[R18閲覧注意]ハマグリ寿司を食べる
■はじめに
みなさんこんにちは。
性のエヴァンジェリスト(伝道師)、卜 二夕(ぼく ふたゆ)です。
ところでみなさん、ハマグリって好きですか?
私は好きでも嫌いでもないので特に感想がありません。
※じゃあなんで聞いたの?
というわけで、今回はハマグリ寿司を食べてみましょう。
本当にただハマグリを食べるだけです。
それを、いかに卑猥に表現できるかというチャレンジです。
※性的な内容を含むので苦手な方はお戻りください。
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■序章:ハマグリ寿司とは
検索してみました。
煮ハマグリをシャリに載せたお寿司のことをハマグリ寿司と言うようです。
また、ハマグリについても少し引用しておきましょう。
(蛤、文蛤、蚌、浜栗、Meretrix lusoria)は、(中略・詳しくはwikipediaで見てください)ハマグリは同一個体の貝殻同士でなければぴったりかみ合わない。そこで、結婚式でハマグリの吸い物が出されることも多い。
出典:wikipedia
ぴったりかみ合わないとか、性の相性を匂わせますね(そうか?)。
以上をふまえて、本編に入りましょう。
■第一章:出会い
――男は、寿司屋にいた。
オレは今日、ついにハマグリ寿司を食べる。
席に座って大将に注文をして、ハマグリ寿司が目の前に置かれた。
「……ほら、そんなに硬くならないで」
オレはそっと彼女に語りかけた。
初対面で緊張した彼女の全身は見るからにこわばり、全身から醤油色の汗を流している。
そんな彼女にそっと箸をつけると、私は続けた。
「そんなに硬くならないで、ゆっくり開いてごらん……」
そこから喉元へ逆流する胃液を飲み込んでから、続けた。
「ほら、大事な部分が丸見えだね」
■第二章:繰り返される愛撫
白いシャリは僅かに火照って汗ばみ、彼女の興奮を伝えている。
それがより、彼女の割れ口をより綺麗に見せていた。
「……どれ」
言葉にしてから、箸でねぶる。
ハマグリの貝肉を軽くつまんで、ゆっくりと広げた。
「ほう……」
わざと値踏みするような視線と言葉を浴びせて、オレはそれを楽しんでいた。
彼女のハマグリは赤く膨れて、赤い秘肉がてらついている。
合わさっていたはずの花びらが開き、柘榴色の淫口はぽっかりと口を開けていた――。
■第三章:歯痒いハマグリ
「らめ、らめえぇ! びしょびしょになっちゃううううぅぅ!」
懇願する彼女の声に聞こえないフリをして、減塩醤油を全身に浴びせかけてやる。艶やかな陶器のような肌が赤く染まっていく。
「さあ、中はどうかな?」
言ってびらついた花弁をめくりあげると、ツンとした匂いが鼻をつく。わさびだ。
オレはその事実に僅かに身震いすると、秘貝のほころびに唇を近づける——。
■最終章:愛情の暁に
大将「お客さん、すいやせん。ちょっと声が大きくて他のお客さんに迷惑なんで、ボリューム落としてもらっていいですか?」
オレ「すいません」
そしてオレはハマグリを食べて店を出た。
また、君と出会えることを祈って――。
■おわりに
それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
今回の執筆には「官能小説用語表現辞典(ちくま文庫)」を参考にさせて頂きました。この場を借りて感謝の気持ちを伝えたく思います。
また下半身が疼いたら投稿しますので、よろしくお願いします。
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※全文の著作権は卜二夕にあります。