見出し画像

ヤン・コレルを探して迷い込んだこのヴァーツィ

(*)この日記は2010年時点のものです。ノンフィクションですが、登場人物や団体が既にフィクションと化している可能性がある点、ご了承下さい。


ただいマジック!!!蛍光。ども、毛中学生(もう中学生)です。

今回の日記で魅惑の中欧旅行記を全て吐き出します。覚悟してくださいw

中欧なんてコアな国、社会人になってから行かんやろうとの
理由から選ばれたチェコ・オーストリア・ハンガリーの3ヶ国です。

ちなみに長文めんどい人のために要約すると、

  • 案外寒くないのに雪降りすぎ。

  • イエンクシとエリック・ジェンバジェンバの親族がたくさん登場した。

  • ファン・ニステルローイが3ヶ国全域にまんべんなく散らばってたw

  • 列車の清潔感も料理のレベルも国境を越えるごとに上がっていった。

  • でも、チャンネーのレベルはウィーンを境に徐々に下がっていった。

  • つまり旅のテンションも終盤に向け静かに下がっていった。

  • 挙句の果てに旅行最大の危機に遭遇。(ヴァーツィフェスティバル参照)

  • しかし最後にはドラマが待っていた。

です。では、逝きますw

乗り継ぎ@ヒースロー

久しぶりに大好物のフィッシュアンドチップスを食す。
うん! 相変わらず味がない!!
でも、綺麗なチャンネー多いしいっか!!!w

プラハ・チェコ(マクドのポテトは塩分多め)

はじめに断っておきます。プラハは夏に行ってくださいwww
観光案内の写真ではオレンジが目立つきれいな町並みなのに、
冬のプラハは、360度漏れなく白ですw

しかも、プラハ城やカレル橋などの見所は、一部工事中ww
のくせして、ふと後ろを振り向くとちょいちょい圧巻な景色を挟んでくる。
(街の教会やプラハの春が起きたヴァーツラフ広場とかがその部類。)

そんなボヘミア地方と呼ばれる響きから来るイメージとは程遠いプラハ。
寒いからか知らんけど、国民性がこれまたひどい。
冷たい、暗い、めんどくさい。でも治安はいい。

そのおかげか知らんが地下鉄やトラム(路面電車)などの交通手段は、
チケット買わなくても全面的に好き勝手に乗れますw
ちょw 商売への興味薄すぎやろww 

そういや、入国審査も一瞬で済まされたっけ。
そんな気難しいんだか緩いんだか良く分からんプラハですた。

豆知識ですが、チェコの居酒屋の大半は頭に『ウ(U)』が付きます。
その為、パブの名前が『ウ・カリハ』や『ウ・チンカスー』と
絶妙に際どくなる奇跡www

ちなみにチェコはバドワイザー発祥の地ですが、ウ・カリハでは
そのバドワイザーが1リットル級のジョッキで出てきますたwww

『こんなん、ノメンクシや。』
『まぁな。エリック・マーナマーナや。』
『ジェンバジェンバの甥、マーナマーナな。』

はい。

そしてシナゴーグユダヤ教の教会的存在)に入り、壁に手書きで
大量の名前が書かれていることに驚く。このデザインはおしゃれだ。
毛と相棒のO君は長時間かけて日本人の名前が書かれているのを探した。
けど、いくら探せども日本人の名前はなかった。

ま、ユダヤ教が布教した前例が日本にはないけん、当たり前よな。
が、そこにあった。

TAWAKAw 

ま、イスラム系の名前だったけどもww

翌日はついに中欧列車デビュー。胸元が高鳴ります。

チェスキークルムロフ・チェコ(ファストフードが世界遺産にある訳ねえ)

世界遺産の一つ、チェスキークルムロフ(略してチェ)までは
プラハから列車で4時間かかります。

そんな4時間を俺たちはチャイ人2名(♀)と同じ列車で乗りました。
メガネっ子は洋書の読書、もう1人はひたすらiPhoneいじっとるw

ちなみにO君は、彼女達の容姿に終始不機嫌でした。
毛むくじゃら以上に不機嫌でした。まぁな。

そしてチェに到着。チェに入ってまず思ったこと。

ドドド田舎w ガガガSPみたいになってしまうぐらいの田舎ですた。

でも、チェは今回の旅程史上最高に良い都市だったと思います。

雪景色とカラフルで味がある家屋が織り成すハーモニー。
さすが世界遺産っす。ご飯も地ビールホットチョコレート
非常に美味しく、レストランのおっちゃんに
日本語で『召し上がれ』と言われた時には、思わず絶頂してしまいましたw

ただ、韓国人と中国人観光客ばっかりで日本人が我々以外いなかった点には
正直がっかりしました。

日本人(含め)、もっと外の世界見ようや!
レストランのおっちゃんの『召し上がれ』が聞けんぞ!

