自分が本当に望む仕事を手に入れるためにできることとは?


この世で絶対にやりたくない仕事はなんだろうか?


公衆便所掃除?

炎天下のパーティーでピエロの格好をしておちゃらけること?

独裁国家の地下施設で暮らす兵器の研究員?


ほとんどの人が上のどの仕事もやりたくないと思う。


でももし、その仕事をする人が、

掃除好き

すごくお金に困っている人

兵器の研究に命をかけている研究者

だったとして、


そして、


公衆便所の中でも、皇居の中にある、歴代の王室関係者のみが過去使っていた由緒正しき共用便所で、今は誰も使っておらず保管のために掃除が必要なだけだとしたら?

実は、仕事を依頼した人が大金持ちで、1回の仕事での収入が、一生楽して裕福に暮らせる金額だとしたら?

兵器研究の分野で子供の頃からずっと憧れていた先駆者と一緒に研究ができるとしたら?


一番最初に述べた3つの仕事へのイメージが

こんな風に変わったのではないだろうか。


汚い、臭い、最悪 →  王室に仕える名誉な仕事、歴史保存のための掃除

暑い、辛い、ダサい →  辛いのは一瞬、その後は一生安泰

危険、奴隷、不自由 →  子供の頃からの夢が叶う、本望



働く人の特性や、仕事の内容について、

情報が少ない場合、

仕事への勝手な思い込みが邪魔をして、

我々の選択肢を狭めてしまう。



100%自分原因説で「天職」が見つかる!(秋山まりあ著)を読んで、

我々は普段、自分では気づかない

「仕事」に対するとても多くの思い込みに

囚われて生きているということに気付かされた。



本書では、潜在意識を切り口に、

心から望む本当に好きな仕事をするために、

天職と呼べる仕事をするために、

どんな考え方と行動をすれば良いかを紹介している。



本書で紹介されている

自分が本当に望む仕事を手に入れるためにできる行動の1つが

思い込みを外す、ことだ。


自分が本当に「心から望む」ことが見えづらい現代において

思い込みを外すことで、

自分が仕事を通して何を得たいかが見えてくる。


人が心から望むことが見えない原因の1つは、

他人の価値観、一般的な価値観を気にしてしまうからだ。




飲食業をダサいと思う人もいれば、

かっこいいと思う人もいる。


専業主婦・主夫が屈辱的と思う人もいれば、

なんて優雅なんだと思う人もいる。


仕事=責任を全うするための労働と思う人もいれば、

仕事=楽しく刺激的で人生を充実させるアクティビティと思う人もいる。


仕事=週末休み、平日の8時から5時までと定義している人や、

仕事=人生そのもの、と定義している人もいる。


こんな風に、価値観はただの価値観でしかない。

他人の価値観で仕事を判断すると

自分が本当に心から望むことが見えない可能性がある。


例えば、専業主婦・主夫が天職で

それこそが自分の人生の喜びかもしれないのに、

それは屈辱的だ、と思い込み、

天職だと知る機会を逃している人がいるかもしれない。



自分の本当に望む仕事を手に入れるための第一歩は、

こういった思い込みを外して、

他人の価値観のために働かない前提で考えることだ。


自分の価値観のために働くためには?

自分の喜びのために働くとは?

自分が仕事を通して本当に欲しいものは何か?


仕事に不満がある人や

今一度仕事を見直してみたい人は

このような質問をなげかけながら、

自分にフォーカスして、本書を読むことをおすすめする。

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