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退職までのカウントダウン episode 13

退職まではまだ2ヶ月以上あるのですが、何だかんだで週1ペースで仕事をすることになっています。その分早めに有休消化期間に入れたのはとても良くて、日々の仕事のストレスからは解放されました。

そして、通常は有休消化に入る前に行われる「退職説明」なるものが、私にも行われたので、退職する社員に対して会社(人事)がどんな説明をしているのかをご紹介したいと思います。


退職日の手続きについて

私の場合、退職日が平日なので、当日は出社して人事の長から辞令の交付を受けます。その後、物品の返却をして、秘密保持の誓約書にサインして終了。全部で15分程です。

ちなみに定年退職の場合は、社長・会長からの辞令交付と、お茶を飲みながらの歓談の時間があって、これを避けられたのは地味に嬉しい笑 歓談に立ち会ったことがありますが、人によっては共通の話題もなく苦しい時間になります。

退職日に返却するものは、社員証・健康保険証・社章・社用印(社名&日付入り)と、ノートPC・社用スマホです。急に退職する実感が沸きます。

あとは、退職までに給与明細や源泉徴収票を取得するサイトのログインメールアドレスを、退職後も使えるアドレスに変更しておくよう案内がありました。

退職金と企業年金について

まずは退職金の金額(額面と手取り)が提示されました。事前に自分で計算していたものと一致していて一安心。退職後5月までの住民税も天引きされます。退職後1年目の住民税は金額が大きいので、6月以降の分についても準備しておかねば。

続いて企業年金(確定給付)について。企業年金は勤続20年以上の人が対象で、一時金で受け取ることもできます(勤続20年未満は脱退一時金のみ)。一時金は退職時に受け取るか、60歳到達時に受け取るかを選択できます。

さらに企業年金にも2種類あって、年金で受け取る場合、1つは月5万円の終身年金、もう1つは60歳〜65歳までの有期年金です。退職後も仕事を続ける人は後者を一時金で受け取る人が多いのですが、私はどちらも年金を選択しました。退職後も定期収入があるのはありがたい。

退職金と企業年金については、振込口座申請書と退職所得受給申告書を退職日の前月末までに提出せよとのことでした。

最後に、確定拠出年金(DC)の説明がありました。DCは選択制・給与型です。私は制度導入時から毎月フル拠出しているのですが、退職後半年以内に移管手続きをするよう説明がありました。iDeCoに移管して、拠出を継続する予定です。

今後の社会保険について

まず健康保険について。退職後、就職しない場合は、扶養に入る・国民健康保険に加入・現健保の任意継続被保険者制度を利用、の3パターン選択できます。私は家賃収入があり扶養に入れないので、国保か任継ですが、1年目は国保より任継の方が保険料が安くなるケースが多いようです。保険料については健保に直接問い合わせるように、とのことでしたが、もらった資料をよく読んだら記載がありました(月額65490円)。少なくとも1年ちょっとは国保より安くなるようなので、任継の手続きをしたいと思います。

また細かいことですが、全期前納すると保険料が割引になるようで、割引率と、途中で資格喪失する場合はどうなるかも聞いてみようと思いました。

続いて厚生年金についてですが、国民年金の手続きについて説明が無かったことに気付きました。担当者に伝えなければ。

最後に雇用保険ですが、失業保険受給のため、離職票の発行をお願いしました。再就職の意思は今のところあまりないのですが、自営・起業も対象になるようなので、ハローワークに通う予定です。

その他

最後に以下のような細かい説明がありました。

  • 退職月まで勤怠入力を完了させること

  • 退職月は社員食堂は社員証で利用せず、Suica等で払うこと(給与天引きできないため)

  • 退職月は社会保険料が2ヶ月分控除されること

  • 福利厚生カフェテリアプランを早めに使うこと

  • 経費精算用銀行口座は退職後も使えること

  • 会社のメールアドレスは退職日の24時で使えなくなること

  • 社友会(OB会)入会について(→夫が同じ会社で働いているので、ひとまず入会しないことにしました)

その他、私は対象外ですが、社員持株会・給与天引きの保険料・財形等がある場合は、退職までに手続きが必要になるそうです。

以上、改めて書いてみたらまあまあの分量になりました。初めて聞く人はびっくりしちゃうかもしれません。退職までまだ時間があるので、粛々と手続きと準備をすすめようと思います。

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