日系企業も外に向けて頑張ろうや!
スーパーにはヤクルト以外誇れるものがないぞ!

その癖、韓国のサムスンやKIAは欧州に大進出果たしとるぞ!
この状況、全体的に手にオエンクシや。

ウィーン・オーストリア(マクドのポテトは最初あっさり後から塩辛)

オーストリアは首都、ウィーンへはチェから列車で6時間!遠www

そんな中、行きであったチャイ人2名(♀)とまたしても同じ列車に。

『もうあいつらプラハまで戻れ。神聖なウィーンに足を踏み入れるな。』
と祈ったのも虚しく、ウィーンまで旅を共にすることに。
メガネっ子は洋書の読書をし、もう1人は漏れなくiPhoneいじってますたw
もう話すこと無いなら、2人で旅行すなw

『チャンネーやったらテンションあがるのに。ホンマ、ブスはXX』とO君。

列車に揺られ、ウィーンに着き、まずがやりたかったこと。
それは、愛すべきザッハートルテを食すことw

しかし滞在時間が短かったため、市内観光を優先。
ベルヴェデーレ宮殿シェーンブルン宮殿。前者は入場せずw

後者のシェーンブルンですが、あのウィーン会議の舞台であります。

この数十畳もある大広間に広がるフローリングを前に、
かのタレーランは言いました。

『会議は踊る、されど進まず。せやから俺はここでケータイ大喜利でもやっとるわ。』

タレーラン、毛むくじゃら

宮殿の20部屋中19部屋が踊り場だったという衝撃の事実。深いぃw

はい。その後、街中の人気店でオーストリア伝統料理のシュニッツェル、
特大サイズを食べることに。そのシュニッツェルがまたうまかった!

けど、プレッツェルは全然普通やった。
ブリュッセルはベルギー。
ルーセルは麻紀。
ルーセル回転木馬
つまり、回転木馬麻紀。
ダイナマイト四国の宿敵・・・はエスカルゴマンか。

はい。

脱線しましたが、シュニッツェルと名物の白ワインに感動しました。
Almost Mozartと言う店でしたが、BGMはクラシックガン無視のGasolinaw
俺が酔った勢いで激しく舞ったら、店長であろうヴィン・ディーゼル失笑。にしてもこの街はジェントルメンとチャンネーが多いな!!

そして翌日。早速ザッハートルテをCafeグーテンベルクで食す。
さすが活版印刷グーテンベルク
ザッハートルテも活版印刷のような味ですね < スタバのザッハー

はい。

その後、名物オペラ座でオペラ鑑賞することに。
でも俺らはケチだから安い席を選ぼうとする…
スタンディング席@3ユーロw

ま、スタンディングだから30分鑑賞したら俺らは普通に退場しますたw
ちなみに全部で3時間半の超大作、フィガロの結婚ですw
ここに来て、この旅で見ることの稀だった日本人を大量に発見ww

しかしその後、彼らの行方を知るものは誰もいなかった。

ま、ホテルの寝室でしょうけど!

最後にウィーンで紹介したいのは街中にあるセント・ペーター教会(SP)。

ケチケチツアーの為、入場料を取らない教会に多く入ったのですが、
中でもこのSPは一押しの教会です。こんなとこで結婚してみたいもんやわ。ウィーンでプロポーズしたい!って思わせてくれる教会でした。マジで。

ブダペスト・ハンガリー(ポテトはドナウ川に消えた)

最後の都市は、温泉天国ハンガリーの首都ブダペストです。

ドナウ川を挟んで、ブダとペストの街があり、
それらを総称してブダペストと言います。ウソじゃありませんよw
ちなみにウィーンからは列車で3時間。比較的近いです。

『またチャイ人いたらヘコむわー』と列車内を覗いたけど、
そこにチャイ人の姿はありませんでしたw よしっ!!!

