。今回は透けない。
若者も分かるものを選びたいと思った結果、最近映実写版があったシティーハンターの「GetWild」にたどり着いたのこと。アバンギャルディさんたちが踊っているのを簡略化して挑戦することに。
9日は江里子さんがボックスから出る時に全面の紙が巻き上がらなかったので自力で下から巻いていって登場。美穂さんからは万引きGメンみたいと言われてしまう。
ダンスの方は・・・。私は2回も江里子さんが目の前にいる状態で鑑賞したのですが、ともかく江里子さんのダンスは圧がすごい。キレもすごい。形相も必死。サビの「Get wild and tough」のところがガッガッ!としていて面白怖かったです。!!
美穂さんのダンスも1回だけ俯瞰で見られたのですが、キレが江里子さんと全然違うし、表情もニヤニヤしていました。二人の性格の違いが表れたダンスだったと思います。
12日夜と13日は二人とも間違えずに踊れたとことで喜んでいました。
踊り終わった後は二人とも息切れが激しく、熱いと言いながらコートを脱いでいました。トレンチコートに赤い生地の裏地を付けてもらったので暑いとのこと。コートの下のドレスは、黄色みがあるの淡いピンク色。蝶々が何羽もくっつけられていて可愛らしい様子。
風立ちぬ
これが最後の曲と説明。それに対して9日は7人くらいのお客さんしか「えぇぇぇぇぇぇ!!」と言ってくれず、遠くで聞こえる電車の「フォォォォォン」という音ぐらいとコメントする江里子さん。
12日夜と13日は結構な人が「えぇぇぇぇぇぇ!!」と言っていました。
2人のコーラスが息ぴったりで伸びやかな歌。サビのところで上から花弁が舞ってきてキレイでした。画面になぜか「SAYONARA」のフレーズの時だけこのワードが浮かび上がってきてどうしてこうしたんだろう?とちょっと気になったり。
ED映像
阿佐ヶ谷姉妹の二人がはけた後に、クレジットをなんと読み上げていました!!これだけで泣けちゃうくらい良かったです。みんなで作った舞台なんだぁと見ているこちらもしみじみとしてしまいました。
アンコール 東京ブギウギ(地域限定曲)
ギラギラと銀色の上に下が白いチュール素材のようなスカート。首周りはパールが幾重にも重なったような装飾がされていて品がありつつも豪華な衣装。
江里子さんより「勝手にアンコール出てきてしまいました。」
物販の紹介。江里子さんが物を取りに走るのでさっきの舞台に降ってきた花弁が舞いあがっていました。ドレスキーチャームが3公演ともこの時点で売り切れていました。9日はここの売り切れの説明のほうがお客さんからの「えぇぇぇぇぇぇ!!!」のほうが風立ちぬの時よりも大きくてツッコミを入れる江里子さん。
13日は東京千秋楽のため、ここで長めのMCあり。
江里子さんは今日喉のの調子が悪いとのこと。昨晩の12時くらいにラブレターズへKOC優勝祝いの電話していたら号泣してしまい、喉を潰してしまったとのこと。第1部は聞き苦しいところもあったが、2部では高音が裏返らずに良かったと思い。(確かに第一部の青虫のネタの時、江里子さん声が若干裏返っていたかもしれません。あと、U-NEXTの「激闘の1日~キングオブコント2024の舞台裏に密着」を見たら、電話口で江里子さんが誰よりも泣きながら話をしていて超面白かったです。リアルに「ヒーン!」て泣いていました。これは喉に負担がかかる!!)
演出家の山田真実さんを舞台上へ呼ぶ。「3人並ぶとお葬式の司会と喪主の方みたい。」と江里子さん。
さらに2階席にお子さんがいたのが見えたので「WindowsXPの起動音分かったかな?」と声を掛ける江里子さん。しかしリアクションが返ってこず、あんなに笑ってたのに…と嘆いていました。
さらに続けて、美穂さんが生着替えコーナー(イヨマンテの夜)で「お姉さんの血はまずそう。歳をとると特に美味しくなさそう。」という発言が切り取れられると良くないと不安を述べる江里子さん。美穂さんに謝罪を要求するもあっちはあっちで不満そうで断られる。
「おばさん全体の血が不味そうなのでなく、お姉さんの血だけが不味そうなの!!」と強く弁明。江里子さんは自分の血だけが不味いことを受け入れるが、「今日は両親が見に来ているのにやめてよ!!娘の血がまずいなんて!言わないで!!!」と嘆く。炎上を恐れている様子で、このことも他言しないでほしいとお客さんへ言っていました。(ここで文章で書いちゃった…。どうしよう…。)
公演する土地ごとの曲を歌いたいとのことで東京ブギウギ。歌詞がモニターに出るので皆さん一緒に歌いましょうと明るく歌われていました。
最後帰る時えりこさん既に泣きそうでした。
再アンコール Jupiter
バンドメンバーが準備をしていたら、モクモクとスモークが出てきて阿佐ヶ谷姉妹が左右の袖から登場。
先ほどの衣装の上に電飾を被ってピカピカの格好でした。神々しいです。
低音パートは江里子さん、高音は美穂さんが担当。
「私を呼んだなら何処へでも行くわ 貴方のその涙 私のものに」の美穂さん見せ場の高音が本当に美しくて。このライブ一番の見せ場だったと思います。その見せ場パートを歌う美穂さんを見守る江里子さんの眼差しがとっても優しくて。心にぐっと来てしまいました。美穂さんは美穂さんで江里子さんパートを見守りはしないけれど、目をつぶってジーンと感じ入るような表情をされていてこれも良かったです。お二人の関係性と性格が垣間見えるようで、このライブで一番心に残っています。
歌い終わった後の曲が流れている間、ふたりは電飾を広げて舞台上を舞うようにしていました。
曲が終わった後、もうすでに江里子さんはベッソベソに泣いていました。毎公演この勢いで泣いていらっしゃる様子。江里子さんを元気づけるように温かい拍手がお客さんから送られます。
大号泣しながらも美穂さんに促されて「お気をつけてお帰りください。」とか細い声で言う江里子さん。なんでこんな泣いている人に帰りの心配されているんだというような形でここで一笑い起きていました。
美穂さんに連れられて上手側に二人ともはけていきました。
終わりに
めちゃくちゃいいライブでした!!あんなに笑えるのに最後に笑えちゃうのって本当に不思議な体験です。それはやっぱり阿佐ヶ谷姉妹のお二人がお笑いも歌も超一流だからできることなんだろうなぁ。
12日夜公演は、第2部の歌パートは江里子さんの表情が優しすぎてなんだかずっと泣いてしまいました。江里子さんって本当に立ち姿が美しいですよね。美穂さんは美穂さんでポヤポヤフヨフヨしているのに、あのJupiterの見せ場は高音美しすぎて心震えさせられました。
正直、売れっ子として忙しい日々を過ごしているだろうから、今年の単独ライブはないものだと思っていました。これは来年も期待してしまっていいのでしょうか?無理をなさらない程度に、またこうやって阿佐ヶ谷姉妹の姿を舞台で見る機会があれば嬉しいです。
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