1.体にいることは難しい?
人は、なかなか自分の体にいることが難しいそうです。
「へ?何言ってんの?」
そう思いますよね。
私も初めて聞いた時、「ハぁぁぁッ!そんな訳ないでしょ!死んでないし!」って思いました。
それを知ってか、道理でスピリチュアルに詳しい方々は、やたらと『グラウンディング』なる言葉を使う訳です。
私はスピリチュアル用語はそこそこ理解はできているけれど説明が、まあ、はっきり言えば下手なので、ここでは敢えてしません。
気になる方は本やネットでお調べいただければと思います。
一応いうと、私の中で『グラウンディング』は、地球と繋がってるイメージです。
で!
幽体離脱する訳じゃなし、じゃあなんで体から出やすいのかという理由を聞いた時は目鱗ポロリでした。
それは…
「今この瞬間」を感じたままでいる、ということが難しいんですって。
例えば…
トイレ掃除をしているのに、洗濯物が乾かないことを考えていたり…。
友達にLINE送っているのに、頭の中は別の友達と行くランチの店を考えていたり…。
車の運転に集中しているはずが、ふっと目に入ったラーメン屋さんの看板に、ラーメンよりピザがいいなな〜んて、ほんの一瞬だけ考えてしまったり…。
実は自分が思っているほど目の前のことに集中できておらず、「今ここの自分」にしっかりと集中するってことが、案外やれていないそうです。
ちなみに、今にしっかり体にいることができる時は、真剣に運動してる時ってのがわかりやすい例かと思います。
いわゆるゾーンに入ってる時なんか、きっとそうなんでしょうねぇ。
その話を聞いた時、真っ先に浮かんだのは、けらえいこさんの名作マンガ『あたしンち』のみかんでした!
「そうか!体から出ちゃうってこういうことなのね!」と即!納得した程、みかんはもう〜笑っちゃうぐらい体から出やすい子なのです。
どこにいてもどんな時も自分の世界に入りやすい…妄想豊かなところ。
実は私も同じ。
なので、おそらく私も体から出やすいんだと思います。
そういえば若い頃。
「睦菜、オマエにそっくりなマンガ、読売新聞の日曜版でやってるけどあのモデル、オマエか?」
「睦菜さん、すごいですね。ついに新聞に連載始めたなんて」
『あたしンち』の連載開始当初、そんな声をかけられたことが何度かあります。
みかんと見た目が似ているからだと思っていたけれど、そうか、体から出やすいところがさらに似てるのね。
もしかしたら、声をかけてきた人はそんな雰囲気を察したのかもしれません。
そんな私が、今までに学び得たあれこれ不思議感覚で『あたしンちベスト全10巻』を読んでいきます。
「これ、スピっぽ〜い」とか「これはあの法則だね」なんてことを気ままに綴っていきますので、他の文章共々楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願い致します♪
朝日新聞出版 けらえいこ
あたしンちベスト9巻(あの人に会いたい)
『心の旅』57ページより