あ、今思い出しましたが、EU諸国を回る場合、
加盟国間の移動の場合は入国審査がないのでビックリしました。

さすがシェンゲン協定。人・もの・サービスは自由に移動できるんですね。

ありがとうシェンゲンさん。いや、シェンゲン地方。
もといエリック・シェンゲンシェンゲン。

はい。

ブダペストの内容紹介に入る前にあらかじめ伝えておきたいのが、
ブダ地区にあるレストラン『APETITO』です。食欲w

ここで食べた鯉の白ワイン煮・ナマズのリゾット・フォアグラの味は
一生忘れないでしょう。美味すぎる!日本にあったら絶対流行る!
しかもいくら食っても1人2,000円前後で食えるという安さ!

ブダに行く際は、是非お立ち寄りを。
ちなみにブダからの夜景は最高です。絶景フェチの人はぜひ。

話は戻りまして、このブダペストですが…何と言うか中国に似ていましたw

何が似てるって? 顔?w いいえ、国民性です。
駅についてからのタクシーとホテルの激しい勧誘。汚い地下鉄。
この国はつくづく人を信じてないなと思いました。

話は戻りまして、ブダペスト1日目の夜。
地下に無数に広がる迷路があると聞き、入場。

しかしこれは、ただただ真っ暗な洞窟を
30分間ひたすら歩かされるだけのドM企画だったw 
暗闇に怯え、疲れ、テンションが不安定にwww

なんとか抜け出し、ドナウ川をつなぐ綺麗なくさり橋の上まで移動。
うっとり夜景に見とれてたら、同じインド人に5回も写真撮影を頼まれるw
彼と意気投合するも互いに名前は明かさずと言うマニアックな状況にww

なんかムダにテンションが上がる毛むくじゃら一行。
でもこれ以上やることがないし、帰って明日に備えようと
歩き見たこのヴァーツィ通り(繁華街)。

そこで、出会ってしまった。


ボッタクリにwww


この後の毛主席一行の運命はいかに・・・詳細は次号日記にてw 

とにかくボッタクリに遭遇し激しくヘコむ毛一同
翌日、日本大使館に連絡。

職員:『私もよく引っかかるんです。特にスキミングにはお気をつけて。』

そうなんですか。大使館職員も我々と同じで間抜けが多いんですねw
被害拡大防止の為クレジットカードも止め、鬱になりながらも観光続行。

だがアンドラーシ通りにも、
(ハンガリーのシャンゼリゼ通りらしいが店は数件程度w)
温泉にもテンションが上がらない二人。

でもなんとか頑張ろうと土産屋に入って、ウロウロする毛沢山ご一行。
そこで奇跡が待っていた。

入り口のベルがカランカランと鳴る。

聞こえてくる四足の靴の音。

顔を上げる毛むくじゃら。

なんとそこにはあのチャイ人2人(♀)が!www

奇跡ってこういうことを言うのねー!!!w

笑顔を交換し、運命をゆっくりと感じる。そして思う。

『テンションをありがとうw』

その後、チャイ人はそそくさと店の外へw
だが、店を出たところでチャイ人の待ち伏せをくらうww

万事休したと、観念して毛むくじゃらがチャイ語で話し掛けると
あっちは大爆笑w そしてアド交換ww

しかし、御飯には行かずwww ドライな距離は維持w

来ない時に来るとうれしいが、いると分かるとメンドいんですねw
ほんと我々最低だwww

実際、ブダペストからの出発日も同じでフライト時刻も近かったけど、
我々が逃げるように搭乗したため、会うことはなくw 

そんなこんなで、毛が織り成す珍道中は終わりましたとさ。

帰路@またまたヒースロー

数日ぶりにまた大好物のフィッシュアンドチップスを食す。
うん! 相変わらず味がない!!
でも、テムズ川ばりにお酢かけて食ったら美味いしええか!!!
いや、それよりもやっぱり綺麗なチャンネーおるからええか!!!w

毎度大容量な日記をご愛読頂き、有難うございます。
全国民を代表して、毛主席より御礼申し上げます。

いいなと思ったら応援しよう!