八月のスーベニア妄想語り
タイトル通りです。八月のスーベニア聴いたら無限に妄想が広がったのでただ書き殴ります。本当はちゃんと妄想した物語を書こうかと思ったけど文才がなかったのでやめました。テキトーに書きます。
歌詞1個ずつを深堀りするというよりも、歌詞全体を読んだ自分の感想的な面が強いので、別にガチ考察とかではないです。
まずなんでこんなに妄想することになったかというと、全人類やったと思うんすけど、「ジニア」って何かと思って検索したからです。
ジニアは5月~11月くらいの長期間咲く花で、花言葉は「不在の友を想う」「別れた友への想い」「幸福」とからしい。
完全にこれが結論すぎるだろマジで。
個人的解釈としては「僕」が大人になってから、あの夏に死んでしまった「君」について想う歌って感じです。
考えていくと死んだのは「君」じゃなくて「僕」なような気も確かにする。
あと1個イメージとして浮かんだのが、小説とかでたまにある2人の視点でそれぞれ物語が進んでいって、最後に交わるみたいなエモいやつ。
仮面ライダーキバを想像してもらえると助かる。
「僕」と「君」がそれぞれあの夏に置いてきた想い出を辿りながら、最後に「君(僕)」に出会う、みたいな。
多分このパターンだとどっちかがあの夏に死んでしまったとかではなく、2人一緒に死んでしまって、でも約束を守らずに成仏出来なくて、、、みたいやつ!!
お互いがお互いを生きてると思って、自分は死んでしまったけど、大人になった君に会いに行こうとしてる的なイメージ。
このパターンだとラストはお互いが顔を合わせることは無いけど、「また海に行きたいな」の言葉は「僕」に届いて、それを聞くと同時に2人ともこの世から消えてしまう。
その場には「僕」も「君」も好きだったソーダと花束が道に2セット置かれてると思う(子供が事故死した時に現場に置かれるカルピスと花的なやつ)。
このイメージめちゃくちゃ妄想広がって好きなんだけど、さすがに過大解釈っぽい。ラスト1ページで大どんでん返しをしたかった感が否めん。どんでん返し読みたければイニシエーションラブ読んどけばいいよ。おすすめ。映画の方は知らんけど。
とりあえずこっから本命の妄想語りします。
「僕」は中2くらいで「君」は同い年か少し年上の女の子だと思ってる。
「僕」はそこそこの都会に住んでたけど、暑い夏に気まぐれで出かけた海が近い街で「君」に出会う。「僕」は写真撮るのが趣味とかで、海の写真を撮りたかったんだと思うよ。「君」が甘酸っぱいソーダが好きで、たまたまそれを飲んでた「僕」が1口ちょーだい的な感じで絡まれる。そんな感じのイメージだからやっぱり「君」の方が年上だね。中2と高1くらいかね。
ソーダ飲んでて「君」に絡まれてるのは、古びた駄菓子屋みたいな場所っぽい。サマポケの空門蒼が働いてるとこがイメージ的には近い。
てか全体的に舞台はサマポケみたいな雰囲気の場所がイメージに近いかも。
「僕」と「君」はお互いのことを全然知らないまま、成り行きに任せて海に行きます。別に綺麗な海ではないけど、「僕」からは何故かめちゃくちゃ輝いて見えるんすよ。そこで一緒に花火を見に行く約束するんよ。「絶対、約束だ」っつって。
んでその時に「僕」が「君」の写真撮ってて、それを現像して渡すのも約束だったんだと思う。
でも花火の日は台風だか大雨だかで中止になっちゃって、約束は叶わず。台風一過の翌日に「君」と話した道とか海とかに行くんだけど、結局会えずに8月が終わっちゃう。
諦めて家に帰る途中に「君」が好きだったソーダと一輪の花が道端に置かれてるけど、「僕」は見えないふりしてそのまま帰ってしまうらしい。
そのまま「君」と会えずに年月が経って、「僕」が大人(社会人3年目くらい)になった時、あの夏の場所に行って、たまたま「君」の家族(母か妹)に出会って、本当に「君」がこの世にはもう居ないことを知らされる。
それで約10年越しに「君」のお墓参りをして、その日の夜に「約束」してた花火に1人で行くことにして、、、。
「君」のことを考えながら花火を見終えて、家に帰ろうとした時に背後に気配を感じる。
「君」の声で「また海に行きたいな」って聞こえて、振り返ると「君」が後ろに立っている。
涙を堪えながら雲ひとつない夜空を見上げて、目線を下に戻すと、「君」の姿はもうどこにもない。
翌日とかにもう一度お墓に行って、10年以上経ってるから色あせてしまった写真をお墓に置いていって「君」に別れを告げて、でも一生忘れないことを「約束」してお墓を後にする、、、
という妄想でした!!!!!
書いてて思ったんだけど、この曲セリフの前後関係が多分バラバラになってるっぽくないすか?
セリフというか全体的に、今とあの夏が散りばめられてるくないすか?
回答配ってくれ!!!いややっぱこのまま妄想させてくれ!!!って気持ちで感情ぐちゃぐちゃだ。
マジで歌詞が良すぎる。曲も神だけど。
「また来年もここに来よう」っててっきり「君」と海か花火に行こうっていう約束かと思ってたけど、もしかして「ここ」って「君」のお墓のことか?
だとしたらこの一節が物語的にはエピローグなんじゃないかなーー、とか一緒考え続けてしまってもうてる。
一瞬だけ姿を見せてくれた「君」は大人になっていたのか、それともあの夏のままなのか、それはなんか知らんけど上手く想像できんかった。
本当に妄想が広がりすぎて好きな曲すぎるので、ライブで水瀬いのりさんがどんな表現してくれるのか楽しみだ。
こんな雑な文章ここまで読んでくれた人、あざす! ライブ楽しみですね!!!
ps.
書きながら別の考察(妄想)も浮かんだので、気が向いたらまた書きます。気が向くかどうかは知りません。