
なぜMutureがカンファレンス?Muturelism Conference2025開催💜
みなさんこんにちは、Mutureです。
突然ですが、ではこの度Muture主催にて初のカンファレンス『Muturelism Conference2025』を実施する運びとなりました💥
この記事では、なぜやるのか、どんなカンファレンスを目指しているのかお伝えできたらと思います。
Mutureの軌跡と気付き
私たちMutureは、日本を代表する大企業とソーシャルセクターの組織変革に向き合い、相利共生の社会の実現を目指して活動しています。
2022年に丸井グループのDX推進からスタートし、単なるデジタル化にとどまらず、組織文化の変革や新しい働き方の構築にも取り組んできました。
これまで、丸井グループを実践の場として、地道に、泥臭く、そして着実に変革を進めてきました。しかし、2025年度からは新たなチャレンジへと舵を切ります。
それは、丸井グループだけでなく、他の大企業やソーシャルセクターにも取り組みを広げること。
「エンタープライズ企業ではなく、なぜ“大企業”なのか?」については、また別の機会にお伝えしたいと思いますが、私たちは、大企業のような大きな組織が抱える構造的な課題と、地域づくりの障害になる課題の構造が非常に似ていると感じています。どちらも大きく複雑な組織の構造の負を紐解く必要があり、これまでそこに注力をしてきた私たちだからこそ、取り組みの親和性があると考えています。
👇丸井グループの変革の軌跡はこちらで詳しく紹介しています。
しかし、日々現場に向き合い続ける実践者である私たちだからこそ抱えてしまった一つの課題がありました。それは、自分たちの取り組みをメタ的に捉え、体系化し、わかりやすく伝えていくこと。どうしても日々の悪戦苦闘の中で失いがちな目線でした。
そんな時、ご縁があり地域創成Coデザイン研究所の木村篤信さんと出会いました。そしてなんと、Mutureの取り組みを、社会システムデザイン方法論の実践例として論文に取り上げていただく機会 に恵まれたのです。
\📝Mutureが論文に取り上げられました🎉/
— Muture (@MutureCorp) June 24, 2024
日本デザイン学会で発表された論文「システムを<解く>/<説く>実践にみる社会システムデザイン方法論~DXやビジネスモデル転換の事例分析を通じて~」にて、組織のDXにおける実践としてMutureの事例を取り上げていただきました✨https://t.co/8d1Yh3Me3w
それ以来、木村さんとは定期的に対話を重ね、登壇の機会を通じて、Mutureの実践をアカデミックな視点から体系知へと昇華する という、これまで経験したことのないプロセスを体感をすることになりました。
前述の課題認識もこの共創を通じて段々と理解が進んだもので、実践に取り組むことと同じくらい、それを共有可能な知に仕立て上げて行くことの大事さを、このプロセスを通して強く認識することができました。そしてそれは、日常で交りあわない観点だったからこそ生まれたもので、木村さん側にも発見が有ったという嬉しいお声をいただいています。
この視点の交わりやそこからの発見、これを意図的に引き起こしていくことは、Mutureが掲げる「相利共生の未来を実現する」 というVisionにも重なるところがあります。そして今回、「実践」と「体系知」の共生 によって、新しい気づきや価値が生まれることを、私たち自身が肌で感じこういった共生関係を生み出すことが私たちの活動の重要なテーマの一つとして加わりました。
Mutureのカンファレンス〜 集、交、問、わくらば〜
話を本題に戻し、なぜMutureがカンファレンスを主催するのか、について。
本カンファレンスの開催趣旨とコンセプトはこちら。
開催趣旨
昨今、デジタル技術の急速な発展、AI技術の進化、働き方の多様化など、ビジネスと社会の在り方が根本から問い直されています。このような時代において、企業や組織は単独での成長ではなく、相互発展の考え方に基づく、新しい形の協力関係や価値創造が必要とされています。
従来の競争主義から、共創・共生の時代へのパラダイムシフト
組織の境界を超えた知識共有とイノベーションの重要性
持続可能な成長には、多様なステークホルダーとの相互発展が不可欠
Muturelism Conference は、このような時代認識のもと、新しい社会の在り方を共に模索し、実践知と体系知を共有する場として企画いたしました。
本カンファレンスを通じて、参加者の皆様と共に、相互発展型の新しい社会の在り方の創造に向け、対話を深めていきたいと考えています。
Muturelism Conference2025
〜 集、交、問、わくらば〜
思いがけない出会いを通じ、新しい問いが生まれ、私たちの人生やビジネスに転機をもたらす瞬間となることがあります。Mutualism Conferenceでは、専門家、リーダー、挑戦者たちが一堂に集い、交わり、視点を共有し、新たな問いを持ち帰ることで、次なる可能性への扉を開く場を創出します。集う人々が紡ぎ出す偶然の「邂逅(わくらば)」から、新たな価値や未来が芽吹く――そんな場を、ぜひご体験ください。

「共生」の未来のために、多様な視点の交差点
Muturelism Conference 2025では、企業、行政、地域などさまざまなフィールドで活躍するデザイン思考の専門家、アカデミックな視点を持つ研究者、公共セクターの実践者が一堂に会します。異なる視点が交わることで、「自社だけでは見えなかった課題」や「新たな変革のヒント」が生まれる場となるはずです。
しかし、私たちが目指すのは、単なる知識のインプットにとどまらない場。新しい問いを持ち、ともに未来を描き、実際の行動へとつなげることを大切
にしています。
明日使える知識より、この先ずっと大切にできる問いを持って帰って欲しい。
Muturelism Conference 2025が、新たな出会いやインスピレーションの源となり、日々の実践に活かせる知見を持ち帰る機会となるよう、心を込めて準備を進めています。
この場を共に創り上げる皆さんとの出会いを、心から楽しみにしています!
X@MutureCorp
📕 note
🏠 muture.jp
🎧Podcast