カルチャーベースな経営を徹底する米国IT企業の取り組みをゆるく調べてみた【Podcast】
こんにちは。Mutureです!
連日びっくりするような猛暑が続きますね🍧🌤
本日もMutureのPodcast「μTUNE」の配信内容から、お届けします!
IT企業のサステナブルな活動ってどんなものがあるんだろう?
持続可能な社会にむけて全ての業界・企業がサステナブルな事業や経営に取り組む中、Mutureのようにデザインやテクノロジーを軸に価値提供する企業は、どのようにESG活動に取り組んでいるのでしょうか? 今回は海外大手IT企業のサステナブルレポートを参考に、ゆるくリサーチをしていきました!
■ ルクセンブルクのIT企業 「Globant」
今回取り上げたのは、ルクセンブルクのIT企業 Globantです。エンジニアリング、イノベーション、デザインを独自のアプローチと組み合わせて、ビジネスの再発明を可能にし、クライアントのビジネスを成功させ、持続可能な成長をに貢献することを使命とする現在ルクセンブルクに本社を置く会社です。
金融や旅行、教育など特定の「業界」に対して革命を起こすことを目的としたReinvention Studiosと、デザインやブロックチェーン、メタバースなど「技術」を起点にクライアント企業のデジタル変革を支援すDigitalStudiosと大きくふたつの分類があります。
業界の専門性と、技術の専門性。それぞれを掛け合わせることができるので幅広い支援はもちろん事業の可能性が無限に広がっていけそうな印象です✨
■ Globantの「人」に向きあう企業活動
① 隠れた若い才能に投資する
ではさっそくサステナブルレポートに注目!🌱
2019年のレポートの中で見つけた「Looking for Hidden Talent」では、才能は簡単には表に出てこないものとして、経済的に十分な教育やトレーニングを受けることのできないITスキルに関心のある若年層に向けた教育支援プログラムと労働市場へのアクセス支援を行なっているそうです。
② DE&Iの視点からは、女性の活躍を重視する
DE&Iの取り組みで紹介されていたのは、労働・賃金での男女格差について。Globantでは特に女性の活躍の可視化に力を入れているようで、役職別の女性の割合と年度ごとの推移を公開していました。研修生からマネージャークラスと、各レイヤー全ての女性比率が毎年上がっているのが伺えます。
「Looking for Hidden Talent」に続き、技術を提供する企業らしい「人」に向きあう企業活動を覗くことができました✨
■ カルチャーをインプットにした、サステナビリティフレームワーク
さらにレポートを渡りたるいていたら面白いフレームワークをみつけました。
サステナビリティフレームワークとよばれるこちらの図
イノベーティブなアプローチ
高い成果
グローバルタレント
カルチャー
に対してそれぞれ、INPUTとOUTCOMEが定義されているのですが、ミューチャーズが気になったのは、「カルチャー」です。
一般的にINPUTとされるのものは人材やお金、知的資産が挙げられますが、
Be kind「優しさ」が何かを生みだす源泉と捉えて経営をしている姿勢に心震えました!
■ Globantを支える「Be Kind」の文化
ではこのBe kind, 実際にどのように使われているのかゆるく見ていきましょう。Be kindをベースとし、4つのカテゴリーに分類しそれぞれの活動ごとに取り組みや施策が細かく行われているようです。ざっくりですが簡単に概要を紹介します!
Be Kind to yourself
個人のやりがいと企業の目的が一致する組織を作ることは可能だと信じ、従業員の人生の幸せと働くやりがいを両立できるよう、様々な取り組みやプログラムを提供しています。ヨガ、瞑想、メンタルケアセッションは特に人気があり多くの人がプログラムに参加しているそうです。
Be Kind to peers
これは先ほどとり上げたDE&Iの取り組みです。誰もが自分の可能性を信じ自分らしく生きることができる社会を目指し、Globantでは人種・性別・文化・生い立ちなどあらゆるマイノリティーに目を向け、安全で敬意のある職場づくりに取り組んでいるとのことです。
Be Kind to humanity
テクノロジーの力を通じて世界中の人々(人類)をより幸せにするという考えをベースに、直近ではテクノロジーが与えてしまうネガティブな影響、誹謗中傷やプライバシー保護の解決に向けた取り組みと研究を進めているそうです。
Be Kind to the planet
未来の地球に向けて、テクノロジーの力で世界を一歩づつ良い場所にしていくという想いのものと、2050年までの地球環境の改善目標に向き合っています。グラスゴーで開催された国際気候変動会議にも参加し、気候変動をIT技術でどのように改善していけるか、という側面でリーダーシップを発揮しています。
■ 「企業のあり方」を軸にしたESG活動
このように、Globantという会社はBe Kindという「企業の姿勢・あり方」から立脚し、様々なステークホルダーに対しESG活動を行なっている、徹底したパーパス経営が特徴だったのではないでしょうか。
Mutureも「相利共生の未来を実現する」という夢を掲げていますが、まさしくこれも「相利共生というあり方」を世の中に広げていきたいという想いから生まれています。今回のリサーチも、Mutureにこれから取り入れていきたい考え方が盛り沢山の学び深いものとなりました💜✨
今回の内容もPodcastで二話にわたり配信しているので、ぜひ聴いてもらえると嬉しいです🎧
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