ユタ 保育園入園から年長まで
1年間の育休明けて私の職場復帰のため、1歳で保育園入園したユタ。
保育園に泣かずに行ける様になるのに1年かかったカナとは反対に、ボーッと?何事もなかったかの様に泣きもせず、先生に抱っこされバイバイするユタに、多少違和感を持ちつつも当時の私は呑気に『楽な子だなぁ』と思っていました。
そもそも、この時小学校1年生になったカナが、
トラブル起こすは行動は???
の連続で、気の休まる日がない子だったので、私の気がカナに集中していたのもあったかもしれません。
唯一気になったのは、無駄な動きの多い事でしたが、上が女の子だったので、それも男の子だからかなぁと思っていました。
ところが、年中さんの春
『ユタ君集団生活が出来ません』
と担任の先生から言われます。
通っていたのは幼保園だったのですが、保育園から幼稚園の園舎への移動を嫌がる、嫌な事があると狭くて小さい穴の様な場所に隠れる、好きな事が時間になってもやめられない...
その他もろもろ、集団生活に困る事が多々発生していると言われました。
ただ
年少までは問題が無かった事
3月生まれ
という理由で、もう少し様子を見てみます。との事でした。
ちょうどその頃から、爪噛みや洋服に穴が開くほど噛んだりする様になります。今思えば、相当なストレスだったのだと思います。
秋になりカナが発達障害だとわかった事をきっかけに、もしかしたらユタも?と思った私は先生に聞いてみました。すると先生は
自分は経験が浅く子供達を保育する上で困る事も沢山ある。そのため市の支援センターの面談を受けている。ユタの事についても相談している。
という内容を話されました。
先生は気づいていたのだと思います。でも親に『発達障害かも?』
と話すのは難しかったのでしょう。
先生が初任だった事もあり自分が未熟なせいでと話しながら、片付けや遊びについても支援センター指導の元、工夫して下さっていた事がわかりました。
そしてその支援のおかげでユタは集団の中で生活できている事、それでも心配なら5歳児健診があるからそこで相談したら良いと教えて下さいました。
事実、爪噛みも洋服の穴も少なくなっていて、保育園へ行くことも嫌がる事はありませんでした。
ですが年長で担任が変わった途端、それまでして下さった支援が全て無くなってしまいました。
この時の担任の先生はベテランの先生でした。年長さんではこの支援なしでも出来る様にならないと小学校で困るでしょ!
という考えだった様に思います。
この頃には参観に行っても、みんなと同じ行動は全くせず、好き勝手しては先生に叱られていました。そして爪噛みも洋服の穴も増える一方で、行き渋りもありました。
3月生まれのユタは年長さんで5歳児健診を受けて療育を開始します。
ひょうきんで人を笑わせるのが好きなユタは、それを褒めて喜んでくれる療育の先生が大好きでした。
保育園では難しくても、療育では先生がユタの良い所ばかり言われるので、私は小学校までになんとかなるかも!?と思い始めていました
でも、1つだけ気がかりな事がありました。
それは文字についてでした。
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