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【2023年GW韓国旅打ち】日本人の知らないカジノに行こう! ⑧潜入!江原ランドカジノ(後編)

5/3 5:45

無事起床できたので、平常直前のカジノを視察してみます。

カジノはすでに退場案内が始まっており、出口から続々と人が流れていきます。この時間でも100や200では済まないでしょうね。やはり大半、というか9割方の人は自家用車、シャトルバス、タクシーで帰る人で、残りの1割は一人4000円の朝のビュッフェに並ぶ人、専用エレベータでホテルの客室に戻る人です。この割合がそのまま韓国内での所属階級の割合と考えてよさそうです。カジノの入場券のキオスクには既に小規模ではあるものの行列が。この早朝発券組が4時間後のカジノの先陣を切るんでしょう。知らんけど。

街に帰る人たち…ですが碌なショット撮ってねぇ。
私も寝ぼけてたんでしょうね。

この層が舎北(サブク)に降りて何をしているのかは明朝じっくり視察するとして、とりあえずカジノが閉場したので私も客室に戻ってチェックアウトまでのんびりすることにしました。

今までずっと観光したりポーカーしたりと慌ただしかったので、こうして時間ができてみると色んなことを考えてしまいます。目下の悩みは収入の話。現状ポーカーは趣味の範疇を出ず、人生の目標である世界放浪に踏み出すにはほかに収入の柱が必要となります。ただ特に大した努力をしてこなかった人生、継続してきたことと言えば、ラノベ作家志望として駄文を吐き出し続けてきたことぐらいです。





で、このnoteが生まれたってわけ


午前中は観光したりnote書く→ポーカールームが開場したらポーカーを打って眠くなったら帰って寝る! なるほど完璧な人生っスねーーっ収支どマイナスってことに目をつぶればよぉ~~。

でも書かなきゃ可能性は0なんですよ、ということで見切り発車で始めてみることにしたのです。今の会社は人手不足&人の流出が激しいため、これ以上の退職を防ぐために賃上げと見えないサービス残業抑制など、人をつなぎとめるためには金と時間だということをやっと理解してくれて働きやすくなりました。おかげで私も辞めてから背水の陣で稼ぎ口を探す必要がなくなり、働きながら草鞋の数を増やす試行錯誤ができるようになったのです。あんまり一気に賃金が上がったので「ならもっと早くあげろや」という感情と、「そんなに無理して上げてうちの会社潰れないかな…」という不安がないまぜになっているのは内緒。

ま、稼ぐあてがないうちはもう少し尻尾を振らせてもらいますよ。

そんなことを考えながら書き上げたのが以下のnoteです。

出来れば速報に近い形で旅行中にnote→帰ったら動画を投稿していく、などもっと記事としての完成度を上げるサイクルを短縮していきたいですね。さすがに旅行から1カ月以上経ってしまうと、その時感じたものもかなり薄れてしまうので。

などと考えているうちにチェックアウトの時間が迫ってきたので部屋を出ます。カジノは今日も開場前から行列御礼、そこに並んでテーブルゲームに体を押し込んでまでギャンブルに興じる熱気はありません。カジノに行かないとなると舎北のホテルへのチェックインまで時間が空くため、江原ランドホテル内のまだ行っていないスポットをブラブラします。

というわけで江原の写真供養のコーナーです。



カジノ開場前にあったギャンブル依存症への臨時カウンセリング。
受けると粗品として靴下が2足もらえます。
ハイワンリゾート・マウンテンコンドミニアム。
昨日登ったこの道の頂上にあります。
江原ランドホテルがどんなに安くても1万円前後なのに対して、このホテルであれば5000~6000円で泊まれます。代償として徒歩で行くなら上のトレッキングコースを進まねばなりません。
シャトルバスのルート上ですが、それならサブクやコハンでいいよねという。
夏になったらここでバーベキューもできるんでしょうね。
朝礼台。今日も一日ご安全に!
リゾートの隅にあった古風な建物。
中はカフェに改装されていました。
チェックアウト後、お昼が近づいてきたので一食ぐらい腹をくくって食べていくかと
ホテル内のいかにもなレストランに入ります。
折角なら一番高いのをと思ったが、レストランのスタッフに「こえは中国人向けでかなり辛い。こっちの方がスタンダード」とオススメされたのでこちらに。店員さんありがとう。
案内された窓際からの景色。
ドガニタンスープ。牛骨と牛筋のスープ。スープそのものにはほんのりと塩とも違う牛の味?がしみだしており、そのままでは味気ないので、塩やニンニクの酢漬けで味変したりします。
スープそのもののの優しさもさることながら美味しかったのはこの牛のアキレス腱?ぷるんぷるん。3000円でしたがその価値は十分にありました。
なんというかね…器の向こうにシェフが「いる」んですよ。
存在というか思想が感じ取れるんです。


一通り江原ランドホテルを楽しんだところで時刻は午後1時過ぎ。この日はサブクのホテルを予約しているため、そろそろ下山せねばなりません。さすがに丸一日観光したので、シャトルバスの停留所は把握できています。


まぁ徒歩なんですけどね。

もうカジノは十分堪能したので体力を残しておく必要もないですし、コハン→カジノ間を歩いたのであればカジノ→サブク間も踏破して「シャトルバス運行区間をなぜか徒歩で結んだ狂人」というトロフィーを取得しようと思います。

さよなら悪魔城。
この辺りから記事作成を意識しているのか妙に写真の枚数が多い。
写真じゃわかりづらいですがとんでもない激坂です。
登り切った先にはコテージのようなものがあり、そこで飼ってた犬にしこたま吠えられました。
こっちの方が激坂具合がわかりますね。
恐らくは炭鉱であったのだろう場所。リゾートが再開発を行っていました。儲かっているので事業を拡大するのでしょう。
地元住民を含めた韓国人から巻き上げたお金は再開発という形で雇用を生み出し、韓国内を循環していくのでしょう。それがいいことなのかを断ずるには私は浅学すぎます。

最寄駅からカジノまで歩いていきたい!という狂人物好きのために参考として情報を残します。
サブク→カジノ間もコハン→カジノ間も歩道完備のため、靴はそれほど選びません。傾斜および距離はサブク間の方が圧倒的にきつく長いです。おまけにコハン間にあったトンネルのような休憩ポイントもありません。初心者向けはコハン、体力に自信があるならサブクと思ってください。

さて、4/28に大邱から始まったこの旅も7日目、江原ランドカジノというメインディッシュも堪能しましたが、まだデザートが残っています。

そう、舎北(サブク)。

かつて炭鉱街として栄え、閉山後の経営難を打開するためにカジノを受け入れた結果、治安が大幅に悪化した町。語られているのはそこまでで、コロナ禍が明けてからは日本語での情報はほぼありません。Googleが知らないならこの目で見るまで。

旅が終わろうとしています。ですがすべての旅は終わらせなければいけません。日常への回帰をもって旅は完遂するのです。

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